七夕の夜に・・・。

明日は「七夕」・・・「父の命日」です。

もう28年前になります。
私は、大阪に住んでいましたので、「危ないかもしれない・・」という連絡を兄から受けて、急いで新幹線に乗り、神奈川県Ｈ市の病院へかけつけました。

病院に着いたのは、空も暗くなりかけていた時でした。
入り口に「大きな笹飾り」があったのを、今でもはっきり覚えています。
入院中の患者さんたちが「回復」「退院」を願って書いた「短冊」が、風にヒラヒラ揺れていました・・・。

私を待っていてくれたかのように、数分後に息を引き取った父。

天の川で「逢瀬」を楽しむ「彦星と織姫」に「仲良く楽しい時間を過ごしなさいよ」って声をかけたり、
「記念写真を撮ってあげよう」と愛用のカメラでパチリと二人を写したり、
「年に一度の逢瀬に乾杯～」と、お酒をふるまったりしながら、
「神」の下に行ったに違いありません（苦笑）。

冗談が好きで、カメラが好きで、何より「お酒」が好きだった父ですから・・・。


明日の天気予報は「曇り時々雨」となっていましたので、今日「お墓参り」に行ってきました。
「家族が健康で、楽しい日々が過ごせるように見守ってください」と祈りながら「お線香」と「お花」を手向けてきました・・・。

そうそう、28年前の七夕の夜は「涙雨」が降りました。