M・吉田のブログ

はじめてお越しの方は、左側「カテゴリー」の「おすすめ過去記事リンク集」などからどうぞ。

遅ればせながらレイストームHDの話題

2010-05-13 02:05:47 | ピュアでもない日々
いつもどおり時季はずれな話題ですが、
とうとうレイストームHDが配信されましたね。
※リンク先BGM注意



今秋配信、今冬配信、今春配信と、延ばしに延ばしてきたもんですから、
てっきり一周して今秋配信になるのなと思いましたが、なんとか発売され一安心。

タイトルにも冠された「HD」=ハイデフの文字。
1996年当時に鮮烈な印象を与えた映像を持つレイストームは、
高解像度化により、どのような進化を遂げたのでしょうか。



レイストームHD



うーーーーーーーん。



ぶっちゃけなくても、微妙?


ゲーム部分は良い。
…というか、そこに変化はないように見えます。
でもグラフィックがなあ。高解像度なんだけど。

アーケード/PS版の発売当時に、スペックの都合上(推定)、
敵機体や地形を、ポリゴンモデリングではなく
テクスチャで表現していたところをですね。

これを、HD版でも、やっぱりテクスチャで表現しているようでして、
高解像度のせいでそれが目立ち、「のっぺり」感が出てる部分があるんですよねー。

アーケード/PS時代のタイトーシューティングは、テクスチャひとつとっても、
人間の目を誤魔化すテクニック(スピードや低解像度によるもの)が用いられていて、
結果として基盤性能以上の演出をすることに成功していたと思うんですよね。

だから、当時としては何の問題もないどころか、
あらゆるゲームが取込むべき技術だったと思うんですが。

しかし、現代となっては、前述の高解像度化の影響もあってか、
モデリングが全て!金と時間をかけて高画質!という時代になってしまったので、
そういう演出は逆効果になってしまったんですよね。爆発演出ひとつとっても。


期待していたところとしては、
これだけ発売日を延期したんだから
てっきり、全モデルのテクスチャ表現部分を現代風に3Dモデル化しました!
ぐらいのことは、てっきりやってるもんだと思っただけに。

残念だなあ、映像。


まあ、これまでのデモ映像を見る限り
なんとなく想像はしてたんですけどね。



そうは言えども、ゲーム自体はしっかりと「レイストーム」。
ゲーム的な核の部分、内容の移植度はバッチリです。

遠方から迫る敵をどのようにロックオンするかというシューティング性の濃さや、
そのリスク/リターンを考えた立ち回り方により、難易度がガラリと変わるゲーム性、
中型機やロボット、ボス等と対峙した際の「戦闘感」は、やはりレイストームのもの。

また、解像度など関係無しに、
敵機の出現のしかたなどの映像/音楽演出などは、
やはり現代でも高評価なものであることは変わりないところではあります。
(競合が極めて少ないこともありますが)


総括としては、

HDの名を冠するほどに主張しているグラフィックについてはそこまで評価できないが、
ゲームとしては十二分に楽しめるシューティング


なんではないかな、と思います。
本作未体験な方や、現行機で本作をプレイしたいって方なら、
DLして損は無い作品だと思いますよ!っていうかDLしましょう!

リプレイ録画もできますしね。



~~~~~



ちなみに、久々にプレイしたら5面で終了でした。
死因は3ボスの極太レーザーが記憶より太くてびっくりしたことと、
5面ザコの体当たり×2。

それでも4面で一度も死ななかったことに自分を評価したい。



次はダライアス外伝あたりを移植して欲しいなあ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする