a vacant mind

虚無と音楽

絶望の彼方に

2010-01-09 | Diary
小さいころの方が絶望していた
今の方が絶望していない
死を間近かに感じられるようになったから
近親の死とか自身の体調の変化だとか
目に見えてわかるようになったから
世界は限りなく絶望へと向かいつつあります
崩壊へ向かっているとしてもおかしくはありません
既存の価値観の中に本当は解決の糸口はあるのでしょう
平凡に生きている人たちの中に答えはあるはずです
特別な人間がこの世界を動かしている訳ではない
特別だと勘違いしている人間が暴走しているだけなのだ
人が神になってどうしようというのだ
永遠に続くものなどどこにもありはしない
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モアイ

2010-01-09 | Diary
現代人がつくったモアイ像
水平線には映えるのだけれども
なんだかすごく違和感を感じる
この海の向こうにイースター島があるとしても
古代遺跡の爪痕であるだろう痕跡は
その痕跡から人が窺い知れることはたかだか知れている
どんな意味をもって建てられたのかはわからない
エジプトのピラミッドも墓ではあるのだけれど
墓以外の意味をもっていたのでしょう
ある意味象徴的なものであるが愚かさの象徴でもあるだろう
滅びなくてはいけなかった何かを物語っているのだ
末裔たちの記憶は半ば封じられている
世界中でバベルの塔をつくっているのだから処置なしなのである
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