ディーゼルエンジンと言ったらあまり良いイメージは無かった。重い、音がうるさい、回転の上がり方が緩慢。そして黒煙。でも実用域の力強さと燃費の良さは魅力である。
15年前にドイツに行ってからディーゼル車の悪いイメージは無くなった。レンタカー会社が用意してた車はフォルクスワーゲンのディーゼル車。コンパクトカーよりやや大きいかなって感じの車だ。何も言われなかったらガソリン車だと思っちゃうくらい違いが分からなかった。ディーゼル特有のアイドリング時のカチカチ音はしないし加速も良い。そして黒煙が出ない。何よりドイツでは黒煙を出して走るバスやトラックを見なかった。
ドイツで借りてたレンタカー
ドイツでは特に燃費を意識した運転はしなかった。アウトバーンでは140km/hくらいで走ってたし1度だけ180km/h近くまで出した。そんな運転だったけど丁度1000km走ってリッター当り20kmと好燃費。ちなみに6速のマニュアル車。
日本ではエコカーと言えばハイブリッドだけど欧州ではディーゼル車のようだ。ディーゼルエンジンは同じ排気量のガソリンエンジンに比べて重たいとはいえバッテリーを積んだハイブリッドエンジンよりは軽いしスペースも取らない。
今時のディーゼル車はどんなものかとマツダ車に試乗した。その1つが1.6リットルのターボ車だ。アイドリング時に若干コロコロ音が聞こえたけど上級車種ではその音はしないらしい。兎に角小諸の急坂をスイスイ登って行くのである。勿論黒煙なんて吐かないんだけど触媒は使ってないそうだ。
他社でもこんなエンジンがもっとあれば良いと思った。例えばスバル。そしたらスバルは
欧州ではディーゼル車を売っていたのだ。スバルにディーゼル車があったなんて初耳だ。しかも日本には無いマニュアル車も。どうしてディーゼル車を日本で売らないのかというと筆頭株主のトヨタが…と営業さんが…
イギリスの諸元表には日本のには何故か書いてない最高速度があった。勿論その最高速度は制限速度を遥かに超えてて190km/hくらい。