a vacant mind

虚無と音楽

生きている案山子

2006-11-22 | Diary
ただ突っ立っているようでもある
稲があればそれはそれで役には立つが
稲刈りが終わって田んぼの片隅にぽっんと放置された案山子は空を仰ぐだけ。
役に立たないけれどそこにいる。

死なないで何とか生きていること
その時がいつまでも続かないことを願うだけだ
願うだけではなく動かないといけないのだろうがタイミングを計っている。
よくなったと思わせることでは何の解決にもなりはしない。
対外的にはそう装うことができたとしても、違うと内で葛藤するのだ。
強さの中に弱さを見つけることが人は好きです、弱さの中には弱さしか見つけられないから憤りを隠せません。強がっても強がれば強がるほど、自分の首を絞めることになる。
しなやかな強さが必要なのではないでしょうか?
ゴリ押しは自身も相手も疲弊するだけです、こんなに生きづらい世界をこれ以上生きづらくしてどうしようというのでしょう。
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