a vacant mind

虚無と音楽

変革

2006-11-01 | Diary
国の変革について考える時間はない。
末端から壊疽しているのだから、変えようがない。
個の変革の方が余程近道だろう、全体で変われないことはあらゆるところで証明されている。
できあがった段階で、すでに容れ物はできあがってしまっているのだ。革命といって立ち上がった多くの人が敵対する相手になってしまう。

誰の為の革命かわからなくなったら日常に帰っていくだけ、生活のために生きるだけなのだ。
圧政も極まれば耐えきれず人々も立ち上がるだろうが、日本はそれが起きそうにない。矛盾に満ちた政治、経済に対して豊かさによる民主主義を全面に押したてて、格差拡大を目論んでいる。
国民の白痴化によって、それを統制する連中すらも白痴化してしまっては本末転倒だろう。
勤勉さが売りの日本人がアメリカ人になったのでは、職人文化で成り立ってきた日本が風前の灯になるのも必然なのだ。
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