a vacant mind

虚無と音楽

DECADE

2006-03-18 | 音楽等
neil youngの初期のベスト盤
自身のneil youngの入門編というもの、10代後半に聞いたものだが何だか泣けてきたのを思いだします。音楽を聞いて感動できるくらい感情は強かったのでしょう。
真っ平らになっていく感情の地平線上に、今はまるで残骸と化しつつある。
荒々しくて悲しくて、とても儚い。じわーっと染み込んでくるようなneil youngの音楽が多くの人に届けばいい、ローリング・ストーンズよりも僕は好きだ。
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死への切望

2006-03-18 | Diary
若かったころは、とても死にたかった。正直生きられないと思っていたんだ。死にたい死にたいとばかり考えていた。まず自分が自分自身何を考えているのか、わからないという思春期によくあることだが、それに決着をつけることはなかった。アダルトチルドレンという言葉もあまり聞かなかった頃、生きることは絶望への近道だった。
この世界はおかしいと思っていた。矛盾することに支配されていると、子どもの頃そう思い込んでいました。自分で自分達を追い込んでいく姿が何だか滑稽に見えてしまった。
一部の人間だけが利潤を貪るのは今も昔も同じこと、全体として腐敗することが人間世界を覆っている。出口のない迷宮へと迷い込みながら死すべき姿が脳裏に浮かんでは消えていくけれども、結局いまも訪れるであろう死とともにあるだけ
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