out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

Last one!

2010年09月12日 20時23分47秒 | アゲハ飼育

9/10日 15:00頃撮影


 先日の記事で蛹がチョウに羽化した際「これが最後の一頭かも」とお伝えしました。 蛹はあと一頭いたのですが、色が黒く、どうみても死んでしまったようにしか思えませんでした。 捨てる気にもなれずそのままにしておきました。
 ところが、10日外出から帰ってきて何気なくケースを見ると。。。羽ばたいている。。。w

 もちろん写真がその子です。 ビックリしました。 蛹から出てきても何か障害があるなどそういうことが待っているかも、と思っていたのですが、見たところごく普通のナミアゲハです。



 チョウは羽化してまだ充分時間がたっていなかったのかケースのふたを開けても飛んで行かなかったので、今までより多く写真を撮ってみました。




 そもそもこの子が普通の子とちょっと違う、と思ったのは蛹になるときでした。 5齢幼虫が蛹になるときには、羽化するときに無事翅を広げて乾かせるよう充分に広い場所を探し求めグルグルとあちこちを歩き回り、ようやく蛹になるために身体を固定させます。

 この子の時はグルグル歩き回っている様子もなく(これはただ気づかなかっただけかもしれません)気がつくと羽化用に割りばしをつけた箱の裏側のとても狭い所で動かなくなっていました。
 「何でこんな所に。。。」と思いましたが、しっかりと蛹になるまでは動かさない方が良いと思い、蛹になってから箱を切ってケース側面に貼りつけました。  


 これがこの子の蛹です。

 こういう蛹もいるんでしょうか。 一応「黒い 蛹」などで検索してはみたのですが、よくわかりませんでした。 

 もしかしたら特別に書くこともない、普通の蛹なのかも?



 こちらがそれまでの蛹です。

 いずれにしても、みんな無事チョウになり飛んでゆきました。 

 飼育ケースは空になり、なんだかホッとしました。


Last one...?

2010年09月10日 00時48分07秒 | アゲハ飼育

9/8 撮影


 最後の2頭になっていたアゲハの蛹のうち一頭が羽化しました。 9月10日が羽化予定日でしたから、だいたい予定通りでしたが、またまた早朝ではなく、昼間私がお出かけ中にチョウになってしまったようです。
 しかも8日は台風の影響で時折雨が強く降ったりしていました。 外に出すべきかどうか。。。

 けれど、普通のチョウなら雨の日でも外にいるわけで。 しかもうちにいてもチョウにあげられるような花も蜜もないし。 
 午後には雨がやみ始めたので、あまりいい天気ではありませんでしたが、外に離しました。

 さて、残る一頭なのですが。

 確実に蛹の色がおかしいです。 この子はチョウにならないかもしれません。 なので、これが最後の一頭かも。。。ということです。 けれど、しばらくはそのままに置いておきます。
  

羽化前夜

2010年09月01日 00時49分31秒 | アゲハ飼育

8/30 撮影


 写真撮影日時は正確には8月30日(月)午前2時近くです。 29日夜からこの姿でした。

 週末、八戸にホッケー観戦に行きちょっと観光もしてきたため帰宅は29日遅い時間になりました。 帰宅後アゲハ達を見ると、一頭はすでにチョウになってケースには空の蛹が残っていました。 オクラのネットをつけてやった子です。 娘にチョウになったら放してあげるように頼んでおいたのでした。 ちょっと小さめだけど無事に飛んでいった、とのことです。 

 そして、もう一頭割りばしにテープで付けた子ですが、翅の模様も良く見え今にも羽化しそうでした。 羽化はおそらく早朝に始まるでしょうが、既に時間は深夜でしたので起きて写真を撮る気力は無く、せめて羽化直前の姿だけでも残しておこうと撮った写真です。 三脚を使って、もっと絞って撮れば良かったのですが、横着をしました。

 予想通り30日朝8時ごろ起きると既にチョウになっていました。 羽化はまた見逃しましたが、まぁいいです。

 現在残るは2頭になりました。 一頭はすでに昨日蛹になりました。 なので羽化予定日は10日後として9月9日です。
 もう一頭は5齢幼虫になっていますが、もうそろそろ蛹になるかな。

