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アメリカと中国は偉そうに嘘を吐く

2015年12月12日 14時42分48秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

高山 正之氏の著書。

高山氏は1942年東京生まれ。1965年東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部次長を経て
1985年から87年までテヘラン支局長を務め、イラン革命やイラン・イラク戦争を現地で取材。
アジア・ハイウエー調査隊長としてアジア諸国をめぐる。1992年から96年までロサンゼルス支局長。

著書に「アジアの解放、本当は日本軍のお陰だった!」「変見自在、サンデルよ『正義』を教えよう」
「「官僚は犯罪者」は世界の常識」など多数。

本書は月刊誌 「正論」の連載コラム「折節の記」に掲載した文章に加筆・修正したものとのこと。
かなり、面白いし知らない歴史の事実や宗教のことなど勉強になつた。

まえがきからして噴出してしまふ。
「血を思わせる赤い塗料で「殺」と大書したB5判の紙が送られてきたこともあった。何について「殺」
なのかは書いてない。確かめたくとも差出人の名もない。誰が何を恨んで殺すのか。死刑判決だって
主文の前にちゃんと理由が読み上げられる。脅迫状にはもう少し親切心があってもいいだろうに。

電話もよくかかってきた。「韓国大使館の偉い人に言いつけるぞ」とか。「どうぞ」と答えたが韓国大使館に
偉い人がいるとは知らなかった。支那大使館からは酒席を用意した、歓談したいという誘いがあった。
酒を飲ませて、あとは女が出てきてという段取りかと確認したら「それはない」という返事だった。
それでは面白くもないから断った」 (P1-2)

「大新聞が書かないことを書く。それを心掛けてきた。どこかに行きたくなったら、本書を読めば生きて
帰れるかどうかの見当はつく。その参考にしてもらえれば幸せだ」 (P3)
の通り

とにかく、参考になった。特に、朝日は慰安婦や南京大虐殺の嘘加担だけではなく、様々な局面と
世界の場所に於いて日本軍がした功績を「虐殺」等嘘に塗り変えて騒いだり、まともな事を言ふ議員を
攻撃してきたといふこともよくわかつた。

朝日は購読どころか廃刊が相応しい。 なぜまだ購読してゐる人がゐるのか。
なぜまだ販売許可といふか、放送免許まで許されてゐるのか。

シナと米の嘘による日本悪論もよくわかつた。 日本はシナや朝鮮に謝罪と賠償をするのではなく
要求すべきだ。

シナが事実をきちんと言ひ、抗議をする人間に対してヘイコラするのはこの人の前書きにあることからも
伺へる。 油断すると命がなくなる誘いかもしれないが、シナは「思ひやり譲る」事をするととたんに
図にのる輩だから、突き放すのが一番だ。

この本を読んでゐたらこれまでの日本の政治屋・官僚の腑抜け対策は心から許せなくなつた。
一度全員死んで入れ替はつたはうがよい。

テレビ・新聞を見るにも、本書を読んでから見ればその嘘がわかるので是非とも読まれることをお勧めする。