loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

映画「バビロンの陽光」

2011-07-14 | 日記

今日も暑い一日でした。

冷房渡り歩きで行けるので

銀座の映画館に

イラクの映画を見に行ってきました。

2003年フセイン政権崩壊後の

イラクで

息子の行方がわからなくなった母と

その孫、

父親の行方がわからない息子。

二人が一緒に

息子であり父親である男性を

探しに行くストーリーです。

 

私は何故か

イランやイラクの

赤茶けた土のみ、

何もない

そんな殺風景な景色が無性に好きです。

この映画もそういった景色が延々続きます。

彼が息子役を演じる

ヤッセル・タリーブ君。

何とも目に魅力があります。

目が全てを語っているというか。

それもそのはず

路上ですれ違いざまに見た彼の強いまなざしが

監督の心を捉えたのだそうです。

この映画の主人公である彼と

おばあちゃんも

脚本を執筆する為のインタビューで訪れた家庭で

出会った女性なのだそうです。

私はイランの映画も好きで

結構観るのですが

イラン映画も

素人を起用することが

よくあります。

 

素朴な作風には

変にいじるより

素人の素顔が似合うのかもしれません。

 

この映画は

シネ・スイッチ銀座では

明日までです。

 

一面

素朴な

変に媚びたり、

装いの笑顔がない世界でありながら

人々の何気ない

親切や

純な心に

心温まる映画です。

一方

終わってからも続く

戦争の悲劇を訴えている映画です。

 

 

 

 

 

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