out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

夏旅行 裏磐梯 カヌー編

2007年08月28日 00時53分29秒 | travel

桧原湖上より望む磐梯山

 8月20日。 朝目覚めるとたたきつけるような雨の音。。。
 もぅほんとにザーザーでした。 朝食をとりに食堂へ行くと他のお客さんが「雷もなっていたわねぇ。」と話している。 「あぁ。。。せっかくカヌーがメインだったのに、中止だわね。」となかばあきらめていました。 
 もっともこのくらい天候が悪くて中止ならカヌー料金は返ってくるし、近くにはダリの作品を集めた『諸橋近代美術館』もあるし、ま、いいか、と思っていたのですが。
 食事をしているほんの30分くらいの間に雨がやみ、薄日まで射してきた。 おぉぉ。 カヌーできそうじゃない。 けど、湖上でどしゃ降り、雷はイヤだなぁ。。。などと思いながら出発。

 いやぁ。 薄日どころか、雲の間から出てくる太陽光線は結構きびしいよ。 この日のためにノースフェイスのエクスプロアーハットを買っておいて良かった。w

 カレワラさんに紹介していただいたのは『アウトドアスポーツクラブ BACSS』。 カヌーだけじゃなく釣りやウィンタースポーツもお任せです。 桧原湖のこんなきれいな入り江にベースがあって、なかなかに気分が盛り上がります。

 わたしたちはダッジオーブンで作ったランチ込みの一日ツアーで参加しました。
 午前中はカヌーレッスンも含め、参加者全員でのカヌーツアーリング。 午後は習った技術を活かして自由行動です。 とても丁寧なレッスンとセイフティートークを受けました。 で、カメラは濡れる可能性があります、写真を撮っているとツアーに遅れて迷惑です、とのことで午前中のカメラ撮影は遠慮しました。
 と、言うわけで写真はすぐにお昼ご飯となります。w

   

 どうです、これ。 おいしそぅでしょー? おいしぃんですよ。w
 ポテトとチキンですけど、たぶん味付けは塩、コショウだけなんですよ。 けど、お肉がホワッ、ホロッと柔らかくて、レタス、パンと一緒に食べるとおいしーo(>▽<)o
 午前中は練習だけで大したことないかな、と思っていたのですが、2時間半みっちり漕ぎまくったものでパクパク食べてしまいました。

   

 お腹もいっぱいになり、できればこの美しい風景の中で昼寝でもしていたい、という気持ちを抑え出航です。
 
 ガイドなしでこの広い湖を好きなように行ってきて、と言われるとちょっと不安でしたが、やっぱり自由行動は気持ちいい。 ま、ほとんど午前中ガイドさんが教えてくれたコースだったんですけどね。
 観光船やモーターボートが通過すると大波が寄せてきてスリル満点ですが、たいていの人が手を振ってくれて、まるで人気者です。w

   

 天気もますます良くなってきて、いい感じです。
 バックスのベースは桧原湖の東岸、南北に長い湖のちょうど中ほどにありますが、そこから南に向かって漕いでゆきます。 ベースの入り江では見えなかった磐梯山も、湖上を進んでゆくにつれよく見えてきます。 
 山の景色はあちこち絶景ポイントがあるでしょうが、何も障害物のない湖のうえから見る磐梯山は格別です。
 また、桧原湖上からは磐梯山、吾妻山、安達太良山と日本百名山がいっぺんに3つ見られる、とガイドの方が言っていました。 この日は雲が多く磐梯山しか見られませんでしたが、そんな景色も眺めてみたいものです。

   

 桧原湖は浮島も多く、浮島と浮島の間はまるでジャングルクルーズのようです。 この先抜けられるのか、行き止まりなのか、水深が浅くなってしまい通れるのか、けっこうスリルがあります。 狭いところではバックをしたり、回転技を使ったり、とても楽しいです。
 右の写真は中央右側あたりにつり橋があるのですが、これは桧原湖にかかる唯一のつり橋です。 陸上で車を置いて探勝路を歩いてここまで来るには一時間半かかるそうです。 カヌーでバックスのベースからまっすぐ来れば30分ほどでしょうか。 このつり橋の先は「いかり潟」と呼ばれ、行き止まりの入り江です。 まるで秘密の入り江に入り込んだようで、ステキでした。

