M・吉田のブログ

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名作各作

2005-06-01 18:03:30 | ピュアでもない日々
今日はやけに早い更新です。
というか、眠いんで寝ます…。


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「名作」。

最近は時代も進みに進み、ゲームに限らず
絵画、彫刻、音楽、映画などなど、
品質が一定のラインを超えると(?)、「名作」「名曲」と呼ばれるようになり、
レアリティとしての意味合い、また、手の届かないほどに高いレベルの作品、
そういったニュアンスは、なんとも薄れてきたように思えます。

とはいえ、しかし並みの物と比べれば、
そのクオリティの高さは疑うべくもないものが殆どでしょう。

そんな、羨望の対象であり、甘美な響きを持つ「名作」ゲーム、
しかし、それがシリーズ化されると、名作ならではの悩みというものもありそうです。


さて、ちょっと前に、メトロイドの話をしましたね。
スーパーメトロイドがあまりに完成度が高かったので、
GBAのメトロイドフュージョンではフィーバーできなかったという結論でした。

一度「名作」というものを作ると、比較対象にされざるを得なくなり、
もし次回作を作るとなれば、「それ以上」を求められるということになるわけで、
製作者にとっては、なかなかジレンマなところなのかも知れません。


説明不要の「ファイナルファンタジー」シリーズなどは、
基本的なインターフェースや魔法名が共通なだけで、昔と今とでは別のゲームですね。
ですから、「FFやってる人たち」で集まっても、
今派と昔派とでは、中々話が通じず(お互いをプレイしていないこともままある)、
しかも妙に、ドラクエ派vsFF派、
あるいは、プレステ派vsサターン派 みたいな対立があることもしばしば。って、喩えが古いな。

で、ここまで違うなら、別タイトルで出せばいいじゃん!と思いますが、
名作であるがゆえに、多大な期待をかけられ、あるいはメーカーの販売戦略によって、
抜け出すことのできない自縄自縛に陥っている側面もあるでしょう。


また、「ナイツ」や「リンダキューブ」などなどといったゲームは、M・吉田の主観ですが、
続編が作られないからこそ、味わいがあるという要素も含んでいて、
単発で完結しているからこそ、美学がある。味わいがある。
そんな作品は、逆に、次を作りたくても作れないというジレンマがあるでしょう。

いやまぁ、もともと、この2作はそれほどセールスいってないですし、
続編が出ないから名作、というわけでも ありませんが。一応。



一口に「名作」と言っても、それがシリーズ化されるとなると、
色々と思うところがあるものです。

どうも我々…というか、雑誌などのメディアでしょうか…は、
ひとたび名作が出ると、次回作がよほどの出来ではない限り、
次回作もまた、自動的に「名作」と言ってしまう風潮があるように感じられます。

名作シリーズに対して、知識を持っていない人や、敬遠している人に対して進めるとき、
信頼できる情報で面白いゲームを世に広めるという意味でも、
プレイスタイルは何であれ、ピュアなハートで見ていければ良いなと思います。

特に情報を発信する立場の方は。




余談。

ぜんぜん関係ないのですが、
メトロイドフュージョンで、ゲーム欲求が満たされなかったので、
ちょこちょこっと、別のジャンプアクションを見てみたところ、
洞窟物語というゲームがありました。

けっこう話題になっているようなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、
これはこれは、とっても面白いですね。
ファミコン~スーファミチックかつ、見やすく綺麗な画面に、感触が良い操作系。
BGMやSEも凝ってあります。

まったく別のゲームではありますが、メトロイドの良い部分が吸収されてますね。

オススメですよ!



コメント
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