goo blog サービス終了のお知らせ 

【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

布と薔薇の日々 ~ 召しませ薔薇を

2014-10-27 18:01:27 | 薔薇の追憶














コックロビンは 10月の最後の日
放して貰ったが・・・
(中略)
「春になったらあたし達の所へ帰って
来るかも知れませんよ、リラちゃん」
と、アンはすすり泣いているリラを慰めたが、
駄目だった。
「あんまり遠ちゅぎるんでちゅもん」
と、リラはしゃくり上げた。
アンは微笑し、溜息を付いた。
幼いリラには長く思われる四季が、
アンにはあまりにも早く
過ぎて行くようになっていた。                  
                  【「炉辺荘のアン」 第29章】










【黄昏の空】







   今日は、長らく続いた、
  昨日までの日本晴れとはひとまずのお別れ。

   昨日、未明から降り出した雨は、
  朝には上がっていましたが、一日中、雲の多い空に。

   午後になって暫くは昨日並みの暖かさでしたが、
  その後、風が出て来ました。北風。

   今はやんでいますが、何と木枯し1号が吹いたそうですね。
  例年より8日早いとか。夜は随分、冷えるようです。
  気が付けば、後、数日で11月ですものね。















   
   さて、つい3日前にも記した通り、
  今、続々と白薔薇が開花しています。

   様々な表情を見せる薔薇ですが、蕾状態の時も然る事ながら、
  開いたそれは、白の中に秘めた情熱を雄弁に・・
  何かを語りかけているような気がしてなりません。

   それにしても薔薇の芳香は、どうしてこんなにも
  私達をうっとりさせるのでしょう。

   そんな活きた薔薇には到底及びませんが、
  今日も再び咲いた布の薔薇の花々を。

   こんな風に並べて居ながらにして薔薇に囲まれるのも良し。
  バッグや帽子は勿論、カーテンタッセルにも付けて。

   香りはありませんが、こちらは時と場所を選びません。
  咲かせるのは自由自在。気の向くまま。

   生花と一緒に飾れば、香りだって。
  兎にも角にも薔薇には 「想像の余地」 がたっぷりですね。