●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●海辺も花ざかり。

2006年06月20日 | 番外編<植物>
丹後半島ドライブでは、
カラカラに乾いた海辺に咲く花を見ることができました。

太陽と潮風の下にいるだけで、もうぐったり疲れるヒトの横で
たくましく育つ植物よ。

今までも海に行ったとき、見ていたはずなのに、
海に夢中になるあまり、植物には目をやっていなかったんですね。
名前を調べました。
苔玉とは縁がなさそうなものが多いけど、
少しだけ海浜植物も覚えられて、よかった。



この海の50メートルほど手前。

▼岩の間から黄色の花。セダム類だと思うのですが。





【6月26日追記】この植物名は、ブログ「丹後半島‥なんとなく‥」
hatakusaさんが教えてくださいました。ありがとうございました。

【大唐米】(タイトゴメ) ベンケイソウ科
関東地方以西のや、朝鮮半島の海岸の岩場に育つ多年草。


▼草ソテツかな、シダ類も育っていました。




▼【浜払子】(ハマボッス) サクラソウ科
砂地で白い小さなお花を咲かせていました。
このふしぎな名は、白い花穂を僧侶の仏具である払子(ホッス)に見たてたものだとか。




▼【浜昼顔】(ハマヒルガオ) ヒルガオ科
海岸の砂地にツルをのばす。やはり海辺の植物は葉が厚くツヤツヤ。
少ない水分をしっかり蓄えるためですね。
きっと、根っこも深いんだろうな。






▼【弘法麦】(コウボウムギ ) カヤツリグサ科
浜昼顔と混じり合ってはえていました。




▼【照葉野薔薇】(テリハノイバラ) バラ科
野薔薇の一種。日あたりのよい海岸などでよく見られます。
ふつうの野薔薇との違いは、光沢のある葉。






▼【都草】(ミヤコグサ)マメ科
この植物、うちの辺りでも見かけましたが、
海岸の砂地に群れて咲いているところをみると、
かなり順応性があるんですね。
吸い込まれるようなやわらかさ、それでいて鮮やかな黄色。
淀君やクレオパトラがこよなく愛したと伝えられています。



▼種子のサヤはこんなにユニークです。





▼砂地から少し離れた場所に群生していました。
青紫が、こんなに鮮やか。
多分、ウツボグサだと思うのですが、
ふだん目にするのより、数倍鮮やか。太陽がいっぱいだから?
オオバナウツボグサかな?

【靫草】(ウツボグサ)シソ科






▼海岸に降りる道でもしゃもしゃ繁っていた野葡萄。
ふだん、あ!珍しい植物を見つけた、と喜んでいるわたし。
ここには、いたるところに、野草は育っており、
自然の規模が違うんだなとぁと、つくづく感じました。

心が自然不足を叫ぶから、緑が欲しくなるのでしょうね。
自然の大きさに心、揺れ動いた旅でした。








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●丹後でタンゴ。海と花の旅。

2006年06月19日 | 番外編<その他>
京都府丹後半島一周の旅。

天気予報は雨確率70%だったのに、晴れ男がいたおかげで、
曇(おかげで涼しかった) 後、一時雨(観光船に乗っていた)
後、曇、後、ずっと快晴(暑かったけど海が美しかった)

海と植物を見て、釣りをして、食べて♪
盛りだくさんのドライブをしてきました。

丹後半島は、京都の最北端。
京都南部のわが家から、宮津をへて海際の道をひたすらドライブ。
よさそうな場所があると、車をとめて、
思いっきり、目も心も感動深呼吸。

心にのこった光景を。

▼道すがら、まず目についたのは、栗の花。
栗畑の近くを通ると、青臭いような香りが充満していました。
去年はじめて知った栗の花です。

そういえば、友だちに「栗花落」という名字の人がいて、
「つゆ」さんと読みました。




▼伊根の船屋を海側から見ることができる遊覧船に乗りました。
カモメのエサがあり、
船が動くと投げられるエサ(カッパえびせん)にカモメが群がってきます。

しばらくすると何十羽のトンビも急降下。
人の手のあたりまでやってきて、悲鳴も少々。
こんなに近くでトンビの顔見たの初めて。
船に乗った人(わたしだけ?)は、景色より、
カモメとトンビがいちばん思い出になるやろなぁ。





▼昼食は海を見ながら「いわし鮨」1折840円也。
天橋立で有名な宮津で、しっかり買い込みました。
酢じめしたイワシが、絶品でした。
この旅でいちばんおいしかったで~す。





▼わたしの絶品はコレ。
ふだんなかなかもらえないジャーキー♪


▼丹後松島


▼五色浜


▼海沿いの山道は、海と山際の植物の両方見たいので、
助手席のわたしは、忙しい忙しい、
まるでタンゴを踊るように、クルックルッと頭を移動。

山側に、あ、山紫陽花の群生。
早めに叫んで、車を止めてもらわないといけないし。
ナビゲーター 兼 サケ(叫?酒?)ビーターでした。








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●苔玉293「香炉苔玉」 器あわせ

2006年06月18日 | 苔玉
知り合いから、京焼きの香炉をいただきました。
苔玉にちょうどいいからと。

うれしい。ほんと、ぴったりです。
手持ちの苔玉をいろいろあわせてみて、ニコニコ。

▼トクサ


▼セキショウ


▼シラカシのどんぐり




▼器が深いときは、小石で高さを調節します。


▼やっぱり、●にも衣装ですね。



今夜、一泊旅行から無事帰りました。
海も山もたくさん眺めて、日焼けしてきました。
京都の一番南に住んでいて、一番北の京都を見てきました。
京都はなんと広いんでしょう♪

丹後半島、すっかり気に入りました。
ぼちぼちまとめて、またご紹介します。



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●行ってきます!

