out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

2005年夏 伊豆旅行2

2005年08月31日 00時14分33秒 | travel
8月22日。伊豆旅行2日目。
朝、晴天を期待して起きるとなんと。。。雷雨。w
ベランダのイスにかけ干しておいた水着は哀れな姿になり朝から水を絞ってビニール袋へ。

けどこの雨、昨日から見ているとどうも気まぐれなので「そのうち晴れるかも」という楽天的な気持ちでとりあえず出発してみる。
一応雨でも室内で楽しめる『熱川バナナワニ園』に向かう。つきなみ第二弾。w

私は熱川周辺の雰囲気がなんとなく好きだ。
美しい海岸線、海から競りあがってゆく緑濃い山々。賑やかすぎない商店、温泉宿、湯けむり。
こんな場所にある「バナナワニ園」だが、内容的にはかなりスゴイと思う。
だって、豊富な温泉熱を利用し、ワニ他の動物52種、750点をも飼育。ワニの種類で見るコレクションは世界一。
また、植物に関しても熱帯性花木や果実を約1万種栽培。日本最大の収集らしい。
過去何回か行っているが、花や果実の姿にガッカリした事は一度もない。

ということで、渋滞もなく現地へ到着。が、天候は更なる強い雷雨。(滝汗
激しい雨と雷鳴の中、ワニを見る。。。こんな経験あります?
それでもなんとなく自然界を身近に感じながらワニ園屋外プールを後に室内に入る。そこで見たのがこれ。
ワニ君おさわりコーナー! 
えっ? エロい話ではありません。ワニですから。
しかも子供。 あっ、そういうことでなく。
夏休み特別企画らしいんですが、ワニ、正確には「コビトカイマン」を触らせてもらった。
いやー、触った瞬間カプッときたらどうしようかと思ったが、幸いおとなしいいい子だった。けれど、もう食事は肉片を食べるそうだ。喉につかえない程度の大きさにきって与えると自分で喜んで食べるらしい。はひぃ。

背中はゴツゴツだが、お腹の方はプクプクしている。かわいい♪
んー、でもきみとは一緒に暮らせないよ。。。







余談ですが、ワニの顔アップで見たことあります? こんな感じ。w
で、ワニの口の下あたりに魚の影が見えるでしょうか? 
この魚がワニの身体をつんつんとつついて、なにか食べているみたい。これは共生なんだろうな、としばしこの光景に見入る。







園内には他にも魚、カエル、鳥などのほか、こんな風にレッサーパンダやゾウガメもいる。
ゾウガメは小学生までが座れることになっていたが、交渉すると快く中学生の娘も座らせてくれた♪






ここのレッサーパンダはニシレッサーパンダといって日本ではここにしかいないそうだ。リンク先から「レッサーパンダ」をクリックすると、それはそれはかわいいレッサーパンダの写真が見られます。







植物園、果樹園も見事だが、その中で私が好きなのは「オオオニバス温室」と「スイレン温室」だ。
「スイレン温室」は別のエントリーを建て、お花を紹介します。
オオオニバスの温室は、オオオニバスの迫力のみならず、池の周囲に栽培されている植物、ガラスの丸みを帯びた天井など、どこをとっても素敵としか言いようがない。



オオオニバスの花はボコッと浮き上がりトゲだらけの葉に囲まれどことなくおどろおどろしい。
それがまた良い。 このトゲだらけの小さい葉が徐々に大きさを増して、人が乗れるほど大きくなるのだ。







ふたたび、体重30kgまでという制限を乗り越え、交渉成立。娘が葉の上に座る。
葉の上には円形のプラスチック製補助がのっていたが、本来人が乗れるほど頑丈なのだそうだ。







