お友達からお借りしていたCD
佐村河内守さんの
”Chaconne"
と
Shmphony No1 "Hiroshima"
私
最近は
案外聴きやすい
BGM的にしかかけていなかったCD
久々に重量感のある曲でした。
しかも
この曲の作曲家
佐村河内守さんの履歴を読んでしまうと
尚更
この重量感が増します。
この方、
被爆者をご両親として持ち
４歳から
お母様よりピアノの英才教育を受けますが
１０歳にして
その、お母様から
「もう、教えることはない」
と言われる程の進歩。
その後
作曲家を目指しますが
１７歳で
原因不明の偏頭痛、聴覚障害を発症。
常にボイラー室に
閉じ込められているかのような
轟音が頭に鳴り止まない
頭鳴症
他
様々な障害に苦しめられながら
２００３年秋
交響曲第一番”Hiroshima"を完成。
現代音楽を嫌った為
音楽学校では学ばず
独学で作曲を学んだそうです。
これを読んだだけで
この方の壮絶な人生が
憶測されます。
それだけに
という言い方も
語弊がありそうですが
繊細な音が連なります。
聴いた後
聴いた！！という実感と
充実感が湧いた音楽でした。
