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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「14歳の水平線~~♪」~~読書感想文

2018-08-05 | 本と雑誌

暑い一日~~~、エアコンの中で読書三昧でした(笑)。

「14歳の水平線」 椰月 美智子(YAZUKI MICHIKO) 著



椰月氏は、神奈川県生まれで小田原に住んでいらっしゃると聞いたことが・・・(多分、今もお住まいと思います)

愚息②がファンみたい~(笑)、本棚に氏の本が何冊か置いてあったので、ちょっと借りて読みました。

「思春期の中学生」「友情」「恋」「シングルファーザー」「南の島」「風習」~~etc、様々な大切なものが、温かい目線できちんと丁寧に描かれた作品だと感じました。

《 両親の離婚により父親と暮らす、中二の加奈太少年。何が原因か分からないが、すべてのことにいらついてばかり・・・、
夏休みに父親の故郷である南の島へ行く。父の友人が主催する中二男子限定のキャンプに参加し、初対面の6人での生活が始まります。

キャンプの課題は「最終日までに何かを見つけること」でした。

最初は6人が二つのグループに分かれて、敬遠しあい別行動ばかりですが・・・最終日に近づいた頃、全員の気持が通じあい、一つになるようなことが起こります。
そして、全員が見つけたことは、「友情」「友達」だと気づきキャンプが終わります。


父親は、思春期の息子の気持がつかめずに、向き合って話もできなかった日々でしたが、故郷に帰ったことで、自分が中二だった夏の出来事を思い出し、昔に引きもどされていきます。》

現代の加奈太の行動・思いと同時に、30年前の父親が中二だった時代の行動・思いが、交互に描かれていることで、いつの時代も変わらない「思春期の揺らぎや迷い」がよく分かるように表現されています。

ステキな物語~~たくさんの中学生や保護者の方に読んでいただけたらいいなぁ~~と思った本です~~♪


そうそう、この本~~、
「作者のサイン本」です~~♪



我が家には、なぜか、いろいろの作家の「サイン本」が、何冊もあります(笑)


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2 コメント

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Unknown (karusan)
2018-08-06 10:05:51
なんんか、すてきな内容の本ですね。

作者の「サイン本」って、会場へ行って並んで手に入るものなんでしょうね。
よほど「気が入って」いないと手にできないですよね・・・・(感心)
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心が温まりました~♪ (harusan)
2018-08-06 11:20:06
>karusan、
はい、読後のほんわか気分~、やっぱりいいですよね。

サイン本は、並んで頂く場合もありますが、書店が買い取りで置くこともあるそうです。売れなくても返品できないので、書店は賭けですね!
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