『サイキン恋シテル?』
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お手数ですが、まずはこの公式サイトを
パッとでいいから見ていただきたく存じます。
ええ。
はい。
「細菌が見える」ことというか、この菌のデザインというか…
ここまであからさまに某漫画のパクリだと、
清々しいと感じる人もいそうなくらいですね。
ギャルゲーやら乙女ゲーやらを作るにあたって、
しかし、自分じゃあオリジナリティを出すことはできない。
そいじゃあ、近頃は通の間じゃ、
チョイと人気なアレからネタを頂戴しつつ
これでゲームのオリジナル要素として成立させちゃおう!
なーんて発想があったかどうかはさておき、
ともあれ、2009年の現在になっても、実にゲーム作りって変わってないんだなあ、
そんな風に感じる昨今でございます。
しかし、「菌が見える」部分と言うか、その菌キャラの強調ぶりは、
なんというか…コレの企画者って、「もやしもん」をあんま知らないんじゃないの?
なんて憶測ができてしまうのは当方だけでしょうかね。
あ、もやしもんって言っちゃったよ。
まあいいか。
ともあれ、もやしもんのグッズ展開とかは、たしかに菌キャラとか多いですが、
漫画の人気の要因って、そこだけじゃないと思うんですけどねえ。
「もやしもん」好きな当方としては、
ちょっと心穏やかならざる、こういう
心のもやっとボールを全力投球中でございます。
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まあ、なんにせよ、おそらくは
カワイイ菌キャラで客寄せをするっていうコンセプトなだけで、
内容はきっと、ごく普通な乙女ゲーなんでしょうね。
なんて思っていましたら、
ファミ通の記事によると、こんなゲーム内容が紹介されています(抜粋)。
●サイキンをつけて感情を操作
突如、“サイキン”が見えるようになってしまった女の子が主人公の、
恋愛アドベンチャーゲーム。
サイキンは“喜び”や“怒り”などの、人間の感情から生まれる不思議な生き物。
捕獲したサイキンを別の人につけると感情を変化させることができるのだ。
意中の男性にサイキンをつけ、ふだんは語らない言葉を引き出して物語を進めよう。
「細菌をつけて感情を操作」って…
いったいどんな生物兵器ですか。
「サイキン」とカタカナで書いたり、
カワイイ菌キャラの外見でプリティなイメージで済まそうとしてますが、
やってることはブラックって言うかマッドネス方面じゃないっすか!
一歩間違えばバイオハザードの予感!
お、俺はだまされないぞ!
あー、でも考えてみれば。
恋愛シミュレーションって初代「ときメモ」くらいしか経験ないですが、
その登場人物って、結構ぶっ飛んでた気がしますね。
紐緒さんとか。
ギャルゲー、乙女ゲーの設定って言うのは、
このくらいはまだまだ序の口って言うか、
これは正常な部類なのかもしれない…んですよね?たぶん。
ツッコミ入れるだけ野暮なのか。
でもなんか騙されている気がする。
そんな気分に苛まれる春の夜長な今日この頃。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。