●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●さよなら桜。

2011年12月06日 | 番外編<植物>
散歩道の桜紅葉。
もう、残りもわずか。

来週は、どんなふうだろうね。





▼宇治川の向こう、天王山の辺りのイチョウがあざやか。



見上げたら、



空が、よう見えるようになったね。



遠目に見ると、まだまだ赤いのだけど、



近づくと、ほら。
南斜面

北斜面


八幡さんの山も染まりました。
山装う。
てっぺんの木が葉を落としたら、ちょっと身長が減るのかな。




▼葉を落とした枝の先には、
もう固い花芽が。
今年も
よう楽しませてもらいました。
ありがとう。



2011年12月6日朝日新聞 天声人語より

夏ごろの小欄でメジロについて書いたら、
ご自分で撮った写真などたくさんの便りをいただいた。
萌黄(もえぎ)色に装うこの鳥、ファンはかなり多いようだ。
歌人の故竹山広さんもその一人だったか、頬のゆるむ一首がある。

〈木犀(もくせい)の枝に目白の来はじめて雀(すずめ)は来ても来なくてもよし〉。
メジロに比べてスズメが不遇だが、何せありふれた鳥である。
「雀の涙」や「着たきり雀」「雀の千声(せんこえ)鶴の一声」などと軽く見られるのも、
いわば大衆性ゆえだろう。
しかし、そうも言っていられなくなった。

ずいぶん数が減ったと、昨今指摘されてきた。
立教大と岩手医科大のグループが推計して、先ごろ「約20年で6割減少」という数字をまとめた。
山階鳥類研究所の標識調査をもとにしていて、スズメの受難が裏付けられた格好だ。

別の異変も気にかかる。スズメは人里にすみながら、警戒心が強く気を許さない。
なのに人慣れして、手から餌を食べたり、ねだったりする群れが全国で見つかっている。
調べた学者は首をひねる。何かがこの鳥に起きているらしい。

スズメと同じく童謡に歌われ、同じく「学校」で学ぶメダカを思う。
どこの水辺にもいたのに、開発や農薬で絶滅危惧の赤ランプがともる。
みんなでお遊戯しているよ――の眺めは、悲しいかな遠くなった。

この季節、寒気を防ぐために羽毛を膨らませる姿を「ふくら雀」と呼ぶ。
斑(ふ)入りのオーバーを着て丸くなる、小さきものの愛らしさ。
どこにでもいる気安さを、失わせたくはない。

****************************************************************************************


↑シッポ応援団>先々代の白プー、先代のシルバープー、現役の茶プー。

ブログランキング ガーデニング部門に参加しています。
1日1回クリックしていただけると、10ポイントUP♪
●blogランキングへ●


にほんブログ村 花ブログ 季節の花へにほんブログ村

****************************************************************************************

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年4月8日設置

カレンダー

2011年12月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

プロフィール

プロフィール画像
自己紹介
ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
  • RSS2.0

アクセス状況

アクセスアクセス
閲覧 374 PV UP!
訪問者 277 IP UP!
トータルトータル
閲覧 6,983,852 PV 
訪問者 1,879,985 IP 
ランキングランキング
日別 3,524 UP!
週別 4,382 UP!

フィードメーター - ●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】