エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

失業者による仕事作りの社会企業が、エコビレッジと提携できました。

2011-09-12 13:14:48 | Weblog
私は、自由と生存の市という、主に派遣切りや解雇された人達が、自分たちで有機野菜などの野菜販売の仕事を作っていき、自立を目指す事業の一員として活動をしています。

この活動は、主に非正規労働者を中心にできているフリーター全般労働組合が母体になってできている団体です。
またこの事業は貧困状態に陥った方達に、一般的な市場より、ずっと格安で部屋を貸し出す自由と生存の家という事業とリンクしてやっています。

この活動がこの度、なないろ畑という横浜市大和市にあるエコビレッジのような農業共同体に有機野菜の提供を頂くことになりました。

この団体の代表である片柳儀春さんは、すごく親切な方で、有機農業を通じて長年、現代社会への代替案を実践されてきた方で、非常に勉強にになる方だと思います。

また今回の野菜提供に関する交渉で、お互い言うべきことは言い合いながら、非常にこちらの事情に理解を示してくれ、ありがたかったです。

今なないろ畑には、いろいろな人が参加する中で、現代社会が取り残してきた様なニートや引きこもりの人などを受け入れ、そういった人達も結構活動されているようです。私もそんな感じの人間なので、仲間がいたと思い、ますますそういうフィールドを広めたいと思います。私は片柳さんの非常に協力関係を築くのに肯定的な、オープンな姿勢は、私なりにやっていますが、より心がけたいと思いました。

今、なないろ畑は、エコビレッジ化を目指していて、環田中優さんなどに相談し、カフェ作りなどを目標にしているようです。
仲間も広く募集しているようです。

田中優さんは、著名な環境運動家であり、私の大学時代にASEEDJAPANという青年環境NGOでNPOバンク作りをしていた時の師匠であります。
田中優さんブログ 持続する志
草柳さんとは、反貧困集会で初めてお会いして、mixiでマイミクになってもらっていたのですが、私が自由と生存の市のことを書いたら、それを見て、野菜提供の話を言い出して頂き、そこから今回の提携に繋がりました。

やはり今のインターネットの効果と言うものは大きく、草の根の庶民の活動や情報が万人に届けられ、テレビや新聞などの既存の権威を崩していく時代で、玉石混合ですが、柔軟にいろいろインターネットで出会った世界や人達とリアルで交流することは、大きな変化を起こしていくのではないかと思います。
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