ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

洗うべし@クライミング用の道具

2015年04月09日 08時30分25秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 道具を洗うというのは綺麗にするだけでなく傷みなどを見つける機会にもなる。特に命に関わる道具では大事だ。埃だらけで傷が見えないようでは困るのである。まぁそれでもロープやハーネスが切れたなんて話は身近では聞いたことがないから少々のことでは大丈夫なのだろう。これ大丈夫なのって道具を使い続けてる人もいる。でも傷や綻びを無視して使うほど俺は冒険家では無いしあまりにもショボイのだと「 今日はうちのを使ってください 」 と言ったりもする。

 クライミングの道具で洗う頻度が一番高いのはロープだ。土埃が付くような場所でやった時は使うたびに洗うこともある。土や砂が付いたままのロープ、握った手が真っ黒けになるだけではない。砂が付いたロープはヤスリみたいな物。僅かではあるがカラビナを削ってしまう。一番の災難は終了点にある残置カラビナかな。




 靴やハーネスは使う頻度に関係なく年に数回くらいかな。ふと見るとハーネスに土埃りが付いてたので洗うことにした。ついでにヨメのも。上の写真はヨメのハーネスだ。買って3年くらいだと思うけど、まだまだ綺麗で大丈夫だと思って見てたらタイインポイント(Tie-in point)が綻びていたのを見つけた。幸い強度に関わるところはまだ無事なようだ。この部分は一番痛む所なので買って直ぐに補強してる人も居る。それにしても二重になってる布が擦り切れてるんだから随分と長い間気づいてなかったことになる。


タイインポイントが綻びていた


 タイインポイントは登る時にロープを結ぶ所である。ヨメは激しく落ちるようなことはしない。思うに岩壁での滞在時間が長いからかな。難しい所で練習してる時は大体30分くらいは滞在してる。傍で見ていると登ってるのかぶら下がってるのか分からないけどぶら下がってる時間と摩耗はる度合いは比例するのだろう。だから激しく落ちないから大丈夫ってことはないようだ。





 買うまで暫くあるので簡単に補強した。補強といっても使わなくなったザックから生地を切りとってそれをタイインポイントに巻くだけ。切り取ったナイロン生地の端がほつれないように火で端を溶かした固めたけど近いうちに買うからそこまでする必要も無いくらいだ。初めは縫おうと思ってたけど両面テープを付けてグルグルっと巻くだけにした。


補強用のナイロン生地に両面テープを貼ったところ


補強完了
コメント (3)
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