out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

明日は稲刈り

2009年09月26日 23時31分54秒 | 平林の棚田 米づくり

9月21日撮影


 とうとう明日は稲刈りです。 手塩にかけて育てた子供を鎌で切り取ってしまう、ちょっと寂しい気持ちがあるような、ないような。。。
 でも、ここで採れた美味しいお米を食べたらきっとうれしい気持ちで満足すると思う。w

 刈り取ったお米はその後すぐに機械に入れて脱穀してしまうのか、はさ掛けをして日光で干すことができるのか、心配しておりましたが、はさ掛けまでさせてもらえるようです。 うれしー。

 稲は刈り取ったあと、はさに逆さに掛けておくと、茎や葉から栄養分がお米に運ばれて、いっそう美味しいお米になるのだそうです。 ですから、はさ掛けは是非やりたかった。 ここまで育てて機械でガーーーッはイヤだな、と思っていました。 明日ははさ掛けも楽しみです。


 でも、やっぱりこの景色も明日までかと思うとちょっぴり寂しいです。 

 いや、ほんとに楽しませてもらいました。 明日は感謝の気持ちを込めて刈り取らせていただきます。

平林の棚田散歩 9/21

2009年09月26日 23時01分37秒 | 平林の棚田 米づくり

9月21日撮影


 今週末に稲刈りを控え、平林の田んぼはどんな様子か見てきました。 6日にはまだ咲いていなかった彼岸花が咲いているだろうか?と期待して行きましたが、咲いていましたよ。 そして、思っていた以上に稲刈りの終わった田んぼがあり、あちこちではさ掛けされた稲穂が見られました。 まるでパッチワークのような棚田は今までとはがらりと様子を変え、新たな風情をかもし出していました。


右の方に縦に三つ並んだ田んぼの真ん中が私たちの田んぼです。


スズメよけのキラキラ光るテープが、何かのお祭りの儀式の物のようです。


夏には無かった彼岸花がここにも咲いていました。


以前見た景色も違って見えます。 8月22日のこちらと比較して見るとおもしろいかもしれません。 それにしても、刈り取り前の稲穂って本当に黄金色になるんですね。

増穂町 大久保の棚田

2009年09月26日 22時38分55秒 | 平林の棚田 米づくり

9月21日撮影


 シルバーウィークの21日~22日は稲刈り前の田んぼの様子や平林周辺の田んぼをゆっくり見て歩きたいと思い、泊りがけで出かけてきました。
 泊りで行けると思うと気が大きくなり、結果ゆっくり見て歩くどころかかなり遠くまで足を延ばしてしまいました。 その話はまた後ほど。

 こちらの棚田は私たちの田んぼと同じ増穂町内にあるのですが、私たちの田んぼは平林と呼ばれる増穂町の一番山の上の方。 こちらは町に近く、山を登り始める辺り、たぶん大久保と呼ばれる地区にある田んぼです。 

 平林に向かう途中いつも「ここにもきれいな棚田があるな」と気になっていましたが、寄ることも無く通り過ぎていました。 が、今回はこの実りの黄金色と彼岸花の赤に誘われて寄り道をしてきました。






 奥に見えるのは甲府盆地。 建物がぎっしり詰まっています。

戸隠 蕎麦畑

2009年09月23日 01時13分24秒 | stroll


 9月13日(日)、長野県の戸隠に行ってきました。 蕎麦の花が満開でした。

 フラフラとあちこち見ながら遊びながらの旅でしたので、ゆっくり写真を撮る時間がとれず不満だらけの写真になりましたが、これも普段からの積み重ね練習ができていないから、と反省。 こういうチャンスにまともに撮れないのはダメだな。

 さて、今月に入って仕事が立て込んでいます。 けど、このシルバーウィークもちょっと遠出してきちゃいました。
 でも、5日連休のうち3日は働くから。 明日は仕事がんばる(`・ω・´)

 と、言いつつもうこの時間(^o^;

アケビ

2009年09月23日 00時55分27秒 | 平林周辺の自然
  アケビを初めて食べました。

 9月6日、平林の田んぼに草取りに行った際、みさき耕舎で購入。 みさき耕舎には大抵平林で採れた新鮮野菜が売られており、トマトなんかすっごく美味しいんですが、この日はアケビがあり、即買い。

