神戸へ行って見たいと思っていたのは・・・実は、あの震災の爪あとを残してあるという「メリケン波止場」だったのです。
あの日、長男は大阪の会社の寮ですごい揺れで目がさめたとか。幸い本人はケガもなく建物もくずれることもなかったようですが、その恐さは今でも忘れないと言っています。
二男は大学生でしたから、すぐにボランティアとして神戸へ入り、3ヶ月ほど西宮で「心の傷を負った子ども達へのケア」をしていました。
そんな「神戸」も、今や復興著しく、表面上はすっかり生まれ変わったように見えます。
この「メリケン波止場」には、「神戸港震災メモリアルパーク」として、地震で壊れた岸壁の一部をそのまま残してある場所があります。
大きく割れた岸壁のコンクリート、曲がった街灯・・・
今、復興なった港の公園で、ベンチに座り、海をながめながら、「ハトやカモメ」と戯れて来ました。
穏やかな秋の午後に感謝しつつ・・・
震災にあい神戸の地以外でなくなった方の名簿もきざまれていました。
←「希望の灯り」
1995年1月17日 午前5時46分
震災が奪ったもの 「命 仕事 団欒 街並み 思い出」
震災が残したもの 「やさしさ 思いやり 絆 仲間」
こんな文章が刻まれていました・・・
あれから11年、多くの人たちに、それぞれの思いを残して時間が過ぎました・・・
「マリーナ像」も、あの時間で止まった時計とともに修復されました。
港町神戸の街並みです。
旧居留地にはレンガや石で造られたレトロな洋館が並んでいます。
→「神戸市役所」
ここの24Fの展望台は市民にも解放されています。
もちろん観光客もOKです~~。私も上がってみました。神戸の港ほ風景画一望できるお薦めの場所です。
レストランもありますので、散策に疲れた身体を休めるのにもってこい(笑)。