 午後はゆっくり写真を撮りながら約2時間くらいのカヌーイングをして終了としました。 気づけば、膝下丈のパンツをはいていたわたしの足先は、ふくらはぎから下あたりが真っ赤に日焼け。。。うはぁ。。。夏の思い出が焼きつきました。

夏旅行 裏磐梯 五色沼編

2007年08月26日 12時20分52秒 | travel

 約一時間後、五色沼に到着するとこの天気。 うわぁーい(・∀・)
 ここは五色沼自然探勝路、桧原湖側から入ってすぐの「柳沼」 水の色は普通の湖と同じですが、覆いかぶさるような森がいい。

 裏磐梯と呼ばれるこのエリアは、明治21年(1888年)7月15日に磐梯山が大爆発を起こしたことにより、巨大な土石流で磐梯山北側のいくつかの川がせき止められ、桧原湖、小野川湖をはじめとする大小約300もの湖沼群を形成し、現在に至ります。 
 噴火後約100年の年月が森の緑をよみがえらせ、美しく神秘的な姿を見せていますが、たった一回の噴火で森の地形を変えてしまい、また100年足らずでこの美しい自然を取り戻してしまう、自然の偉大さを感じます。

 五色沼と呼ばれる地域はその湖沼群の中、桧原湖と小野川湖に挟まれる約40の湖沼群のあたりをいいます。
 左の地図のように「五色沼自然探勝路」をトレッキングして、約10個くらいの沼を見て周ることができるそうです。(そうです、と言うのは実際わたしたちは4つくらいしか沼を確認できなかったため(^o^; )

 五色沼と呼ぶのは、実際に5色の違う色の沼がある、と言う意味ではなく、それぞれに違う色、一日の中で時間によって色が違って見える、など、沼の水の色が変化に富んでいるから、という意味のようです。

 全工程一時間半の道のりなので、どちらかの入り口に車を置くと行って帰るのに3時間掛かってしまいます。 なのでわたしたちは1日目に桧原湖側から半分、翌日に小野川湖側から半分を歩き、探勝路を制覇しました。 全工程を歩いてバスで元の場所にもどったり、宿によっては予約して迎えを頼めるところもあるようです。

 探勝路は有名な観光地で多くの観光客が気軽に訪れるため、女性はサンダル履き、ミュールなどで歩いている人もいました。 歩こうと思えば歩けてしまうのですが、せめてスニーカーくらいは履いたほうが安全です。 
 と言いつつわたしも先日のサンダルで歩いてしまったのですが、やはりトレッキングはそれなりの準備をしてゆくべきだ、と思いました。



 柳沼の次に見えてくるのが『青沼』 ご覧のとおり水の色がトルコ石のようなターコイズブルー。 
 こんな色の沼を見たかったのよぉ~(・∀・)

   


   

 青沼を過ぎ、上の写真のようなせせらぎを超えてゆくと下の写真左の『弁天沼』が見えてきます。 これは前のエントリー、トップの写真と同じ沼ですが、青沼より透き通った感じのコバルトブルー。 水中の枯れ木や草が透き通って見える姿、森の木々を映し出す姿は絶景です。 
 右の写真は『みどろ沼』です。 その名のとおり緑のにごったような小さな沼でした。 途中、『るり沼』、『竜沼』には気づかなかったわたしたちです。

 この日はここまでのトレッキングで終了し、宿へと向かいました。

 19日の宿は『ペンション カレワラ』
 翌日20日にカヌーをするにはパック料金でとてもお得だったためこちらに決めました。 もちろんお料理もおいしそうだし、なんといっても巨大天体望遠鏡で星を見せてくれるかもしれない。ワクワク(・∀・)
 カレワラさんのHPはトレッキングガイドも充実していて、利用させていただきました。 トップ、アウトドアから見ることが出来ます。 また、オーナーご夫婦もいい方で、絶景ポイントなども教えていただきました。