全ての施設を見終える頃には太陽が顔を出していた。
蒸し暑いほどの熱気が帰ってくる。
海岸線を伊豆高原方面に戻りライオン岩を通り過ぎる頃、渋滞にあってしまった。
お腹も空いていたのだが「どうせ混んでいるから」と母が大川駅方面へ左折する。
駅前のお菓子屋さんで、名物の最中『波の子』を買うのだ。さざえの形をした最中の皮にたっぷりの餡子が入っており超甘い。w
買い物を待っている間に海が見えるかな、と大川駅前の方に向かいブラブラ歩いてゆく。
駅以外何もないような場所だが、おもしろい物を発見。

「足湯処」とかいて「そっとこ」。
「わぁー!足湯ぅー!入ってみたかったのぉー!」とはしゃいだのはわたし一人。。。うぅ。 せっかくだから娘に写真を撮ってもらう。
Laylaの「入浴姿」ですが。。。なにか?







その後、渋滞をぬけお昼ご飯を『萬望亭』でいただく。太い梁に広々とした落ち着いた店内で、地元で上がったお魚を食べさせてくれる店だ。
写真は「海鮮大名丼」。海老、いくら、ほたて、マグロ、アワビを味付けして煮たもの、白っぽいのは鯵だったかな? が、のっている。「やっぱ、海に来たら魚だよねー」と、前の晩のフレンチのありがたみも忘れ、おいしく掻き込んだ。w
んー、満足。



お腹もいっぱいになり、さて帰ろうかと思ったが、せっかく陽も出てきたことだし、『大室山』に上がり景色を楽しんでから帰ろう、ということになった。
大室山はリフトで山頂に上がるとおかまの周りを一周して歩けるようになっている。まさに360度のパノラマだ。
晴れてはいるもののあまり遠くまで見晴らす事はできなかったが、気分は爽快。
もっとゆっくりできたら良かったけど、やっぱり来てよかったな、と思ったのでした。


リンク先の "background" に書かれている民話はおもしろかった。今後大室山に
行かれる方、お気をつけください!w

2005年夏 伊豆旅行

2005年08月26日 23時59分27秒 | travel

大室山より シャボテン公園から海までを望む

この夏最初で最後。娘達と伊豆に一泊旅行をしてきた。
中高生にもなると、クラブ活動や合宿、試合などで娘二人との日程を合わせるのはかなり困難だ。やっと3人が一緒に行動できる日を見つけたのがこの8月21~22日の2日間のみ。
どこにも旅行に行かないのもさびしいので、忙しいながらも楽しんできた。
今回は私の母も一緒。したがって、運転手は半世紀弱の運転歴を誇る母だ。w

東名高速から海沿いの渋滞を避け箱根ターンパイクへ。十国峠から伊豆スカイラインを経て伊豆高原に入る。
東京を出るときは快晴だった空が、ターンパイクを上がるとすぐに雨と霧にかわった。
天気が良ければすばらしい眺望なのに。。。
渋滞はほとんどなく早い時間に伊豆高原に着いたが、何しろ雨混じりの曇り空。
室内でも楽しめる『シャボテン公園』を訪ねた。つきなみだ。。。w

でも、動物を見るのは好きだし、特にここのチンパンジーショーはいつ見ても楽しいので
よしとする。
まずビックリしたのは最近テレビで「動かない鳥」で話題になっていたハシビロコウがいたこと。
いやぁ、噂どおり動かない。人相(?)悪い。w 名前はビルおじいさん。
このとおり非常に写真に収めにくい場所にいたため、これではよくわからないでしょう。どうぞ上のリンクから「動物紹介」>「ハジビロコウ」をご覧になってみてください。うん。わりとかわいいかも。

その後、お目当てのダイゴくんのショーが始まる時間まで園内を散策。
何年か前に来たときには、なんだかとってつけたような変な雰囲気だった
「メキシコ古代遺跡」の庭園も年月を経てしっくりしてきた気がする。
これもリンクから「メキシコ古代遺跡」を見ると、興味深い事が書かれています。
それにしても、メキシコってこんなにサボテンだらけなのだろうか?

シャボテン公園内にはクジャク、オウム、リスザルなどの動物が自由に飛びまわっている。それもここの楽しみの一つ。メキシコ遺跡の大きな顔の遺跡の上にもクジャクがいるのが分かるでしょうか?



