●はだかになる。

毎週見ている榎、
はだかになりました。
手前にわずかに残すだけ。
歩く人が小さく写っているので、その大きさが見て取れます。
大～きな木です。

【榎】（エノキ）ニレ科エノキ属の落葉高木
夏の木って書くけど、冬の姿も素敵です。
繊細な枝がたくさんで。

木の四季は、「椿 榎 楸 柊」

桜並木からひょこんと頭を出している背高さん。
いままで色がにぎやかな桜の落葉におおわれていましたが、
薄茶色の乾いた、この葉でいっぱいでした。

小さな実を食べに、鳥たちがいっぱい来ていたけど、
今は足下に乾いて黒くなった実がこぼれている。



木々を遠目に見ると、心がのびのびします。


1年に一度ぐらいは大きな海を見たいと希っていますが、
（なかなか叶いません）
ゆったりした木々はもっともっと眺めていたい。
そして、遠くの山々も。
心のはだかの部分が乾かないように。





　●見上げたエノキ。2011年12月12日
　●やさしい手。2009年06月21日


▼木々がさっぱり裸になると、見えてくるもの。
これは、大きなトンビ（？）でした。





てっぺんにとまる鳥。
やっぱり高い木の上は、見晴らしよくて、安心でしょうね。
どんな景色が見えますかぁ。




こんな景色のなか、
足下に咲いているたんぽぽを見ていたら、
ひらりひらり、モンシロチョウ。


羽はいたんで、飛び方もゆっくりで。
今はアブラナ科のお花、咲いていないのに、どうするの。
しばらくながめていました。




ちび庭に雀らしき羽が散乱していたのが昨日の朝。
今日は、パンくずをまいたけど、
雀たちがやってきません。
「あそこは、危険地帯やから行ったらイカン」と、おふれがまわされたようです。

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●誰がために。

日曜日の散歩道。

センダンの木。もうすっかり葉を落とし、
実も黄色に熟していました。

【栴檀】（センダン）　センダン科の落葉高木
西日本から南アジアに自生。






いい景色。

ギンナンほどの大きさのこの実、毒があります。
その毒は、鳥にちょっとずつたべてもらうための作戦なんだって。

その毒、人間にも役立つらしい。
センダンの木がインフルエンザの予防に注目されています。

街路樹として植えられることもありますが、
空き地に勝手に生えてくることが多い木です。
洪水などで荒地となった川岸にいち早く繁殖する先駆植物（パイオニア植物）のひとつ。
あの木いいなぁと思っていても、
突然伐られていたりする。

それにしても、こんなにたくさん。
誰のために実を付けるんだろう。
見上げる空の下、鈴なりの実。
大きいから、実を育てるのに、いっぱいエネルギーが要っただろうね。




つい半月ほど前は、緑っぽい実でした。　●センダンの実がゆれるよ。2011年12月09日
確実に季節は進みます。



▼散歩道の奥のほうに立つ木は、シルエット。









今朝、小さな庭に落ちた葉を掃いていたら、
雀らしき羽が散乱している。
やだ、やだ、羽以外見つかりませんように、と願いながら掃き掃除。

落ち葉は、土嚢袋に詰め込んで庭の隅に放置しておきますが
（1年ほどたつと、土になります）
この日は、ゴミ箱に。
朝早く、この場所で雀の悲劇があったようです。

毎朝、トーストの端っこを小さくちぎって雀のためにまいているのですが、
それを狙うモノがいたのです。
罪なことをしているのかも。

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●目をやすめたら。

玄関ドア前のツワブキです。
他のに比べて、ぐっと遅く咲きました。

屋根がある玄関ステップなので、夏に西日が差すぐらいの
劣悪環境です。


これ、ラベルによると、
「白花ツワブキ　白兎」
咲き始めはレモンイエローから
だんだん白花に変化します。
記憶の中に白花はなし。

小さく育てたのは、まだ咲いたことがありません。

●育ちが違う。2011年06月29日





▼アスパラガス・スプレンゲリーの実。
　まだいっぱい残っています。
　鳥たちが食べ尽くすのは、いつごろになるかな。




▼ドアのクリスマスリース。断然きれい。
　通るたびに、にこっ。
　クリスマスが終わったら、わたしの部屋に飾ろう。




▼ペイント缶に植えた小さなコニファー。

子どもが大きくなると、季節のあれこれを楽しむ気力を失いがち。
とくにわたしは、ぐうたらで。
同じことでも楽しめる人は、心ゆたかになれるのにね。




昨日は、生姜とおネギ山盛りの熱々おうどんを食べて、汗かいて、
風邪もほとんど抜けました。
お見舞いコメント感謝です。

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●葉ぼたん寄せ植え、ぞくぞく。

葉ぼたんの寄せ植え、つくっています。
といっても、材料が同じなので、み～んな同じような鉢になりました。
今回は鉢も家にあったありあわせ。
ほんとにかんたんな寄せ植えです。
つくっていて、ぞくぞくっとします。

