当初木曽ではなく塩尻の友人宅に行く予定だった。しかし諸般の事情で彼の実家である木曽に行くことになった。で、佐久から塩尻までは自転車で行こうと計画してた。そんな話を電話でするとチョイ太な友人(以下、A)は電車じゃ時間がかかるよと言った。
随分前、Aがまだ木曽に住んでた頃、昼食を外で食べようという話になった。車で出たんだけど、蕎麦屋の駐車場でふと後ろを見ると300mくらい先に見たことのある家。Aの家だった。A曰く 「 田舎の人は50m以上歩かない 」 という名言というか迷言を残した。そんな人だから自転車を電車と聞き間違えたわけだ。でも知り合ったばかりの頃のAは俺より遥かに足腰が強かった。
色々検討した結果、自転車で行くのは断念。長野県はちょっと離れた場所に行こうとすると大きな峠を立ちはだかる。佐久から塩尻だと三才山(みさやま)峠か和田峠のどちらかなんだけど、途中に斜度10%くらいはありそうな急坂が続く。この角度が自分には急過ぎてあっと言う間に電池切れになりかねない。加えて翌日は雨が降りそう。実際に天気予報通り午後になって降った。車で移動して正解。
随分前、Aがまだ木曽に住んでた頃、昼食を外で食べようという話になった。車で出たんだけど、蕎麦屋の駐車場でふと後ろを見ると300mくらい先に見たことのある家。Aの家だった。A曰く 「 田舎の人は50m以上歩かない 」 という名言というか迷言を残した。そんな人だから自転車を電車と聞き間違えたわけだ。でも知り合ったばかりの頃のAは俺より遥かに足腰が強かった。
色々検討した結果、自転車で行くのは断念。長野県はちょっと離れた場所に行こうとすると大きな峠を立ちはだかる。佐久から塩尻だと三才山(みさやま)峠か和田峠のどちらかなんだけど、途中に斜度10%くらいはありそうな急坂が続く。この角度が自分には急過ぎてあっと言う間に電池切れになりかねない。加えて翌日は雨が降りそう。実際に天気予報通り午後になって降った。車で移動して正解。
文章を入力して音声で出力するソフトがある。一旦発した音は消すことが出来ないので変な読みになることがある。白骨温泉なんてのはひょっとしたらはっこつおんせんって読んじゃうじゃなかろうか。でも人間は一度こういうのを読めば2度は間違はない、うちのヨメ以外は。何故長野に住んでいて、しかもこの近くの山に何度も登っていながらそう読んでしまうのか謎だ。ヨメ曰く、うっかり読んだだけ、と。
そんなヨメがまた温泉名を読み間違えた。卜伝の湯を、そう、とでんのゆと読んだのだ。ヨメ曰く、片仮名のトだと思った、と。普通の人でも頭の中で最初に浮かぶのはとでんだろう。でも塚原卜伝を思い出してとでんとは発せずぼくでんと言う。ヨメの発音の仕方は音声ソフトレベル。ところがそう読んだのがもう1人。う~ん、類は友を呼ぶと言うが何故教養があるこのオレサマの周りにこういう方々が集まるのか不思議だ。
塩尻には今回遊んだ人以外にも人知り合いがいて今からウン10年前の東京の会社での同期入社の人だ。その人が今は塩尻市の洗馬に住んでいる。洗馬が塩尻の何処なのか知らなかったが、今回車を走らせていたら洗馬という標識を見つけた。ああ、この辺りに住んでるんだ。
この洗馬という地名、貰った年賀状を毎年せんばと読んでたが、標識には SEBA とあった。せんばじゃなくてせばだったのだ。だけど ♪洗馬山には狸がおってさ、って歌ってるじゃないか。もしかして、塩尻の人でこの歌を♪せ~ばやまには狸がおってさ、と歌う人が居るんだろうか。ヨメみたいな人…
そんなヨメがまた温泉名を読み間違えた。卜伝の湯を、そう、とでんのゆと読んだのだ。ヨメ曰く、片仮名のトだと思った、と。普通の人でも頭の中で最初に浮かぶのはとでんだろう。でも塚原卜伝を思い出してとでんとは発せずぼくでんと言う。ヨメの発音の仕方は音声ソフトレベル。ところがそう読んだのがもう1人。う~ん、類は友を呼ぶと言うが何故教養があるこのオレサマの周りにこういう方々が集まるのか不思議だ。
塩尻には今回遊んだ人以外にも人知り合いがいて今からウン10年前の東京の会社での同期入社の人だ。その人が今は塩尻市の洗馬に住んでいる。洗馬が塩尻の何処なのか知らなかったが、今回車を走らせていたら洗馬という標識を見つけた。ああ、この辺りに住んでるんだ。
この洗馬という地名、貰った年賀状を毎年せんばと読んでたが、標識には SEBA とあった。せんばじゃなくてせばだったのだ。だけど ♪洗馬山には狸がおってさ、って歌ってるじゃないか。もしかして、塩尻の人でこの歌を♪せ~ばやまには狸がおってさ、と歌う人が居るんだろうか。ヨメみたいな人…
塩尻から木曽へは木曽高速道、じゃなかった19号を南下。何時の間にか道は市街地を通らないように変ってた。土曜日の昼間なのに車は殆ど走ってない。これが夜になると高額な高速代を節約するトラックが何台も何台も猛スピードで駆け抜ける。こんなんだから高速料金なんてのは無料か今の金額の10分の1くらいになればいいのだ。実際、俺が帰った日の日曜日、夜の11時40分ごろ、上松町で大型トレーラーとトラックが衝突なんて事故が起きた。
木曽に着いたがまだ友人は来てなかったので少々時間を潰すことになった。上松(あげまつ)駅に行ってみた。でも人は歩いてないし、駅前も街の中もとても寂しい感じ。ならば図書館で時間を潰そうと思って案内所で場所を聞くことにした。すると大したことないので止めた方が良いと言う。少し木曽の事について話をしてから実際行ってみたが病院の待合室程度のもので雑誌が少しあるだけだった。
何も見るものはないって感じだったが翌日赤沢という所に行った。たまたまそこで写真展があってその友人の同級生が撮った写真が展示されてたからだ。写真を見た後公園内を歩いてるうちに写真の蒸気機関車に遭遇。昔は木曽ひのきを運ぶのに使われていた。待合室の方に入って写真を撮っていいかと尋ねたら線路の方まで行っていいよ、と。
この煙突の膨らみって何だろう。2サイクルエンジンのマフラー(チャンバー部分)みたいなものかな、と思ったら火の粉止めだそうだ。森林を走る機関車に必須だとか。今の木曽は寂しいところだけど、この蒸気機関車が走っていた100年くらい前かな、ここには当時最先端の物が使われてて賑わってたんだな。