M・吉田のブログ

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「主人公」とはかくも重要なものか

2012-02-29 23:52:22 | ピュアでもない日々
お疲れ様です。
2日坊主で更新を止めておりましたM・吉田です。

「メタルマックス2リローテッド」のピュアプレイでもしようかと思ったら、
サッとクリアしてしまったため、完全に日記をつけるタイミングを逸してしまいまして、
…などと言い訳を語る次第です。



さて、いきなりですが、映画といえば。

日本で映画といえば、
日曜洋画劇場とかの影響か、どうも洋画というイメージが先行する当方ですが、
最近は日本の映画も新作ラッシュになってるみたいです。

そんなわけて見てきちゃいましたよ、
話題の日本映画!

そう…



逆転裁判



あの有名人気ゲームの映画化というだけあって、
客席は満席なのは中央付近だけで特に前列とかガラガラでしたよ!

ゲーム原作ではないですが、
原作ありきの実写化という前例は「デビルマン」とか「ドラゴンボールZ」とか、
輝かしい先駆者たちがおりますが、はてさて本作は!という想いを込めて観ましたが…。


意外と言うかなんというか……
期待しなければそれなりに楽しめますよ!

映画を見た感想としては
  • 成歩堂や御剣の実写化の頑張り方がすごい。
  • イトノコ刑事のクオリティは残念。も少し年齢を…
  • ラストの矢張アレンジもやや残念、尺の都合なんだろうか。
  • 真宵ちゃんは実写にするとアリエナイ格好だと認識しました。
  • …ってか原作からして別に霊媒師である必要ってないよね?>真宵
  • ストーリーはほどよく映画サイズにアレンジされてました。

とまあ、こんな感じですが、
映画を観て、あらためて原作シナリオの秀逸さを噛み締めた次第です。
伏線が絡みあってたんだなあ。



~~~~~



まあ、このタイミングで映画というのも、
ルパン三世VSコナン……もとい、「レイトンVS逆転裁判」を意識してのことでしょうかね?
もしくはiOS版かな?

あるいは制作が決定した、新作「逆転裁判」を見据えてのことでしょうね。



いやー、それにしてもやっぱりゲームというものは、
それを根強く応援してくれるファン層の支持はとても大きいことは、
某14作目ゲームでやらかしたあのメーカーがそれを証明してくれましたね。

だからこそ、意識してか意識せずかはわかりませんが、
プレイヤーの分身である、ゲームの主人公キャラというのは実に重要な存在と言えます。

これをよくわかんないけどなんか変えちゃったってことで失敗したゲーム、
もしくは失敗の引き金を弾いてしまったゲームは過去に数知れず。

KOFの草薙京しかり。
サクラ大戦の大神少尉然り。
メタルギアのスネーク然り。

「KOF」の京なんかはマンネリ解消でやったつもりかも知れませんが、
ともあれ「K'」も悪くはなかったものの、初代と庵のインパクトほどには奮わず。
ようやく慣れてきた頃に、また主人公チェンジと、愛着廃棄に定評がありました。

まー、ゲーム自体のマンネリが解消されてないとかそういうこともあり、
そもそもメーカーに問題があったんじゃとかいう説もあります。
そんな当方はSNKサポーターズクラブに属していた黒歴史が以下略

「サクラ大戦」は、ギャルゲーというだけあって男キャラは脇役…と思いきや、
プレイヤーの投影として活躍した大神さんは、シリーズに欠かせない人物にまでなってました。
体が勝手にシャワー室に…

一見してゲーム人気とは無関係の人物にも、
やはりゲームに「しっくりくる」ものというのがあるんだと思いますね。

しかし、一度変えてしまったからって、元に戻せないわけじゃないです。

「メタルギア」も、ソリッド2の雷電は……やはりスネークほどのキレがなく。
しかしながら次回作では主人公を、実際は別人とは言え、ほとんど同じ「スネーク」に戻し、
ユーザの不評不満(?)を解消した、なんて前例があるわけですから。

コナミはそのへん上手で、
マジックアカデミーでもやらかしましたが、これも軌道修正してファンを呼び戻しました。
メーカーとしてはともあれ、ゲーム単体なら「覆水盆に返る」ことも出来るのではないかと。


もちろん、単に主人公を変えたからゲームが悪くなった!ってわけじゃないんですが、
逃れがたきジンクスというものは、不思議と持っているようです。


格闘ゲームの傑作である「スト3」だって、
アレックス(誰それ?)が主人公 → 1stも2ndも奮わず。
初期カーソルをリュウにしました(あと春麗復活) → 3rd STRIKE 最高www ……という流れを辿っています。

それを踏まえたのか、その次回作である「スト4」では、
「新しい主人公を立てたいけど、アベルじゃなあ…」→ 開発「全員が主人公ですよ!」というスタイル。
こうすることで、ジンクスを避けたと言えるかも知れません。



~~~~~



「主人公」。

やはりどんなゲームであっても、
ゲームに思い入れが強ければ強いほど、
主人公キャラクターというものにも愛着が湧くものです。

とあれば、特に話が連続しているシリーズ物であるのなら、
安易に、不用意に主人公をチェンジしてしまうということのは、
過去に見たジンクスの罠に嵌る行為といえるでしょう。

ゲームキャラにのめり込む人たちばかりでなく、ライトユーザーな方であっても、
ゲーム、シリーズのファンとあらば、この点は決して無視出来るものではないと、
ゲームクリエイターの皆様には、是非とも心の片隅に置いておいて欲しいものです。


ま、冒頭にも書きました「逆転裁判」は問題ないでしょう。

映画でも成歩堂くんが活躍してましたし、
レイトンVSでも、成歩堂くんが登場することになっています。
制作決定した新作「逆転裁判」でもそうでしょう。

なんていったって、
我らが「逆転裁判」シリーズは一度も主人公チェンジしたことないですからね!
楽しみですね!「逆転裁判」!




コメント (9)
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