お昼ご飯を食べ、いよいよパピー&ダイゴのショーの始まり。
トレーナーはテレビでもお馴染みの堤さん。
驚くようなパフォーマンスから、お笑い芸までよく学習している。本当に楽しい。
そしてすごいのはチンパンジーだけではない。トレーナーの堤さんもすごかった。
パピーの機嫌が悪く、ダイゴが怯えて舞台裏に逃げてしまったが、それも難なく乗り切り、途中からダイゴをむかえてショーをさせる。
また、堤さんはショーの説明をほとんど手話でも行っていた。ちょっと、感動だった。

シャボテン公園を後にコーヒーブレイク。
シャボテン公園から国道135号線に向かう道沿いにある『カフェ・ぶどうの実』に行く。
ここはおいしいケーキのほかパンも評判が良いようで、私たちが席につく間にも何組かの人たちがパンを買いにきていたが、残念ながらお茶の時間の頃にはパンはほとんど売り切れていた。
それぞれが違うケーキを注文する。みんなで一口ずつ食べ比べる。
ん~。至福のひと時。


私は写真のタルトマンゴー。
たっぷり乗ったマンゴーがなんとも贅沢。










下の娘が注文したチーズケーキはしっとり濃厚でこれも美味。
奥の飲み物はビールではありません。w
ロイヤルミルクティーですが、上部のクリームがすごいでしょ。
けど、ちっともしつこくなく香りも良かったです。






ホテルにチェックインしてプールで泳ごうかと思いましたが、ちょっと疲れたのでのんびりしてから、周辺のお散歩へ。
緑濃い別荘地を歩き、お腹をすかせていよいよディナータイム。

久しぶりに一皿ずつサーブされるフレンチを楽しみたかったので、あらかじめホテル内のレストランに予約を入れておいた。
前菜が運ばれてくる頃はまだ明るかった空も、次第に暗くなりテーブルのランプがいい雰囲気。
けどこれ、写真には不向きでした。w
とりあえず明るいうちに撮った前菜。
白身魚のマリネ、ホタテとポテトにガーリック風味のソースがかかった物、
しったかなど、少しずつたくさん、ってなんだかうれしい♪

メインディッシュの伊勢海老のローストと牛フィレのポワレの間にグラニテが出てくるあたりも素敵。
デザートまでしっかりいただき、大満足。

その後カロリー消費の為、下の娘とプールでひと泳ぎし、お風呂で仕上げ。
屋根がついていて垣根に囲まれている露天風呂は展望こそないものの広い湯船と外気でリラックスできた。
娘がサウナに入ろう、と言うのでがんばって更にカロリー消費促進!w

いやぁ。ぐっすり眠れた。って、いつもだけど。
と言うわけで、ビーチで水着というわけにはいかなかった初日。
先に言ってしまうと、2日目も海には行きませんでしたし、プールにも
入らなかったので、青空の下はじけるLaylaの水着姿はお見せできませんが、
入浴シーンはアップしちゃうかも。。。!?
ではでは。

今夜は

2005年08月20日 23時39分34秒 | weblog
今夜は満月です。
あんまりきれいだったので、撮ってみたのですがこれが限界w

2学期も始まり無事一週間が過ぎました。
まだお盆でしょ、という16日から始めましたがそれほどの欠席者もなく、ほっと一息。とりあえずはウォーミングアップと言う事で、復習のゲーム、秋に予定している発表会についての決め事、ストーリーリーディング&アクティビティー、のような感じで行いました。

いろいろ不安な点を残しながら、フライング気味でスタートした図書貸し出しも、今のところ生徒達には好評で、この先ものめずらしさだけで終わらない事を願うばかり。
けど、テレビゲームやマンガにしか興味を示さない子供が多いのかと思っていた昨今、ほとんどの生徒が再度本を借り、音読に挑戦している事には私自信も驚いています。
うれしいなぁ。。。