 宿に到着すると夕飯までまだ時間があったので、グランデコ方面に向かい小野川湖から夕景を眺めてきました。


   

 夕飯はお魚料理、ステーキディナーの後、このエゴマのケーキ。 「この辺ではエゴマを食べると長生きすると言われているんですよ。」と言われありがたくいただきました。
 そして夕食後はお楽しみのライブ天体ショー。 雲が激しく流れているのが気になりましたが、オーナー「やりましょう!」って。w
 雲でまったく空が見えなくなることもありましたが、時折スカッと晴れた空には今までに見たこともないほどの星の数。 こちらのペンションに泊らなければこの星空にも気づかなかっただろうな。 本当にたくさん星が見えるんです。
 オーナーが説明してくれるとぼんやり見える天の川までわかりました。 今まで見たことなかった(認識できなかった?)んですよね。 
 雲が通過するのに何分も待ったりしましたが、珍しいドーナツ型の消え行く星を見たり、リンゴの芯のような形の星を見たり、とても貴重な体験でした。
 残念ながら雲が多かった為にたくさんは見られませんでしたが、ゆっくり時間が取れるときにはデジカメで星の写真をとらせてくれたりもするみたいです。

 さて、明日はお楽しみのカヌーツーリング&ダッジオーブンでのランチです。 お天気が気になるなぁ。。。

夏旅行 裏磐梯 雄国沼編

2007年08月26日 11時13分24秒 | travel

五色沼 弁天沼より

 8月19日。 今年も娘と夏の旅行に出かけてきました。 目的地は裏磐梯。 神秘的な色を持つ湖と森の緑に憧れて、一路東北道を4時間北上。

 19日は日曜日。 その前の週までお天気のカンカン照りが何日間も続いたというのに、ちょうど18日(土)あたりから曇り空。 娘にはわたしが雨女だからだ、とか言われるし。 確かに昨年も水上で大雨、雷だったんだよね。 けど、夜だけで昼間は上々の天気だった。 大雨で水量が増した為に、利根川でのラフティングは長距離下れてラッキーだったし。 今年だって何とかなるさ、曇りだってこの日照り続きの東京を考えればホッとしてリラックスできるでしょ、と気持ちを上げて出発。w

 何にしてもまずは4時間安全運転で、しかもなるべく早く(ぇ?)裏磐梯に到着しなくちゃ、と若干緊張気味で車を走らせます。 だって、東北道を運転するのは初めてだったから。

 けど、人間やればできるものです。 思ったより気持ちよく猪苗代磐梯高原ICに到着。 たしか7時に出発で11時前には着いたかな。 
 ということで、宿泊地の五色沼方面にむかう前に『雄国沼』によって行きました。 リンク先にもあるように、ニッコウキスゲの時期はそれはそれはきれいな沼なのだそうです。 ニッコウキスゲは咲いていなくても何かきれいな花が咲いているかも、と行ってみたのですが。。。

   

 天気も悪く、荒涼とした、寂しい沼を見ることが出来ました。w
 けれど、人が少なく広々とした中、木道を歩くのはとても気持ちが良かったです。 空気も澄んでいてとても涼しい。 
 上の写真左は雄国沼入り口の「金沢峠」から見た町の景色。 おそらく喜多方市とか会津若松市ではないかと思います。 天気は悪いけれど田んぼの緑がとてもきれい。 
 右の写真は同じく金沢峠の展望台から見た雄国沼の景色。 この水辺の緑の平坦な部分に木道が敷かれており、ぐるっと30分くらいのハイキングができるようになっています。 ニッコウキスゲはないけれど、こんな感じ。

   
   

 木道の休憩場で、買ってきたおにぎりとお茶でお昼ご飯を食べ、まったりしてから五色沼へ向かいました。 

やっと夏休みなんですが

2007年08月18日 15時18分02秒 | job

 暑い日が続きましたねーっ。 って、下にも書きましたが。 
 だいたい猛暑日なんて初めて聞いたよ、と思ったら、今年の4月から気象庁が予報用語として使い出したらしいですね。 ま、新語が必要になるほど暑い日が増えたということなんだそうで、おそろしいことです。

