



『我々にそれを見る目があり、 それを愛する心があり、 それを掻き集める手がありさえすれば、 我々全ての者にとって この世界には実に多くのものがある ―― 男においても女においても、 美術においても、文学においても、 喜ぶべき、感謝すべき事が 至る所に沢山ある。』 【「アンの愛情」 第37章】 |


【蕾の薔薇】
起床時の空は何もない空。
再び秋晴れが戻って来ました。そして肌寒さも健在。
こちらは昨日、早くも木枯し1号が吹いて、
秋もより深まったような気がします。
そうそう、すぐ上の写真は、『アンの世界』 ではお馴染みの蕾の薔薇。
絵筆では、つい華やかさを求めて、
なかなか蕾を描く勇気? がありませんが、せめて生花で。
それにしても・・蕾の美がある所が、
「薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)」 ですね。

【備前焼尽くし】

【備前焼 & 白薔薇】

散歩に出た折、
採集した犬蓼(イヌタデ)
が綺麗に乾燥しました。
我家にも咲いていますが、
比べ物になりません。
花付きがすこぶる良く、
色も鮮やかです。
ドライフラワーは、
花や葉っぱが、やがて
ポロポロ落ちて来て、
部屋を汚すのが難点。
それでも、それを
補って余りある程の
効果があります。
何と言っても
香りでしょう。
野草には野草独特の
香りがあり、
マトリカリヤなど、
元々芳香のある花は言うまでもありません。
ドライにすると、その香りは、
寧ろ増しているのでは・・と思える程。
折角ですので、ここでお茶を頂く事に致しましょう。
幸い、デパートの北海道フェアで求めた、
「白い恋人」 もありますし。
ひと際大きくなった、昨日の白薔薇も一緒です。
先日の備前焼の珈琲カップに合わせて、備前焼の花瓶に。
薔薇の優雅な香りプラス、野草の素朴な香り。
そんな中でのお茶となりました。