M・吉田のブログ

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キーボード・マニア

2005-06-08 13:43:13 | ピュアでもない日々
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一時期は隆盛を誇っていたタイピングゲームも、
今は影も形も見なくなりましたね。

ブームになる前にも、タイピングゲームと言うのは出ていましたが、
激打を発端に、キャラクターもののタイピングゲームが一気に増えたものです。
市販品、フリーソフトを問わず。


タッチタイピングが出来ない時代、この「激打」をやって
「難しい!」
と感じたものですが、今は自然に指が動くわけで、
多少は先に進めるようになったというものです。

しかし、正直、タイピングゲームをやっても、
タイピングが上達した記憶は無かったような。
むしろゲームに合わせて打つ覚えゲー的になってましたね。

もちろん、あくまでタイピング「ゲーム」ですから、
上達をするならば、ちゃんとした教育タイピングソフトの方が良いと聞きますが。

M・吉田はと言えば、キーボード入力はチャットで鍛えられた人間ですし、
出題されたモノを見て、理解してから打ち込む、ということをするよりも、
自分の意見を(発言のタイミングを逃す前に)自分ですぐに言葉にして打ち込んだ方が、
自然と回数=経験が積まれ、上達するような気がします。

そういう面で言うと、タイピングの上達としてソフトウェア…ゲームを選ぶなら、
MMO RPGなどの、オンラインゲームの方がタッチタイピング上達に向いていると思います。



タイピングゲームに話を戻して。
ゲーム的観点で見てみますと、
この手のソフトは、大半が「ちゅ」を入力する時、「CHU」か「TYU」か選ぶ
ということをさせてるわけですが、コレがもどかしくてたまりません。

ホームポジションとか完璧な人は全く問題ないのかも知れませんが、
私なんかは直前に押したキーの位置によって、押すキーを変えたりしますので
(「ちゅ」の場合、通常は CHU と入れていますが、数字キーの後なら、TY…と続けやすいなど)
不本意なミスが多数出てしまうわけです。ひぃ。


そういうわけで、好きなタイピングゲームに
タイピング・オブ・ザ・デッド」や「ルパン3世 THE TYPING」があります。(両方セガ)
まぁこれらって、ゲーム展開は同名のガンシューティングの使いまわしなんですが、
「ちゅ」を打つ時、常に「CHU」でも「TYU」でも「CHILYU」でも「TIXYU」でもOK、
さらに、日本語入力にも完全に対応しているという、
とても素晴らしい親切設計に乾杯であります。

素晴らしい親切設計、というか、どのゲームでもこれは搭載してほしい要素だったと思います。
市販のゲームとして出すならこのくらいは…ねぇ。
なので、「タイピング・オブ~」や「ルパン」は、他のゲームよりも出来が良く、面白く感じます。
難易度高いけど。

いやまあ激打、企画は面白いんですけどね。
でも出てほしいキャラがかなり抜けたりしてるしねえ。


さて、そうした入力設計を考慮すると、一部のゲームが、
パッケージ裏などに謳っている「訓令式/ヘボン式を選択可能!」って、
ファミコン時代の大容量2メガ!っていうキャッチコピーに見えて仕方ありません。

というわけで、いまさらタイピングゲームは出ないと思うわけですが、
出るとしたら、このような「入力のし易さ」を
ゲームの難易度の高さは、操作性の良さの上で成り立たせるべきかとおもいます。

また、前述したように、どうにも「タイピング技術の向上」を目的とは出来にくいと思いますから
いっそのこと、タッチタイピングから離れたゲーム性を持たせると良いのでは。
スコアアタックとか、タイムアタックばかりではなく。
キーボードというインターフェースは、
ウィザードリィ(PC版)の罠解除のような、ちょっとしたアイデアで、
まだまだ活用の機会があるものだと思います。

せっかくの誰でも持っている、コントローラ以外の入力デバイスなのですから、
使い方次第で、いろいろ面白いことが出来ると思うんですけどね。

もちろん、ゲームとして見た時、
キーボードだから(ゲームパッドよりも)敷居が高いというのはありますけどね。
でも、ゲームに昇華できる良いインターフェースだと思います。



またタイピングゲーム…もとい、
キーボードを使った面白いゲームが出てほしいものです。


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さーて、明日からは…
また新しくピュアプレイ日記でもはじめましょうか!



コメント
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