a vacant mind

虚無と音楽

自殺が意味するこの社会

2006-11-14 | Diary
手の打ちようがないくらいに自殺の連鎖というものを目の当たりにする。こんなに騒がれる前からずっと脈々と続いてきたもの。大人も子供も疲れ果てている、成果主義は日本人には向いていないのだ。競争ばかりしているから負けることを許されない、プレッシャーばかり煽っておいて必要のないものは切捨てて行く。言っておくが日本人が外国人をすべての分野で受け入れる準備なんかできてはいない。どれだけの日本人がプレッシャーに押しつぶされて自殺するだろうか?
自分で自分を支えなくてはいけなくなっている、駄目だと思ったら離脱するしかないことだってある。闘い続けることなんて不可能なのだから。
死にたいと言ったっていい、それが素直な気持ちなのだから。そう言えない雰囲気が日本にはある、病院に行けと無責任なことを言い、病院に行ったら内情を吐露して一瞬楽になったかと思ったら薬が効いて朦朧となったりする。
社会に戻ることのできる人もおられます、しかし戻る力を失ったまま失意のうちに自殺へ向かう方もおられます。受け皿の整備を様々な分野で放棄されてきました面倒だからです。
私とは関係のないところに生きていると思っているのです、その場にいなければ関係のないことですからね。
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