さて、明日から娘達と伊豆へ一泊旅行に出かけてきます。
クラスも始まり、エンジンかかってきたこんな時に旅行なんて、ちょっと後ろ髪引かれる思いですが、みんなのスケジュールを考慮していると、この日程しか取れなかったのです。うぅ。

来週のクラスの下準備はどうにか終わったことですし、この夏最初で最後の娘達との旅行を楽しんでこようと思います。

ゴーヤチャンプルー

2005年08月19日 00時58分40秒 | weblog
今週より2学期を開始。
どっさり出した宿題に、どっさり丸付けしなくちゃいけないし、「生徒が来る」と思うだけで緊張するし、でアタフタの毎日。

「夕飯なにつくろ。。。」と考えるのも億劫になるのですが、いただきもののゴーヤがある。残暑厳しいこの頃。夏ばて防止にもなるし、ここはひとつゴーヤチャンプルーでも作ろうか、と。

ゴーヤの苦味は結構スキです。食べるとなんだか元気が出る気もします。
でもこれって、気がするだけじゃなくて、科学的にも根拠があるようです。

ビタミンCには心身のストレスや疲労回復をする働きがあります。レモンやほうれん草にもビタミンCは含まれているのですが、ゴーヤ1本にはレモン2個分のビタミンCが含まれているそうです。
そして、ゴーヤの偉いところは加熱調理をしても、ゴーヤに含まれるビタミンCだけは壊れにくい!! これってすごいとおもうわぁ。

それに加え、血糖値を下げる効果がある、コレステロールを低下させる効果がある、ガン細胞を抑制させる効果がある、こともわかっているようです。
なんだかスゴイよねぇ、ゴーヤ。さすが長寿の沖縄名産だけあるわ。

「夏ばて」とは言うものの、夜はずいぶん過ごしやすくなってきました。
今夜は満月よりやや欠けた月がきれいに見えました。
どことなく秋の風情を感じたりして。。。

お盆休みを終えられ、そろそろ職場復帰をされる方も多いと思います。
残り少ない夏を楽しみ、乗り切ってゆきましょう。

lunch

2005年08月15日 00時48分44秒 | weblog

夏休みといえど、娘達は毎日のようにクラブ活動で昼ごはんはいつもわたしひとり。たいていは残り物や、インスタントの物を食べてしまったりする。

が、本日は久しぶりに2人そろっていたので真面目に昼ご飯を作ってみた。w
先日ご紹介したバジルを使って、『冷たいトマトパスタ』にしてみた。

角切りトマトたっぷりの中に、オリーブオイル、酢、塩、こしょう、ニンニク少々、そしてシラスも入れてみた。そしてもちろんバジルの細切りも。
パスタにはオリーブオイルで焼いたナスを添え、上のソースをたっぷりかける。
仕上げにカッテージチーズとバジルの葉を散らし、出来上がり。
できたらパスタは細いカッペリーニを使いたかったな。
けど、さっぱりとおいしかったですよ。
蒸し暑い夏もこれでばっちり!かな?

それにしてもどうも食べ物、上手く撮れないの。
先日Kanちゃんの指導も受けたのですけどね。。。(涙

吹奏楽コンクール

2005年08月14日 02時03分11秒 | weblog
アンとミシェルが語らうここ「府中の森公園」の「府中の森芸術劇場」にて、本日『第45回 東京都高等学校吹奏楽コンクール』が行われました。

吹奏楽コンクールの規定などはよくわからないのですが、「高等学校」となってはいるものの中学生の参加も認められているようです。
多くの私立学校の楽団に中学生のメンバーが参加していたようですが、うちの下の娘も本日のコンクールに参加してきました。
パートはテナーサックスです。

思えば昨年は中学1年生になった娘をイギリス旅行に連れて行ったため、夏の合宿が途中参加になり、このコンクールのメンバーには選ばれませんでした。(本人いわく。。。w)
したがって、娘にとってコンクールは今年が初参加。昨年の旅行以来「来年こそは絶対にがんばってコンクールに参加する!」と練習に励んできたので、私としても楽しみの一つでした。

