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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

ノーチャイム制

2002-05-22 | インポート
町内の一つの小学校が、この4月から「ノーチャイム制」を始めました。
つまり、授業や給食や休憩時間の開始、終了を知らせる、あの「チャイム」がなくなったのです。(私の時は、用務員のおじさんが鐘を鳴らしてくれました・・・・古い話しです(笑)。

新しい試みに挑戦して1ヶ月半ほどすぎた学校の様子は・・・・
「思っていた程の混乱も戸惑いもなく、子ども達は、それなりに受け入れています」という校長先生のお話でした。
クラスの中の誰かが「時間だよ」って知らせると他の子ども達も急いで教室に入ったり、次の授業の準備をしたりと、しているようです。

ノーチャイム制とは「時間を気にしなくていい」ということではなく、「時間を自分で管理する」ことだろうと思います。
小学生の頃から、「時間を意識し管理する」訓練をすることは大切な事でしょう。

せっかく始めた試みですが、保護者の間からは、不平・不満も出ているようです。
もう少し様子を見ないと、結論は出せないと思いますので、「気長に見守ってください」とお願いしたいです。

私の提案・・・・
ノーチャイム制を発展させて、もし子ども達が集中していると感じた授業は、そのまま続ける。気が抜けているようの時は、他の授業に切り換えたり、休憩にする。
こんなノータイム制はどうでしょうか?
と・・・校長先生にお話ししてみました。
先生方の裁量で、有効に時間が使えるということです。
「そこまで行けるといいですね。将来の目標にします」っておっしゃって下さいました。

開かれた学校、生きる力をつける教育、地域との協働による学校づくり・・・
教育も学校も先生方も、着実に変ってきています。