葉ぼたん、白ビオラばかりです。





すいません。
いちいちＵＰするとみんな同じようですが、
自分の記録用に並べます。

▼1番。
葉ぼたん5個、白ビオラ2個。



▼2番。
ワイヤープランツの鉢に葉ぼたん5個と白ビオラを（無理に？）植え込み。



▼3番。
葉ぼたん3個と白ビオラ2個。





▼4番。（アクリル絵の具のペイント鉢です。だいぶはげてきた）
春の鉢の居残りのグレコマに、葉ぼたん2個、カルーナ1個、ブルーのビオラ1個を投入。




▼5番。これは葉ぼたんナシ。
ジュリアン2個と白ビオラ1個。


これ、好きです。


▼6番。小さな鉢。
葉ぼたん2個と白ビオラ1個。




葉ぼたんは、ほんとに植えやすい。
このあと、生長しないので、ぎゅっと押し込んでもいいし、
小さくしたければ、周りの葉っぱを取ればいいし、
寒さにも超、強いし、
値段も安いし（最近のブランド苗は、高価ですが）、
晩春ににょきにょき花茎が伸びるまで、ずっと華やいだ同じ笑顔でいてくれます。

それでは、長期勤務がんばってください。葉ぼたん殿。

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●いたずらにジャゴケ苔玉。苔玉462。

小さなドングリから育ったシラカシです。
庭の隅っこにジャゴケがべったりはえていたので、いたずら。

なんでも、お手本どおり、教科書どおり、
きれいなだけでは、おもしろくないものね。
あ、これ、どうなるやろう？…です。


【蛇苔】（ジャゴケ）ゼニゴケ目ジャゴケ科の苔類
銭苔（ゼニゴケ）と同じく嫌われる苔。
見た目でいやがられるのか。

ほかの苔は、ふわふわしっとりが多いのに
これはべったりテカテカしてる。
お隣の方は綺麗にはがして、それでも生えるから「お酢をかけようか」と
いうてはった。

苔玉をつくるとき、
苔でおおって、
それを釣り糸でくるくる巻き付けて
苔が育つと見えにくくなるのですが、
この苔は、ふわふわしてないから、糸が目立つ。
う～ん、よろしくないね。





根もとから、小さな南天が生えています。
これは勝手に出たものです。


▼世の中はクリスマスカラーに満ちている。
うちはちょっこっとだけ。
キャンドル。
うしろのグレーの鉢はミルクブッシュが植えてあります。
（室内越冬組）



クリスマスホーリーの寄せ植えに1個、葉ぼたん入れました。
これでクリスマス＆お正月、兼用です。





葉ぼたんの黒ポット、少しずつ植えていますが、
ストック苗の置き場所は、コンテナの中。
あとで植えるつもりですが、
このままのこともあるのです。

葉ぼたんは大きくならないので、
完成形が想像しやすく、寄せ植えがラクです。
できるだけ根元をくずさないようにして、植え付け
10月以降は肥料もいりません。
（多すぎると、緑葉がおおくなるそうです）





朝日新聞「天声人語」2011年12月16日（金）

　昆虫記で知られるファーブルは『植物記』も書いている。
切り倒された栗の木と会話をするくだりがあって、こんなふうに木が言う。
「私は70歳になりますが、まだ5、600年は生きるつもりでした。
忌まわしい斧（おの）さえなければ」。
そして、樹皮からどっと涙を流した（平凡社刊、日高敏隆・林瑞枝訳から）

▼むろんファーブルの想像だが、樹木はおのれの姿をもって、人に何かを語ることがある。
岩手県陸前高田市の奇跡の一本松も、あの日以来、声なき言葉を多くの胸に届かせてきた。

▼樹齢270年というから、芽を出したのは徳川の8代将軍吉宗のころだ。
忌まわしい波さえなければ、と涙しただろうか。
白砂青松の仲間7万本は倒れ、望みもしなかったろうに、日本一有名な木になった。

▼4月ごろはまだ青々としていた。しかし海水で根が腐って立ち枯れていった。
そして先ごろ、蘇生が断念された。
Ｏ・ヘンリーの名短編「最後の一葉」ならぬ「最後の一木」として、
被災地を励ましつつ力尽きていく。

▼まど・みちおさんの「木」という詩が、ふと重なる。
　木が　そこに立っているのは
　それは木が
　空にかきつづけている
　きょうの日記です
　あの太陽にむかって……
　一日（いちじつ）一ときの休みなく
震災このかた、空に書かれる日記を人は読んできた。

▼枯死はつらいが命はつながる。
一本松の松ぼっくりの種子から18本の苗が育っている。
日記を書くのは遠い先だが、光を見る。
親のように勁（つよ）くあれと、若い命に願いながら。



昨夜、急激に悪寒がして、
おこたに、首から入って、がたがたと
震えていました。

付けていたテレビ、
目の前に人が居ないと感知すると、省エネで画面が真っ暗になるのですね。
ええ、音は聞こえるのですが、
とぎれとぎれにしか見られませんでした「借りぐらしのアリエッティ」
残念。

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