前横浜市長 中田宏氏の著書。
中田氏は昭和39年生まれ、平成元年青山学院大学経済学部卒業後、松下政経塾入塾。平成5年から衆議院議員3期、平成14年から横浜市長2期を務める。 現在、青山学院大学院・国際マネジメント研究科、岡山理科大学、倉敷芸術科学大学、千葉科学大学の客員教授。
自身のスキヤンダル、なぜそれが起きたか等をベイスに「利権を潰さうとするとどんな手で潰しにかかるか」が書いてあつた。
この人については様々な意見がある。
が、本書の内容は「改革」をしやうとした人が少なくともほぼ全員経験してゐることではないかと思ふ。
公務員改革で批判された橋下氏、古賀茂明氏は公務員から潰されさうになつた。 しかし、「改革しやう」とする公務員の現状を知ると、国民は橋下氏や古賀氏を支持する。公務員の「特権」がとんでもなく「税金の無駄」に映るからである。だが、その「特権」を享受してきた公務員からすると、その特権を「改革」により廃止しやうとするやうな輩は、絶対に許せない存在となる。
なんとかして、潰さないとこれまでの特権が無くなる!!といふ事で、スキヤンダルやデツチ上げでマスゴミを扇動し、世間のイメイジを悪くさせ、失脚するやうに進める。(現在、マスゴミが自民新総裁安倍氏批判を早速やつてゐるが、公務員改革に言及してゐる事や1年足らずの間にどれだけ「シナ朝鮮にとつて都合の悪い事をしたか=日本にとつての国益」がシナ朝鮮よりのマスゴミにとつては、脅威なのである。だから実績を取り上げずに、短期間で辞めた、健康が心配等々やつてゐるのだ)
中田氏も、マスゴミがどのやうに「加担」する形になり事実を伝へず、中田氏を追い詰めることになつてゐたかを書いてゐる。 だういふわけか、マスゴミ批判といふのは、必ず他の人の著書にも出てくる。
その現状を見ると、新聞とテレビは信用するのを止めやう、とさらに強く思ふ。拙宅は新聞を取つてゐないが、記者会見の質問のやうすなど見てゐるとあまりにバカなので、こんなバカが書いてゐる記事など金を出しても出さなくても読みたくないと思ふ。
最近は、マスゴミが批判する人は日本のためになり、マスゴミが推す人はシナ朝鮮のための活動で日本のためにならないと言ふことがよくわかつてゐて、ある判断基準になつてゐる。政治屋だけでなく、芸能人や店舗でも同様の傾向がある。
日本人はマスゴミの現状に気づき始めた。マスゴミだけが、自分たちを取り巻く状況が変化してゐることに気づいてない。しかしながら、まだマスゴミを信用してゐる人もゐる。
中田氏のつけた「政治家の殺し方」といふ題名は言ひ変へれば「マスゴミの利用の仕方」といふことになるだらう。