●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

苔玉123「紅葉一番。アメリカフウロ苔玉」

2005年05月25日 | 苔玉<生け花苔玉>
「亜米利加風露」(アメリカフウロ)フウロソウ科
ふるさとは、北アメリカ。

空き地でジワジワ増えてきています。

昭和の初め頃、京都市伏見区で見つかったそうです。
わぁ、ご近所だ。お稲荷さんと呼ばれて親しまれている伏見稲荷のある所、
酒蔵が並ぶあたり。

可愛いピンクのお花をつけるのですが、
悲しいかなケータイカメラではちゃんと撮せず、
満を持してこの時を待っていました。

まだ周囲では新緑のこの時期、
早くも紅葉するのです。
それも真っ赤。
実は下から割れて反り返り、タネをバンバンまき散らすため、
繁殖力は超強力のよう。
そういえば、とんがった実の中でハジケそうな黒タネは、
ちょ~っと悪魔的にも見える。



▼野原のアメリカフウロ。
緑の中で目立つことこの上なし。
それにしても、帰化植物、ジワジワ拡がっているんですね。




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苔玉122「白く染まります。ニオイバンマツリ苔玉」

2005年05月25日 | 苔玉<生け花苔玉>
「匂い蕃茉莉」(ニオイバンマツリ)
「蕃」は外国、「茉莉」はジャスミンの意味だそうです。が、ジャスミンの仲間ではなく、ナス科です。

ふるさとは南アメリカのブラジル南部・アルゼンチンあたり。
ああ、この香りはやっぱり南方系のものです。

咲いたばかりのときは、うす紫。
それが次第に色が薄くなり、真っ白に色を変えるのです。
白くなってくれるのはウレシイのですが、
やがて花びらの端から茶色く枯れはじめ、
ベタッとしがみつくので、はがし取るのがちょっとねぇ、面倒。

もう数年たつので鉢植えながら、ずいぶん大きくなりました。
元値が高かったので、まだお姫さま扱いです。
「地植えにすると、もっと大きくなるかなぁ」と話してたら、
「あまり大きくなると、香りが強くてクラクラするよ」との声あり。
そう、とっても強い香りです。横にお水の人がいるような。

このニオイバンマツリが1000株もあるというお寺があります。
静岡県下田市の国指定史跡「了仙寺」
ここは、幕末にペリーと日本全権との間で日米下田条約が締結された場所。
別名「ジャスミンの寺」
色っぽい香りなので、お寺には向かないような気が‥。



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ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
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