夏休みに入ってからは土・日曜も含め練習は毎日。1週間の蓼科での合宿は充実したものだったようです。

本番当日の今日、張り切って出かけていった娘を見送り、昼過ぎ私も会場へ。
渋滞や、駐車場確保の時間を加味して時間に余裕を持って出たので、公園を散策、写真を取る時間など取れました。
旧米軍府中基地を利用して作られたこの公園は緑も美しく、日本庭園や、夏には子供達が水辺で遊べるような人口の川なども作られてあります。

娘とは別行動でしたが、幸い楽器搬入などの様子を見ることもでき、部員として働く姿に成長を感じたりしていました。
娘の学校の演奏が始まる何校か前に会場に入ると、客席は思った以上の混雑ぶり。
それでも前から3列目の席を確保でき、出番を待ちました。

どの学校も、本番に向け練習を積んできた様子がよくわかります。
プロでもない学生達が懸命に演奏をしている姿を見ていると、なぜかいつも胸が詰まるような気持ちになってしまいます。
「いかん、いかん。こんなことでは泣いちゃうかも。」などと思っていました。
そしていよいよ娘の登場。表情が固い。なんだか一番苦しげに演奏している気がする。がんばれ!
途中、サックス2人だけのパートもあり、こちらの方が気が気でない。こんなに肩の張る演奏も初めて。ちっとも音楽を楽しんだりはできませんでした。(ごめんね。)
それでも何事もなく演奏は終わり、拍手とともにメンバーはそでに引き上げて行きました。その時初めてにこっとしていたかな。

家に帰ってきた娘は多少興奮気味で、「何賞だったと思う?」と聞く。
聞いてきたということは割と良かったのかな、と思い「金?」と答えると、「銀賞」と笑っていました。 
本人曰く、ちっともあがらなかったし、苦しいことなんかなかったよ、とのこと。
そうかいつもあんな顔で吹いているんだ、と一応納得しておく。w

今年の夏の目標を達成し、明日からは宿題に励むのかな?
少しは部屋の掃除もしてね、と思うわたしでありました。

Billy順調

2005年08月14日 00時53分02秒 | 梅花空木

前回から4日しか経っていませんが、左のBillyの根元の芽がかなり大きくなり既に枝状です。
Angel もずいぶん背が高くなりました。




Billy の根元アップ。葉も開いてきて、どんどん伸びるのを待つばかりです。



Angel の小さい方の枝です。こちらもずいぶん大きくなってきました。

フィリップス・コレクション展

2005年08月12日 01時32分25秒 | weblog
先日お友達と『密会』をした際に、「六本木ヒルズって行った事ある?」「ないない」という話が出ました。あまり新しい物好きでもないので、特に用も無ければ行かないところですが、以前より気になっていた『フィリップス・コレクション展』に行ってまいりました。
『蓮、睡蓮の話』でモネの話が出たこともあり、無性にマスターピースを見たくなったことも事実です。

『ゴッホ展』も見損なったし、横浜の『ルーブル美術館展』も終了しましたし、ここは早く手を打たねば、と。。。

今回上記サイトを見て興味を持ったのは、ワシントンDCのフィリップス・コレクションにはオキーフの作品があるということ。一度本物を見てみたかったのです。
サイト内の作品解説にオキーフの名はなかったのですが、一枚くらいあるかも、と期待して行きました。

結局のところ、オキーフの作品はなかったのですが、いままで特別展示は「シャガール」「マティス」のような単発での作品展しか見たことがなかったので、今回のような美術館の作品展でいろいろなマスターピースを一度に見られたことはとても興味深い事でした。
睡蓮ではないですが、モネの作品を見ることも出来ました。

メインとなっていたのはルノワールの『舟遊びの昼食』でしたが、確かに美しく魅力的な作品でした。穏やかな色使い、筆使いかと思うと妙にリアルな部分があり、まるで今にも楽しげな話し声さえ聞こえてくるような。人の肌の表現がとても不思議で、消え入りそうな輪郭なのに妙にリアルで本物の唇、本物の腕がそこにあるように見えました。本当になんとも不思議で美しい作品です。