羽化準備

2010年08月24日 23時42分05秒 | アゲハ飼育
 8月22日にアップした幼虫たちが安心して羽化できるよう少し準備してみました。

 まずは、飼育ケースのツルツル面で蛹になってしまったこの幼虫にはオクラの入っていたネットで足場を作りました。

 羽化予定日(10日後として) 8月31日


 小さいケースの葉っぱで蛹になったこの幼虫は、葉を切り、大きい飼育ケースの人口枝にセロテープで付けてみました。

 とりあえず残りの幼虫たちもいつ蛹になっても良いように、この大きなケースに入れておくことにしました。


 こんな感じだけど、大丈夫かな。。。

 羽化予定日(10日後として) 9月1日


他の幼虫たちその後

2010年08月22日 23時13分44秒 | アゲハ飼育
 7月21日撮影。

 7月21日午後1時ごろ、一頭がチョウになって飛んで行ったその時、他の幼虫はどうなっているかとあわてて見て愕然。。。

 17日朝に緑色の幼虫(5齢幼虫)になった子がすでに蛹になる準備に入っていました。 まだ4日しかたっていなかったんだけどなぁ。 10日くらいはアオムシ状態でいると思ったのに。

 蛹になりそうな行動を始めたら大きな飼育ケースに入れるつもりだったのに、小さなケースのしかも側面下の方に貼り付いてしまいました。 これはやっかいかも。

 とりあえず他の幼虫のついた葉を違うケースに入れ(また新たに購入)、このままの状態で羽化を待ちます。


 大きなケースに移し替えることも考えたのですが、こんなに糸を出してしっかりと側面に貼り付いているので、それは無理と判断。

 羽化するときには身体を蛹から出して、上の方に歩いてゆくそうです。 そしてしっかりとした足場を探してから羽を伸ばすためにじっとするのだそうですが、この時ツルツルの面だと歩いて上に上がれないので、蛹の上部にティッシュやネット状の物を貼りつけてやる必要があるのだそうです。 今回はそれが必要でしょう。


 午後4時45分ごろ。 脱皮をしていました。 まだ角ばった蛹ではなく、皮を脱ぎたての柔らかそうな蛹です。 形もクリオネのようです。 この形から段々と外皮が固まるような感じになって、一番上の部分も四角くなってきます。 

 枝をヒョコヒョコ歩いていた白い足の部分が、模様は残っているのにスベッと平らになっているのが面白いです。


 細い糸で身体を支えているように見えましたが、かなり頑丈な作りです。

 事実、チョウになった後の蛹をシートから外そうとしたら、なかなかはずれずちぎれてしまいました。



残る幼虫はあと3頭。(たぶん)



 一時は死んでしまったと思っていたこの子がまたビックリ。 

 昨日21日にはこの黒幼虫の姿だったのに、本日一日出かけて夜10時ごろに家に戻って見たら、緑の5齢幼虫になっているばかりでなく、すでにこの一番上の写真のように蛹になる準備体制に入っているではないですか! しかもまたまた小さなケースの中で、葉っぱにぶら下がって。 

 う~む。 こんなことってあるんだろうか。 もう夏もおしまいだということを感じ、早く成長してしまおう、ということでしょうか。

 一番上の写真の子の蛹も、この子の体型もとても小さいです。 ちゃんとチョウになれるのか心配です。


 どこから来たのか分からない子です。 現在体長 2.5cmくらいです。

 確実に昨日のこの大きさより今日の方が大きくなっています。


 卵から孵ったと思われる子です。

 この子も現在体長 1.7cmくらいですが、やはり昨日のこの写真に比べると今日は比較にならないほど大きくなっています。

 夏が終わる前にみんな飛び立つんでしょうか。 中には蛹で冬越しをする個体もいるそうですが、この調子で行くとみんな今年の夏中に飛び立てるよう、必死で大きくなろうとしている様子です。


 そんなわけで、成長の様子の記事アップが全く間に合いません。(´・ω・`)


飛んでゆきました

2010年08月21日 23時41分06秒 | アゲハ飼育
 「チョウになっちゃったわよー。 早く出してー!」と言っています。w

 8月9日に捕獲し、8月12日に蛹になった一番最初の子がチョウになりました。

 羽化する様子が見られるかと楽しみにしていましたが、10時ごろ出かけて、12時ころ帰ってきたときにはチョウになっていたのでビックリ。 出かける頃蛹から出始めていたのでしょうか。。。? 
 まだ蛹になって9日目だったし、羽化は早朝だろう、と思っていたのでうっかりしてしまいました。 けれど、翅を傷つける前に発見できたので良かったです。


 すぐに表に出して蓋を開けましたが、飛び立つ様子がありません。

 「おなかが空きすぎちゃったのかも。」と心配しましたが。


 やはりこの飼育ケースの側面はツルツルしていて登ることができないんですね。

 ケースを横にして前進できるようにしたら、フワフワ、ヒラァ~、っとあっけなく飛んで行ってしまいました。

 お天気の日にチョウになって良かったわ。

 色、形を見ると、やはりナミアゲハだったみたいです。


 こちらはまさしくもぬけの殻になりました。

蛹その後

2010年08月18日 10時44分40秒 | アゲハ飼育

8/17日撮影


蛹になった幼虫のその後です。 

 蛹になったのが8月12日夜。 この写真が17日朝撮影ですから、蛹になって5日目の姿です。

 蛹になってから羽化するまでに10日から15日で羽化するそうですので、予定日は

 10日目・・・8月22日(日)
 15日目・・・8月27日(金)

