ということで、桜の季節のF1日本GPにやってまいりました。きょうは本当にたくさんの
方が詰めかけています。金曜日とは思えないほどです。チケットも完売間近、などと言われており、角田効果のようです。
プログラムだけでなく、こういった表示も間に合いましたね。
そして今年はホンダの初勝利から60年ということで、優勝車両のRA272が展示されました。
細部写真もたくさん撮ってきました。模型作りに活かしたいです。
レッドブルが日本GPに合わせてカラーリングをこの時代の日の丸カラーっぽくアレンジしてきました。
カーナンバー22、角田がドライブしています(午後の走行で撮影)。実はカウル後方の「HONDA」の文字も60年代第一期参戦調にしているほか、写真ではわかりませんが、ノーズのホンダのロゴマークも昔風にしています。
この赤いHのマーク、N360あたりまでこれだったような・・・。
日本GPに合わせたスペシャルカラーはこちらも。代表が日本人で、トヨタとの提携も進むハースはいつもの白・黒・赤に桜の模様を入れました(こちらも午後に撮影)。
金曜はフリー走行が午前、午後の2回行われ、予選、決勝を見据えたマシンづくりをしていきます。また、金曜午前限定という形で、チームのリザーブドライバーがドライブすることもあり、今回はアルピーヌの平川亮が午前中のみドライブし、チームメイトをしのぐタイムでした。
午前の走行が終わってやはりマクラーレン好調のようです。レッドブルは王者フェルスタッペンが5位、角田が6位と好発進です。とにかく風が強く、寒く感じられました。もう一段暖かい服装にすべきだったと反省です。
一回目のフリー走行が終わり、私は「レーシングギャラリー」へ。去年オープンしたときは予約制でしたが、今年は入場自由となっていました。
皆さんが紹介しないようなマシンをご紹介。
第二期F1参戦時のマシン、スピリット・ホンダ。
むき出しのターボエンジンも見えます。ホンダが勝てるようになるのは、そのあとでウィリアムズと組んでからです。
第三期参戦から、2000年のBARのマシンで、R.ゾンタがドライブしました。ベルギーでハッキネンがシューマッハと周回遅れのゾンタをまとめてパスしたシーンを思い出すな(いろんな意味で複雑だけど)。
そして第四期のマシンから、2015年のマクラーレン・ホンダ
申し訳ないけど「戦闘力はないが仕上げは美しい」部類に入るマシンです。
2回目の走行は15:00からスタートしました。金曜日は自由席エリアが広いため、私も2コーナーあたりに移動して、写真を撮りました。開始10分程度で、アルピーヌのドゥーハンが1コーナーで大クラッシュ。赤旗中断です。ドゥーハンはルーキーで、お父さんはかつての2輪王者です。
幸いドゥーハン(中央・ピンクのレーシングスーツ)は無事でしたが、タイヤバリアが崩れてしまい、急遽補修です。
はたらく乗り物が一斉に集まってきました。事故発生から15分程度でコースとコース脇の応急処置も済んでセッション再開です。
ところがデグナーカーブだったかで今度はアロンソがスピン、また中断です。
(アストンマーチンのアロンソ、緑のマシンのカラーリングは私もお気に入りですが・・・)
さらに今日はマシン底面などが路面とこすれたときに発生する火花が原因なのか、コース脇の芝生が燃えるという珍しいアクシデントで中断、午後はなかなかタイムを出すのが難しい走行となりました。
フェラーリファンの私としても角田の走りは気になりますが、ハミルトンも移籍後初の鈴鹿です。
明日の予選はまた一波乱ありそうな気もします。
こちらはマクラーレンのピアストリ。
このままサーキットを後にしまして、だいぶ歩きますが鈴鹿のイオンモールへ。こちらでこんなイベントをやっていました。
かつては鈴鹿サーキット稲生からサーキットへ行く道すがらで大型テントによるグッズ販売をされていた名古屋のお店が、近年はイオンモールでバーゲンやら、イベントやらということで私ものぞいてきました。
さすがに今日はたくさん歩きましたので、モール内のドトールでちょっと一休み。こういうときのドトールは助かります。再び歩き出して平田町駅へ。平田町は2年前の金曜日も使ったのですが、あのときより確実にお客さんが多いです。伊勢若松で急行に乗り換え、名古屋には19:30頃着きました。飲食店もF1帰りのお客さんで盛り上がっていましたし、ホテルでもコインランドリーで海外のお客さんと話をしました。明日は少しだけ遅く起きて、遅めにサーキット入りです。