a vacant mind

虚無と音楽

生まれかわるところが

2008-10-26 | Diary
rashinban / らご
written by seiichi yamamoto

生まれかわるところが 何処にでもあれば
時は過ぎ 死んでしまうけれd
祈りの声たどれば すぐにまた会える

誰かも知らず 何も見えないけれど
ほんの少し昔の 目の前を
今もかわらず 去る者たち

生まれかわるところが 何時までもあれば
声は疲れて やがて消えるけれど
たどりつく 言葉の舟は
いつまた帰る
呼べど答えず 振り向きもせず

こま切れの 海の奥から
さらに遠く 遠い蜃気楼の
景の中を ただ揺れる



コメント
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