 このあたりが要注意、ということですね。

 羽化する直前には蛹が黒くなり、翅の模様も透けて見えてくるのだそうです。

 現在は蛹の皮(?)が以前より白っぽくなってきて、幼虫の皮膚の一部だったものが外側の包装物のように感じられます。
 角ばって出っ張っている部分が黒っぽくなってきており、蝶への成長を感じられます。



 蛹を違う角度から見ています。 

 この角のようなとんがりや、先端の四角い部分が不思議です。

 蝶に羽化する前、蛹の中では幼虫がいったんドロドロに溶けて、蝶の身体へと変わってゆく、とどこかで読みましたが、本当なんでしょうか。

 いずれにしても、今この中で信じられない変化が起こっているんですね。

 ところで、昨日アップした写真の中にあった卵。 どうやら孵ったようです。

何頭いるの・・・?

2010年08月18日 00時13分49秒 | アゲハ飼育

8/17撮影


 8月12日のエントリーで新たにもう一頭入ってしまった小さな幼虫が動かなくなってしまった、と書いた翌日、どうしてももう一頭くらい蝶になるよう育ててみたくなり、一頭少し大きめの若令幼虫を入れてしまいました。 それが下の写真の子です。

 これは 7/16日撮影です。 13日に2センチくらいの幼虫を入れたのですが、16日には3センチ弱くらいになりました。 このくらいのものを4齢幼虫と呼ぶようです。 この写真では分かりにくいのですが、なんとなく白い部分が緑色っぽくなっていたので、写真を撮っておきました。


 その幼虫がタイミング良く17日朝には左の緑の幼虫(5齢幼虫)になっていた、というわけです。 一番上の写真もこの子の写真です。


 幼虫は脱皮をするとその皮を食べる、と書いてありましたが、これが落ちていました。 


 そして驚くことに、前のチビさんが動かなくなっていた葉に(捨てられずそのまま置いておいた)2齢幼虫ほどのものがいる。 これは、前のチビさんなのだろうか? 4~5日も同じ場所にずっといるんだろうか?

 などと思っていると。


 活発に動き出し、葉をバリバリ食べ始めた。 よしよし。


 ところが、またまたビックリすることに、もう一頭一回り小さい2齢幼虫がいる。

 私は葉を餌として採ってきたときには、寄生虫がつかないように水と手で葉をこすり洗いしている。 なので、なぜもう一頭幼虫がいるのか、まったく意味がわからない。


 しかし。。。

 なぜ、卵が。。。

 あまりちゃんと洗っていないのかもしれない。。。(^o^;

 で、結局現在目で見える幼虫は3頭。 卵一個が小さい飼育箱に入っています。 蛹になりそうになったら、大きな飼育箱にお引っ越しさせようと思います。


蛹なう

2010年08月12日 22時46分56秒 | アゲハ飼育
 10時ごろ上の娘が帰ってきて「あれ。もう蛹になってる。 速いねー。」と言うので、「貼りついてるだけでまだ蛹じゃないでしょ。」と言いつつケースを見ると、なんと蛹になっている! ビックリしました。
 
 
  夕方までは確かにイモムシの形だったのになんでこんなに急に形が変わるんだろうか。 本当に不思議です。

 見にくいですが、首のあたりに身体を支える糸が見えます。 お尻もしっかり固定してるので問題ないようです。 

 蛹になってから羽化するまでには10日~2週間かかる、と書いてあります。 

 ただ、蛹になってもまったく動かないわけではないので、羽化するときにどこかが外れていれば、セロテープなどでくっつけるという手段もあるそうです。


 蛹になった幼虫のすぐ下、ケースの隅には脱皮した後の皮が転がっていました。

貼りつきました

2010年08月12日 16時37分07秒 | アゲハ飼育
 昨夜ブログをアップした後幼虫をちょくちょく見ていましたが、本当にケース内をあちこちグルグルグルグル歩きまわっていました。

 左写真のように、割りばしで蛹になりやすそうな場所も作ってみました。 この棒にも登ったりしていましたが、今朝見ると結局天井の「コバエ侵入防止シート」にピタッと貼りついていました。


 本日はこの体勢からピクリとも動いていないので、もう蛹になるのでしょう。

 頭もお尻もしっかりとくっつけて、上手に固定できたようです。



 それから、残念なことに先日のチビさんは、動かなくなってしまいました。 ごめんなさい。。。


 外で丸々と太っていた幼虫は本日は見えませんでした。 あの子もどこかで蛹になっているように祈っています。