 お店のお姉さんに食べ方を教えてもらい、まずは中身を食べる。 
 んー。 甘くて美味しいのですが、種がいっぱいあり、口の中でもごもごして、ペッペッと出すのに一苦労。w
 その後、「皮は肉詰めにしたり、天ぷらにするんですよ。」と言われたので、天ぷらで食べてみましたが。。。娘いわく「みずみずしい感じ?」

 ぬはは。 山を歩いている時に一個採って食べ「あー、甘い!」で終わりにするくらいがいいかも。w

平林 第5回草取り(9月6日)

2009年09月09日 23時27分07秒 | 平林の棚田 米づくり


 9月6日(日)は合同の草取りの日でした。 最後に田んぼを見た8月22日から約2週間が経過しています。 前回は田んぼの中央部を除き出穂が見られましたので、今回は中央部の稲が出穂しているのか、大変気になるところです。 また、前回出穂していた穂もどのように成長しているか楽しみです。

 上の写真は平林の棚田の最上部にある「みさき耕舎」付近から撮ったものです。 田んぼが全体的に黄緑から黄色っぽく色づいてきた様子が見られます。 右上の山がV字に切れ込んだ部分には、遠く甲府盆地が望めます。
 手前に畑が見えますが、この日ここでは「大根畑オーナー」の種まきが行われました。 やってみたかったのですが、一区画50~60本も採れるということで悩んでおりまして。w で、結局当日朝様子をうかがっていると、かなり盛況だったみたいなので、田んぼの仕事あとに空いているようだったらやってみようか、と思っていたのですが、この日の草取り、思った以上に重労働で大根まで面倒見る元気はなく、あえなくリタイア。w う~ん。 なんか、心残り。w

 いつもの場所からの写真ですが、稲が黄色っぽくなってきました。 わかりにくいですが、丈も随分高くなってきました。


 中央部付近を撮ったものですが、ご覧の通り、出穂しています! 水の取り入れ口付近はまだ穂が出たばかりのようで、直立状態の物もありますが、確実に全体的に穂が出ました。 とりあえずは「おめでとーございますーっ!」という気持ちです。w


 と言うわけで、私もせっせと草取りに励みましたよ。 

 この日は稲刈り前の最後の草取りで「稗抜き(ヒエぬき)」と呼ばれるそうです。 「小さい草はいいからヒエだけ抜いてください。」と言われました。
 ヒエは稲と同じイネ科の植物ですが、丈はイネより高くとても丈夫。 収穫の時に稲と一緒に刈り取られ米に混ざってしまうと大変厄介ですので、この時期に一斉に抜いてしまうのです。

 パッと見た感じでは稲より高いヒエはあまり見当たらなかったので、「すぐに終わってしまうなー。」と思っていたのですが、田んぼの中に入るとそうでもない。 ヒエも実ってくると頭を垂れるのです。( ̄ヘ ̄;)

 以前も思ったのですが、稲の背丈がどんどん高くなり、また分げつも進んで稲と稲の間が狭くなっている田んぼは非常に歩きにくい。 草取りのために水は抜いておいてくれているのですが、乾いているわけではないのでやっぱりぬかるみに足を取られる。 しかも、稲のように伸びてしっかり根を張っているヒエを抜くには、根元を両手でつかんで「エイヤッ!」と引っ張らなくてはならない。 かなりコツが必要で、重労働です。

 指導の農家さんには「この田んぼはいい具合ですよ。 向こうの田んぼはヒエだらけで今日中に終わるかどうか。」と言われましたが、結構な数のヒエを抜いたと思います。 天気も良く暑かったので、終わった時にはクタクタでした。 まー、たった2時間ぐらいの労働だったんですけどね。




 おかげ様で随分いい具合に成長してきていると思います。 けれど、やはり今年の日照不足は稲に大きな影響を与えています。 
 稲穂の中に黒くなっている物や、白く中身のなさそうな物もあります。 農家さんに伺うと「陽が照らない日が続いたからね。 薬も一切使っていないからしょうがないね。」とのこと。 う~ん。 やはり無農薬で育てるということは効率が悪いんですね。 私たちは趣味で作っているのですから、少ない量でも安全なお米が出来ればうれしいです。 けれどこれが仕事なら大変なことでしょう。 
 何はともあれ、今後お天気の良い日が続き、台風で稲が根こそぎ倒れたりしないことを願うばかりです。

