メルセデスF1が、新しいシステムを開発して2020年のマシンに導入しました。
DASというDual Axis Steeringというステアリングシステムです。
ハンドルそれ自体を押したり引いたりすると、タイヤのトー角が変わるという仕組みです。
トー角というのは、車を真上から見た時の角度で、タイヤがハの字になっているのがトーイン
逆ハの字になっているのがトーアウトと言います。
基本はトーインにすると直進安定性が増し、トーアウトにするとカーブが曲がりやすい
と言われてます。それをハンドルの押し引きでコントロール出来るのがDASです。
ルール上は合法で、FIA(ルールを管理している組織)も合法であると認めています。
で、それを発明したメルセデスF1。
DASは、チームのエンジニア。それもジュニアのエンジニア(簡単に言うと下っ端)が
発案したんですって。で、それを上司が更に上げて、トップのトト・ウォルフがOKして
トライさせた。
「失敗してもいいので、やってみな。責任は俺がとるからさ」って言える組織は強い。
レース本番では強烈なトップダウンでウォーターフォール型のアプローチが絶対的に
必要です。しかし、開発フェーズでは、ボトムアップでアジャイルアプローチを取る。
そして、「やってみなはれ」の精神でチャレンジを許容する。
もうメルセデスF1チーム凄すぎ。
そりゃチャンピオン取り続けますよね。
DASというDual Axis Steeringというステアリングシステムです。
ハンドルそれ自体を押したり引いたりすると、タイヤのトー角が変わるという仕組みです。
トー角というのは、車を真上から見た時の角度で、タイヤがハの字になっているのがトーイン
逆ハの字になっているのがトーアウトと言います。
基本はトーインにすると直進安定性が増し、トーアウトにするとカーブが曲がりやすい
と言われてます。それをハンドルの押し引きでコントロール出来るのがDASです。
ルール上は合法で、FIA(ルールを管理している組織)も合法であると認めています。
で、それを発明したメルセデスF1。
DASは、チームのエンジニア。それもジュニアのエンジニア(簡単に言うと下っ端)が
発案したんですって。で、それを上司が更に上げて、トップのトト・ウォルフがOKして
トライさせた。
「失敗してもいいので、やってみな。責任は俺がとるからさ」って言える組織は強い。
レース本番では強烈なトップダウンでウォーターフォール型のアプローチが絶対的に
必要です。しかし、開発フェーズでは、ボトムアップでアジャイルアプローチを取る。
そして、「やってみなはれ」の精神でチャレンジを許容する。
もうメルセデスF1チーム凄すぎ。
そりゃチャンピオン取り続けますよね。
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