苔玉111「ヤツデ苔鉢 テイカカズラ」

この「八手」（ヤツデ）、正真正銘の庭っ子です。
小さな芽を見つけて、小さな鉢に植え込んで１年。
ウコギ科で別名は「天狗の葉団扇」、なるほど天狗が持ってたね。

小さな鉢なので、チビさんのままです。
現在の身長、約7センチ。
ほかにも花が咲かない白花タツナミソウとか、シラカシどんぐりとか、
キンポウゲとか、いろいろギュウギュウ詰めに育ってます。

はじめはぎこちなかった集団ですが、
今はもうしっくりと馴染んで、いっしょに棲んでいます。


▼定家葛（テイカカズラ）
キョウチクトウ科　テイカカズラ属　常緑蔓性低木
ふるさとは、日本、朝鮮半島（こういうのは、強い！）

鎌倉時代の歌人・藤原定家の墓所に生えていたことからこの名がついたそうです。
「五色葛」（ゴシキカズラ）、「初雪葛」（ハツユキカズラ）の親戚。

葛好きなので３種類ともあるけれど、いちばん古いのがコレ。
苔玉も創ってみたいと思っています。




▼小手毬（コデマリ）
ごめん。手入れしないので、アブラムシさんの食堂になってました。




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苔玉110「マーガレット＆アイビー苔玉」

このマーガレットは「チェルシーガール」という名前。
いくぶんグレーを帯びた繊細な糸葉で、お花も小さくてすらり。
あっ、せっかく葉が特長なのに、写ってない。

数年前から植木鉢に植えっぱなし、ほったらかしだったのですが、
ネタ切れで、登場とあいなりました。モソモソッとしか茂ってません。
コレを機に反省して植え替えます。

アイビーの苔玉に、生けました。


▼週末の散歩道。桜並木です。
ここが私の自然教室。

うちの愛犬ルナは、遺伝性の糖尿病で５才で失明して以来、
この場所しか散歩を喜ばなくなりました。
広々したところを、ノーリードでのびのび歩きます。
飼い主の足音を追いながら。

私は道草（これがホントの道草）ばかり。
待ちくたびれたルナが吠えはじめます。

そんな生活がもうすぐ２年に。
毎日２回のインスリン注射。これがないとルナは生きていけません。

遠くには行けなくなったけど、おかげでこうして自然の植物を覚えることができました。
野鳥の名前も少しずつ覚えることができました。

きっかけをつくってくれたルナと、このブログを読んでくださる方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。



　


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