 ところで。 よその田んぼで一ヶ所だけ彼岸花が咲いているところを見つけました。 いそいそとカメラを持って見に行ったのですが、畦が雑草だらけの中に咲いており、とても写真になりません。 これ以上は近づけなかったし。

 また、いい場所で彼岸花を見つけられるといいなぁ。


レンゲショウマ@日光

2009年09月05日 22時22分38秒 | 写真試行錯誤


 さて。 8月30日、日光にアイスホッケーを見に行ったわけですが、時間には余裕を持って行動しなければなりません。(`・ω・´) ましてや車で行くとなると渋滞を考慮しなければいけませんから、午後からの試合にもかかわらず、朝は7時すぎに出発しました。 で、結局幸いにも渋滞することなく、着いたのは9時半ごろだったかな? 渋滞しなければそんなに遠くないんだよねぇ。。。

 アイスホッケーの行われる「日光霧降アイスアリーナ」は日光駅から10分ほど山の方に上がっていった所にありますが、ここからは日光東照宮もすぐ。 そして、以前 kuronekoさんから教えていただいた東大の日光植物園もすぐそばでしたので、この日は植物園へ行ってみました。

 植物園ではこの夏気になっていたレンゲショウマを見ることが出来て感激。 (゜∀゜)
 すでに見ごろは過ぎていましたが、行って良かったなぁ~。



 レンゲショウマは青梅の御岳山にたくさん咲くそうで、西武線に乗るたびにポスターを見ては「行ってみたいな。」と思っていました。 けれど、夏は忙しかったので、今京王線の御岳登鉄道のウェブサイトを見たら、御岳山なんだかおもしろそう。 今度は行ってみようかな。 子供の頃父や友達と山登りに行ったことがあったな、と懐かしく思い出しました。

 日光は東照宮ももちろん素晴らしいですが、ゆっくりと時間をかけて東照宮や華厳の滝の方に行く余裕がない時には、この日光植物園でお手軽に自然に触れ合えることができ、いい場所だな、と思いました。

アジアリーグ アイスホッケー 2009 - 2010 開幕

2009年09月02日 12時26分51秒 | Ice Hochey


 SEIBU プリンスラビッツ #18 鈴木貴人。 もうこの姿を見られないのは本当に残念です。




 けれど、帰ってきてくれました。 日光アイスバックス #8 鈴木貴人として。


 8の背番号。 昨年度まで敵として戦ってきたアイスバックスの、ピンクのゾウさんがついたホッケーパンツを着用してプレーしている鈴木選手をなかなか信じられない気持ちで見ていましたが、試合が進むにつれ、そこで鈴木選手ほかSEIBUからの5人の選手達がプレーしていること自体がうれしくて、ホッとして、気分も盛り上がってきました。 
 私、8月30日に日光まで アイスバックス対東北フリーブレーズのプレシーズンマッチを見に行ってきました。 相手チームは今期から新規参入のチーム。 監督は元SEIBUプリンスラビッツの監督、クリス若林です。

 昨年12月、日本のアイスホッケー界名門であった西武がそのアイスホッケー部を廃部すると発表しました。 世界的金融危機の影響があるとは言え、突然の発表にファンのみならず、アイスホッケー界も揺れました。 もともと一時期のアイスホッケーブームは去り、国内で企業が保有するアイスホッケー部はたった三つ。 クラブチームとして貧窮の活動を続けているチームが1つ。 このたった4チームしかないアイスホッケーチームの1つ、それも西武が撤退するのです。 日本のアイスホッケー自体が無くなるのではないか、という話もありました。 いや、まだそうならないとは言えない状況です。

 私は昨年9月ごろからアイスホッケーを見始めたにわかファンです。 自宅から車で20分程度の東伏見にアイスアリーナがあり、そこで西武の選手達が活動をしていました。 もちろんアジアリーグの試合も行われます。
 試合はルールがわからないので、見所はよくわかりませんが(未だに)そのスピード、パワフルな中にある軽やかさに、なんだか惹かれました。
 日本のトップアイスホッケープレーヤー達ですが、圧倒的な人数のファンを持つわけではないので(というよりかなり寂しい)、お正月のイベントやアリーナ周囲で選手達に会えば気軽に話をしてくれるし、サインも写真もOK。 ただ、結局これがあだになったわけです。

