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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

学校統合問題

2003-05-29 | インポート
国の方針に従って、各地で市や町の「合併」に向けての実現、検討が進んでいますが、私の町もそうです。
隣町との合併を推進する協議会もでき、17年の国の補助金がでるまでにはと、タイムスケジュールを決めて動き出していますが、両町の町民の温度差があり、むずかしい問題が山積みです。

合併とは直接に関係はないのですが、少子化や教育予算の関係で、小学校の統合問題が行政より、提起されました。
そのための「協議会」が作られ、この度、初めての会合が持たれました。

私は学校評議員の代表としてメンバーにはいることになり、委嘱状を頂いてきました。
第1回目の会合ということで、自己紹介や町長、教育長の考え、現状の学校の様子や今後の生徒数の予測、予算・・・様々な説明を受けました。
それを受けて、今後、どのような方向性を持った会議にしていくのかを議論しましたが・・・むずかしい!

「小規模校が大きな学校に吸収され、廃校になる」という考え方が、住民にも、保護者にも浸透していて、感情的な考えになりやすくなっています。

つまり、卒業生にとっては、母校がなくなるという淋しい感情。
地域住民にとっては、学校という中心的存在のなくなる寂しさ。
在校生の親になると、遠くまで通学させることの安全性、在学中に学校を変わるというメンタル面の心配。・・・etc

とにかく、いろいろな意見が出ましたが、
「受け入れる学校」とか「吸収される学校」という考え方でなく「新しい一つの学校」にする、という考え方であるべきだと私は思っています。

建物は新しくは出来ないでしょうが(予算面)気持ちはできるはずです!
そして、まず、「子ども達」が将来、誇れる学校をつくるべきだとも思います。
何よりも、学校へ通う「子ども達」の
気持ちを考え、優先し、これからの会議に臨んで欲しいと願っています。