2006年06月17日 | 番外編<その他>
この土日、
4年ぶりの小旅行に出かけます。


 

娘から私たちに
(母の日+父の日+わたしの誕生日+オットの誕生日)
4つまとめて旅行プレゼント。
あわせてわたしから両親に(母の日+父の日)プレゼント。

ぜんぶまとめて丹後半島一周してきます。
目的地は、犬のルナが泊まれるホテルということで決定。

これから36時間ほどPC離れ。
コメントのお返事できずごめんなさい。
(このごろサボりっぱなしです)

~キョウはチクっとトウくに、羽をのばしに~
心、真っ白にしてきます。
久しぶりの海で~す。






行ってきます






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●梅ジュースつくろっ! 簡単、感嘆。

2006年06月16日 | 番外編<その他>
3年前から梅ジュースにはまっています。
ためしにつくってみたら、わぁオイシィ!
もうやめられへん~♪

夏バテ防止、お腹にもいいし、
そしてなによりつくり方が超簡単でございます。
梅と砂糖を混ぜるだけ。

疲労回復に役立つクエン酸がたっぷり。
どうぞ一度お試しあれ。

甘いものがかなり苦手なオット君も
このジュースはゴクゴクです。

うちでは梅ジュースをつくる頃になると、
ごそごそ冷凍庫の整理をはじめます。

■■梅ジュース(梅シロップ)簡単レシピ■■

【材料】
●梅(青梅、熟した梅)なんでもOK。

うちではイッパイつくるので、安いキズ梅を使います。
去年は出遅れてなかなか梅が手に入らなかったので、
今年は青梅から作り始めました。
いろいろつくってみた結果、熟した実のほうが
ジュースも出やすく、香りも良。

●砂糖
(ふつうの砂糖、グラニュー糖、氷砂糖、粉砂糖、蜂蜜)なんでもOK

量は、梅と同量~8割ぐらい。
透き通ったきれいなジュースをつくるなら、グラニュー糖でと言われますが、
気になるほどでもありませんでした。
足りなくなって三温糖でもつくってみたけど、少し色がつく程度。

【つくり方】
●梅はよく洗ってからヘタを竹串などでとり、
少し乾かして冷凍します。
冷凍すると、細胞が壊れ、ジュースが出やすくなります。
梅を買い込んですぐに作業ができないときも便利。
24時間以上凍らせておきます。

●熱湯消毒した密封ビンに、砂糖と梅を交互に入れる。
いちばん上の砂糖を多めに。
でもどうせ混ぜ合わせるから適当でOKです。これで仕込み終了。

【その後】
●目に付くところに置いておき(できていく過程を見るのも楽しい)、
1日1回ぐらいビンを揺り動かします。
梅ジュースが出てきたらできあがり。
2週間~ぐらいがおいしい♪

小さなビンに入替えて、冷蔵庫に。
各自、氷と水を入れて好きな濃さで飲みます。

長期保存するときは、加熱したほうがいいそうですが、
うちでは8月ぐらいまでに飲みつくします。
細かい泡がでるのは、酵素が活動するためで、
加熱するととまります。
そのままだとお酒ぽくなります。
うちではその経験ありません。

▼本日の仕込み。
左はグラニュー糖です。(梅2.5キロ、グラニュー糖2キロ)
右はふつうの砂糖(梅1.2、砂糖1キロ)
砂糖まみれのようですが、何日かすると溶けてしまいます。

凍った梅が入っているので、ビンの外側が結露します。
下には敷物を忘れないでね。


▼2週間前につくったもの。
ジュースをとったあとの梅は、次のビンにほりこみます。


▼何回かにわけて時間差で仕込み、
できたものから順に飲んでいきます。
現在の梅量、合計8キロほどです。
左から2番目は2日前のもの。
右2本が本日作。
次は梅が熟した頃、またつくる予定です。




【残った梅はジャムに】
ジュースを飲んでしまったら、残った梅をジャムにします。
実から種をはずします。
種にも、もろもろ残っているので、少しの水で煮立てます。
(時間がなければ省略可)
はずした実にその水分を混ぜ、ミキサーに。
煮詰めて味見して(甘みが足りなかったら砂糖を足します)、
密封ビンに入れたらできあがり。

このジャムがオイシイ♪
酸っぱ甘くて、目が覚める、朝にピッタリです。

最後に残った種は、生ゴミ堆肥に。
あますところなく、梅の実、利用し尽くします。




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ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
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