ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

トリュフが何故 ガラスのボトルに?

2009年01月30日 | 自家製デザート


マダム アンド ムッシュー

コマンサヴァ?
ご機嫌いかが?

レアールの魅惑のトリュフ貴女はもう召し上がりましたでしょうか?

えっ? まだ!

トリュフなんてどれもそう大して違わないと!

いいや

実はちょっとちがうんだな~♪

言葉にすると

「美味い☆」んです って 同じか?

まあそれはよいとして

「レアールさんのトリュフ何で瓶にはいっているの?」とお客様に尋ねられまして

そこで皆さんにも御説明さしあげようと思います

トリュフって皆さん御存知?

そこの貴女 丸いココアをまぶしたショコラでしょって!

違います

トリュフとは樫の木の近くの地中に出来おるキノコで

フォアグラ キャビア と肩を並べる

世界三大珍味の一つで歯ざわり香りがとってもいい

高価なキノコです

本物のトリュフは昔は 豚の臭覚を利用して 収穫

しかし今では豚に変わって

犬か人で収穫

豚さんはトリュフを見つけるとすぐに食べてしまいます



訓練された犬 または人に代わったのですが

もちろん

人の場合首輪をつけて探させている訳ではないので安心して下さい。

さて

そのトリュフ

掘り立ては土にまみれているのですがその姿形を

どこかのチョコレート職人が真似てつくったのですよ

パティスリーなんかでは

そりゃオサレなボックスに一粒ずつ間隔をあけて入れられておりますね

やっぱりお菓子屋さんならではです



本物のトリュフはブラシで周りの土をブラシで落とし

水洗いしてから

保存瓶に入れ少しのミネラルウォーターと塩を入れてから

煮沸して保存して料理に使用するのです

料理人ならではです

そこで料理人の私はガラスのボトルに詰めてみました

本物のトリュフはフランスはぺリゴール地方のものが有名で

トリュフを使った料理に

ぺリゴール風と付くことがあります

贅沢な使い方としてはフォアグラにトリュフを組み合わせて作る料理ですが

こちらは

美食家で有名な作曲家

「ロッシーニ」の名前を借りてロッシーニ風なんて書きますね

なにニヤニヤしているんです

そこの声楽家さん

私だってたまにゃ真面目に書きますよ





いかがでしょう

魅惑のトリュフ

1ボトル ¥630(税込)です

ちなみに

使用しているクーヴェルチュールショコラ

ベルギー産 カレボー社の高級ショコラを

2種類ブレンドしております


ウフッ