 西武の廃部を聞いて、あらためて経済状況の悪化を感じました。 周囲でもご主人のお給料がカットになった、残業できなくなった、などの話は聞きましたが、会社自体がつぶれたり、やめさせられた人は幸いいません。 もちろん現実にはそういう方もたくさんいらっしゃるでしょうし、就職もかなり困難な状況です。

 けれど、彼らは仮にも日本のトッププレーヤー達です。 そんな彼らがあっという間に職を失うのだ、という現実を見るとなんだかショックでした。 「アイスホッケーじゃ、しょうがないよ」と言わないで下さい。 私には同じスポーツ選手として野球の西武ライオンズとなにが違うんだろう、という感じです。
 西武新宿駅や池袋駅に貼ってあるライオンズの選手達の大きなポスターを見ては「なんという待遇の違いだろう。。。」と恨めしく思いました。

 けど、西武のアイスホッケー部廃部を一番ショックに感じていたのはやはり選手達でしょう。

 そのショックは「職を失う」ということからだけではないはずです。 むしろ職と言うことであれば、廃部後普通に西武の社員として働く道はありました。 なんだか私みたいな運動音痴でもガッカリしてしまうのは、「夢を持って生きてゆくことの難しさ」みたいなことを選手とともに感じたからではないでしょうか。
 
 私の家の近くには先ほど言った東伏見のアイスアリーナと、同じく西武が経営する東大和のアイスアリーナがあります。 そこには結構多くの子供達がアイスホッケーを習いに通っています。 アイスホッケーは北米で盛んなので、プロのプレーヤーたちは英語が堪能な方が多いです。 そのせいか、このアリーナ付近の私が勤める会社関係の英会話教室にはホッケーを習っている子達も数多く通っているそうです。 「そんな子達の夢まで消してはいけない」となんだか人事に感じられなくなりました。

 そんな中、西武の選手たちがなんとか今後もアイスホッケーを続けられるように、と強く願うようになりました。 なかなか発表されない移籍先にイライラする日々が続きました。

 しかし、ひとり、ふたりと移籍先が決まり始めとうとうビッグニュースが。 6月29日SEIBUから鈴木選手を含む6名の選手が日光アイスバックスへの移籍を決めました。 
 先にも述べたとおり、日光アイスバックスは企業が保有しないクラブチームです。 有志の複数企業とファンのサポートにより成り立つチームです。 経営状況はかなり良くありません。 選手たちへの給与支給も遅れるような状況です。 さらに、昨年度のアジアリーグでは国内外あわせた7チームで最下位の実力です。 

 しかし、古河電工が手放したこのチームを支えてきたのは地元栃木県民です。 日本一熱いファンを持つチームであることは間違いありません。 このチームに今必要なのはリーグに勝ってより多くのサポートを得ることです。 SEIBUから有能な6名の選手が移籍すれば、夢は更に強くつながれてゆくのではないでしょうか。 企業に頼ることなく、ファンとチームが作り上げてゆく、この不況下に生き延びてゆく道を切り開く可能性を秘めた唯一のチームと言えるでしょう。

 西武が手放したチームから、同じように古河電工が手放し、ファンによって再建された、そんなチームに移籍を決めた鈴木選手他5名の選手の心の葛藤、夢をあきらめない姿勢を見て、なんだかとても胸がいっぱいになり、心から応援してゆきたい気持ちになりました。 私もファンクラブに登録してきました。


 これからもずっとこんな笑顔でいてほしい。



 他のチームに移籍した選手、これを機に引退を決めた選手。 どの選手にも今後明るい未来が待っていることを望んでいます。 また、夢を海外で果たすべく旅立っていった選手もいます。 特に SEIBUのエースだった田中豪くんにはドイツでがんばって、子供達のヒーローになってくれたら、と願います。 大きな選手相手にぶつかり合いのアイスホッケーですから、怪我に気をつけて元気でいてほしいです。

 アイスホッケーの2009-2010シーズンがいよいよ開幕です。


 勢いでグダグダ書いてしまいましたので、わかりにくい部分ご容赦下さい。


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