本 鹿の王
2015-02-23 | 本
「鹿の王」 上橋菜穂子 著
国を征服していく為に使われた
犬を媒介とする
人的病巣
この病は死に至る。
ところが
この病から逃れることの出来る地域の人々がいます。
そこからヒントを得た
免疫という医学的な話の進展と
戦の話
これらの話の中で
心温め癒してくれるのが
ユナという幼子。
児童文学の賞も取られたという
上橋菜穂子さんならではの
子供描写表現が
なんとも可愛らしく描かれています。
人間と生き物の物語であるという
又、サスペンスでもある
医学を学び
社会をも学ぶ。
いろいろな要素の詰まったストーリーです。
上・下巻共
550ページ位の本ですが
中弛みなく
夢中になって読める本です。