 近くのコンビニにちょっとコピーを撮りに行くだけで体中がブワーッと暑くなるのを感じるし、一日に何回も救急車の音を聞いたり見たりしました。 
 例年ならピーカンに晴れている夏の空にウキウキするところなんですが、今年はなんとなくそういう感じがわきませんでした。 

 まぁ、ウキウキしなかったわけは自分が忙しかったから、と言うこともあるんですけどね。

 例年であれば8月の1~2週目あたりでクラスが終わり、約2週間の長い夏休みをいただいているんですが、今年は中学3年生の生徒がいたことから、夏期講習をやってしまいました。 
 中三生にもなると塾にいく子たちがほとんどで、あえて私のところで英語だけの夏期講習をやる必要もなかったのですが、今年のたった一人の中三生は塾に行っていないし、塾の夏期講習に行く予定もない、と言うことなので、だったら夏はやっぱり英語だけでも受験に向けて勉強しましょう、と言うことになったわけです。
 いや、そう勧めたら、「ムリー。ヤダー。」と言うかな、と思っていたら、「そうなんだよねー。やるー。」と言うので実はこちらがビックリしたのですが。。。

 と、こんな風に予期せず実施されることになった夏期講習だったもので、しかも初めての経験だし、何をどうしようかと思案しているところへ、中2生から「ぼくもやる。」って。 ( ̄▼ ̄*)

 プライベート、2コマ。。。結構厳しいよ、これ。 けど、勉強したいという子達を前に「やれません。」とは言えないしね。

 とりあえず、今までの復習、2学期への予習を主な内容として、そこへ英作文、リスニングを組み込んで、と言う内容で用意。 ところが結構計画通りに行かなくて。。。 

 予定通りに進めない、というのは講師の技量の無さをあらわすのですが、わたしのように小さなところでは、生徒の様子を見て、状況にあった授業に変更できるところがいい点だろう、と思ったりしています。 しかも、今年はプライベートだし。

 通常の授業では「中間試験前にここまではやらなくちゃ」的な流れで授業を進めてしまっていると思います。 生徒の理解や能力よりは計画や予定を優先させてしまうことが、とてもイヤな感じです。 
 けれど、今回生徒が一人ということで、いつもよりじっくり接することができ、本当に良かった。 生徒の方から、「○○がやりたい。 ○○をもう一度説明して。」という要望が出たりしたこともとてもうれしかった。 そういうことで予定が変わることは、わたしのところでは大いにアリです。

 振り返ると、はじめての夏期講習ですからとても未熟で、「あれでよかったのか。。。」と思うところもたくさんあります。 生徒達にはいつもわたしの実験台、練習台みたいな役割をさせているわけで、大変申し訳ないです。

 けれど、夏期講習の終わった日、「あーっ!終わったー!」とさっぱりした 顔をして帰っていった中2生。 なぜか長く話し込んでいった中三生。 どちらも何か思うところがあったかなぁ~、と今思い出しています。 お盆休み返上で毎日通ってくれた君たち、本当によくやったよ。

 わたしもようやく今日から夏休み。 明日19日からは2泊3日で娘と旅行に行ってきます。 天気が悪くなりそうなのがちょっと不満です。 ようやくワクワクできると思ったのに。w けれど、涼しい中でゆったりできそうですね。


なすの利久煮

2007年08月18日 14時13分06秒 | cooking
 今日は曇っていてかなり涼しい東京ですが、暑い日が続きましたねー。 
 こう暑いと料理することのみならず、食べることすら面倒くさくなります。

 何を食べたいか考え付かず料理の本を眺めていると、「なすの利久煮」という料理の写真が妙に涼しげで、食欲をそそられ、作ってみました。 

 わたしはなすもなすにかけるゴマダレも冷やして食べたんですが、これって本当は温かいままいただくものなのかなぁ?