モネ、ゴッホ、ドガなども好きでした。小学生の頃あんなに理解できなかったピカソも美しく見えました。


森タワー52階 東京シティービューより


フィリップス・コレクションを創設したダンカン・フィリップスについてのビデオも上映されていました。彼の芸術にかける情熱、そして美術品を収集し見せようと思っただけでなく、子供達に美術の教育を本物の作品を通して行った教育的使命の遂行にも感動してしまいました。

また、ワシントンDCにある"THE PHILLIPS COLLECTION"の映像も見られました。もとダンカン・フィリップスの自宅だったと言うこの美術館での作品の飾り方は、まるで素敵なおうちのソファーに腰掛けゆっくり作品と対話する事ができるような雰囲気。
それはもうすばらしい。。。



東京シティービューにて コーヒーブレイク モネの栞を買った。


彼が『舟遊びの昼食』を購入した時「この絵を見に何千マイルも離れたところから人々はやってくる。」と言ったそうです。
確かに、東京でこの絵を見て、その他の作品も見ましたが、あのワシントンDCの"THE PHILLIPS COLLECTION"でこれらを見たらまたぜんぜん違ったものがあるだろう、と容易に想像がつきます。そして、ダンカン・フィリップスの言ったとおり、私でさえ何千マイルも越えてそこに行きたい、と今思っています。

六本木ヒルズの展望台も素敵でしたが、『フィリップス・コレクション展』は本当に良かった。夜10時まで開館していますので、夜景も含めみなさまごらんになってみませんか?

lotus and water lily

2005年08月10日 11時57分04秒 | weblog

2005年8月8日 上野 不忍池


あちらこちらで美しい蓮、睡蓮の写真を拝見しました。
わたしも蓮、睡蓮は大好きです。特に蓮はお釈迦様も座っていらっしゃる蓮華座。
広い蓮池はまさに極楽浄土のイメージ。幾重にも重なる大きな緑の丸い葉の上にポッと明かりがともったような桃色の花が浮かび上がるとまさに神秘の美しさではありませんか。煩悩の多いわたしは極楽浄土に行けそうもないので、この世にいるうちに上野の不忍池や鎌倉の鶴岡八幡宮あたりで、極楽浄土気分を味わうわけです。w


2005年8月8日 上野 不忍池 日傘?


蓮と睡蓮は違う植物なのだそうです。
こちら睡蓮蓮連さんの表を見ると詳しく載っています。う、うん。。。違うんだね。(汗
さらに、唐草図鑑さんの説明では絵もついており、形自体が違うことがよくわかります。
こちらにも書いてあるとおり、「ロトスの実を食べると夢心地の忘却状態になる」とか。あ~、神秘的のみならず、魅惑的?
Inaさんもこちらのページで興味深い記事と美しい睡蓮の写真を載せていらっしゃいます。
もこさんの睡蓮、jijiiさんの蓮もきれいです。

睡蓮と言えばクロード・モネの睡蓮が美しいですね。
大原美術館のweb展示室で見てみますか?
ここにも書いてあるように大原美術館には、モネが作品制作に没頭する為、自宅に作った蓮池から株分けしてもらった睡蓮が咲くのだそうです。倉敷だし。作品も睡蓮もぜひ見に行きたいですね。。。

さて、少し今まで撮った蓮、睡蓮の写真をまとめてみようと思います。お楽しみいただければ幸いです。


2003年3月29日 沖縄 東南植物園にて



2004年7月28日 イギリス キューガーデンにて



2004年7月28日 イギリス キューガーデンにて



2004年7月31日 オックスフォード 植物園にて



2004年7月31日 オックスフォード 植物園にて カエルが見えますか?



2005年5月3日 新宿御苑にて

長々お付き合いいただき、ありがとうございました。