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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

若手落語家

2002-05-19 | インポート
息子の友人である落語家「柳家三三の会」へ行って、涙が出るほど笑ってきました!
お題は「湯屋番」と「吉原」物。

16日、落語会の大御所「柳家小さん」師匠が亡くなられましたが、彼はその一門。
古典落語を継承する若手のホープとして、将来を期待されている、現在「二ツ目」の落語家です。

中学時代から「落語家」になりたくて「小さん」師匠の下へ日参し「入門のお願」をしていた様です。
「高校だけは卒業して来なさい。気持ちが変わらなければ、その時、弟子入りを許す」と言われ、とりあえず高校へ入学。授業中も、落語のテープを聞いていたり、関係の本を読んでいたり、という高校生活だったとか。
息子とはクラスは一度もいっしょになったことがないのに、なぜか気が合い、それ以来のお付合いです。

高校卒業の翌日、師匠の下を訪れた彼に「小さん」師匠もビックリ。「3年の間に気も変わるだろうと思っていたとか。
以来、住み込みから始まっての、修行・修行の日々を送っているのです。

勉強熱心な彼は、同期の落語家、先輩、後輩達といっしょに、「勉強会」を年に何度か開いています。
息子も出来るだけ「会」や「演芸場」へ聞きに行ったり、また彼も、息子の舞台や、ディズニーでのダンサー姿を見に行って下さったりと、お互いに励まし合いながら、それぞれの道で頑張っているのです。

落語って、大笑いして聞いていますが、歴史の勉強だったり、文化、風俗の知識が得られたりと、結構勉強になるのがおもしろいと思います。
それに「笑う事」って大切なのでは?
ストレスがあると笑えないし、健康でなければ笑えないし・・・「笑う門には福来る」って言葉、その通りですね。

ガンバレ、三三さん!