loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

ねこ・猫・ネコ展

2014-04-11 | アート

火曜日の午後

渋谷区松濤にある

松涛美術館へ

「ねこ猫ネコ展」

を見に行きました。

 

国内、国外問わず

猫が

ほんの少しでも入っている絵画や彫刻を集めたものです。

 

猫に纏わるお話を少し。

 

「猫と鼠」

そもそも

猫の先祖、

家畜化されたのは

アフリカからアラビア地方にいた

リビア山猫で

1万年前頃と言われます。

 

日本では

お定まり

船上における

鼠の害を防ぐ為の乗船猫。

奈良時代猫が渡来し

始めは

唐猫と呼ばれ

珍獣として大事にされ

紐で繋いで飼われていました。

 

印度の

猫に相当する語源は

「鼠」と「食べる」の合成語だそうです。

 

中国でも

猫は鼠を捕獲するということで

重視され

いずれにしても

どこの国でも

猫と鼠は切り離せないものの様です。

 

「猫と睡眠」

もう一つ

猫と切り離せないのが

眠り。

「猫」は「寝子」に由来すると言われ

子猫で1日20時間

成猫でも1日12~14時間は寝ると言われています。

 

「ねこ鍋」

数年前、話題になったのが

「ねこ鍋」

これは決して猫を食べるのではなく

土鍋の中で

身を丸くして眠る猫の様子を撮影した動画が

後にDVDや写真集となって

多くの人が関心を引いたのだそうです。

(猫キチの私が知らなかった!)

 

「江戸の猫カフェ」

「猫カフェ」ならぬ「猫茶屋」といものが

江戸時代にあったとか。

こちらは

猫を可愛がるのではなく

女性を可愛がる。

つまり

遊郭で

本所一つ目の遊所。

そこで働く女性を

金猫とか銀猫とかよんでいたそうです。

 

等々

非常に興味深い解説と

猫の習性やら肢体やら

うまく捉えている絵や彫刻を見ることができました。

 

帰りに

東急本店の少し手前のカフェで一休み。

何故か

ピアノやCD、音楽に纏わる写真が店内にあります。

たまに

生演奏が入るのかと思いましたが

貸出のみしているとのことでした。

 

いずれも

アンティークな

ふる~いピアノです。

 

 

 

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