昨日は文化の日ですが、入間基地の航空祭の日でもありました。私も行ってきました。
ほぼ毎年この日に航空祭が開かれ、首都圏からいちばんアクセスがしやすく、毎年お天気にも恵まれることから、たくさんの人が詰めかけます。
私も中学生の頃から毎年のように足を運んでおります。いろいろな事情で行けなかった年や、雨が降った年の方を覚えているくらいです。それくらいの回数、足を運び、お天気に恵まれているということでしょう。家から1時間で行けるところですので、行きと帰りの電車の混雑、基地内での混雑を我慢すればこれほど手軽に行けるところはありません。駅を降りたら目の前が基地、というのも珍しいものです。岐阜基地も駅から近いですが、それ以外は駅からバスに揺られていく基地も多く、バスに乗るまで長蛇の列だったり、渋滞に巻き込まれたりというストレスもあります。
昨日は19万人が訪れたということで、決して大きいとはいえない基地に、今年もたくさんの人がつめかけたわけです。みなさんのお目当ての多くはブルーインパルスのフライトということで、昨日は途中で演技が中断するハプニングがありましたが、大いに盛り上がっておりました。
さて、入間基地は今年60周年を迎え、航空祭のプログラムにもそれに因んだ記載がありました。ただし、もともとは旧陸軍由来の飛行場ですし、戦後は(当然ながら)米軍に接収され、ジョンソン基地と呼ばれていました。短期間ではありますがF86Fを装備した第9飛行隊という戦闘機部隊もありましたが、輸送、点検などを目的とした「武装していない」航空機が多数配備されているのも特徴です。私もこの数年は飛行点検隊のYS11のフライトがお目当てとなっています。この飛行点検隊は、点検用の航空機を用いて全国の自衛隊基地の航空保安施設(電波・灯火など)が正常に機能しているかチェックする部隊です。垂直尾翼の部隊マークは赤白のチェックを採用しています。YS11も、もうひとつの使用機種のU125も赤と白に塗り分けられ、軍用機らしからぬ姿です。YS11は言わずと知れた戦後日本で開発された最初の旅客機ですが、航空自衛隊でも飛行点検だけでなく、人員輸送、電子戦などを目的にまとまった機数が導入されました。かつては入間基地の航空祭と言えば、用途に応じたさまざまな塗装のYS11が駐機していたものですが、退役も徐々に進んでおり、飛行点検隊のYS11についても後継機種の導入も決まっていますので、赤白塗装のYS11もそろそろ見納めとなりそうです。そんなわけで昨日もロールスロイスのダートエンジンの音色を聴きながら、基地上空を航過する機体を眺めておりました。

ともすれば戦闘機やアクロバット飛行チームのような分かりやすいものに目が行きがちですが、人員、物資の輸送に活躍するC-1輸送機、飛行場を持たない施設に物資を運ぶCH47ヘリコプターなど、入間基地には地味ながら大事な働きをしている機体、部隊がいます。昔はB65(ビーチクラフトクイーンエア)、MU-2Jといったビジネス機由来の機体も配備されており、私がマイナーな機種も好きなのは、いわば「地元」の基地とその機体を見て育ったからなのかもしれません。
さて、昨日は新鋭のC-2輸送機も入間航空祭に初お目見えでした。以前岐阜基地で見たときはそれほど大きさを実感できなかったのですが、C-1輸送機と比べると本当に大きいですね。自衛隊の役割が昔と異なってきている中で、護衛艦の「いずも」や「ひゅうが」などとともに、装備の大型化はそうした流れに沿ったものなのでしょう。
ほぼ毎年この日に航空祭が開かれ、首都圏からいちばんアクセスがしやすく、毎年お天気にも恵まれることから、たくさんの人が詰めかけます。
私も中学生の頃から毎年のように足を運んでおります。いろいろな事情で行けなかった年や、雨が降った年の方を覚えているくらいです。それくらいの回数、足を運び、お天気に恵まれているということでしょう。家から1時間で行けるところですので、行きと帰りの電車の混雑、基地内での混雑を我慢すればこれほど手軽に行けるところはありません。駅を降りたら目の前が基地、というのも珍しいものです。岐阜基地も駅から近いですが、それ以外は駅からバスに揺られていく基地も多く、バスに乗るまで長蛇の列だったり、渋滞に巻き込まれたりというストレスもあります。
昨日は19万人が訪れたということで、決して大きいとはいえない基地に、今年もたくさんの人がつめかけたわけです。みなさんのお目当ての多くはブルーインパルスのフライトということで、昨日は途中で演技が中断するハプニングがありましたが、大いに盛り上がっておりました。
さて、入間基地は今年60周年を迎え、航空祭のプログラムにもそれに因んだ記載がありました。ただし、もともとは旧陸軍由来の飛行場ですし、戦後は(当然ながら)米軍に接収され、ジョンソン基地と呼ばれていました。短期間ではありますがF86Fを装備した第9飛行隊という戦闘機部隊もありましたが、輸送、点検などを目的とした「武装していない」航空機が多数配備されているのも特徴です。私もこの数年は飛行点検隊のYS11のフライトがお目当てとなっています。この飛行点検隊は、点検用の航空機を用いて全国の自衛隊基地の航空保安施設(電波・灯火など)が正常に機能しているかチェックする部隊です。垂直尾翼の部隊マークは赤白のチェックを採用しています。YS11も、もうひとつの使用機種のU125も赤と白に塗り分けられ、軍用機らしからぬ姿です。YS11は言わずと知れた戦後日本で開発された最初の旅客機ですが、航空自衛隊でも飛行点検だけでなく、人員輸送、電子戦などを目的にまとまった機数が導入されました。かつては入間基地の航空祭と言えば、用途に応じたさまざまな塗装のYS11が駐機していたものですが、退役も徐々に進んでおり、飛行点検隊のYS11についても後継機種の導入も決まっていますので、赤白塗装のYS11もそろそろ見納めとなりそうです。そんなわけで昨日もロールスロイスのダートエンジンの音色を聴きながら、基地上空を航過する機体を眺めておりました。

ともすれば戦闘機やアクロバット飛行チームのような分かりやすいものに目が行きがちですが、人員、物資の輸送に活躍するC-1輸送機、飛行場を持たない施設に物資を運ぶCH47ヘリコプターなど、入間基地には地味ながら大事な働きをしている機体、部隊がいます。昔はB65(ビーチクラフトクイーンエア)、MU-2Jといったビジネス機由来の機体も配備されており、私がマイナーな機種も好きなのは、いわば「地元」の基地とその機体を見て育ったからなのかもしれません。
さて、昨日は新鋭のC-2輸送機も入間航空祭に初お目見えでした。以前岐阜基地で見たときはそれほど大きさを実感できなかったのですが、C-1輸送機と比べると本当に大きいですね。自衛隊の役割が昔と異なってきている中で、護衛艦の「いずも」や「ひゅうが」などとともに、装備の大型化はそうした流れに沿ったものなのでしょう。