out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

今年もありがとうございました

2013年12月31日 21時44分43秒 | weblog

2013年12月24日(火)
中禅寺湖畔にて


 今年も昨年と同じような並びで暮れようとしています。w 黒豆→豚肉(昨年は角煮と書いてあるが今年のトンポーローと同じw)→中禅寺湖。 
 昨年末のエントリーを見ると男体山を前に「あの頂上に立ちたい」とここでも言っていたのですね。 

 例年今年もあっという間に過ぎ、昨年とあまり変わることなく過ごせてよかった、というようなことを感じることが多いのですが、今年はまったく違う感じがあります。

 自分が確実に変化してきたことを悟らざるを得ない、そんな一年でした。 年の始めから身体の不調を感じ通院すること数回。 どの症状も命に関わるようなことでは無かったこと、今の生活にそれほど支障が無いこと、は幸いでした。
 が。。。どこでも言われたことが「老化による症状ですから。」「加齢によるものなので」

 そうなのかな。 もう戻ることのできない別の区域に身体全体すっぽり入り込んだのだね、と認めざるを得ないような。。。最初は「まだまだ」と抵抗する気持ちもありましたが、あれも、これも、といろいろなことが起きてくるうちにすっかりそういう年である自分をもう自覚しました。 今年の自分は確実に昨年の自分とは違う、と。(苦笑 

 自分より年上の友達にはこんなことを言ったら怒られそうですが、それでももう取り戻せないものがあるのも事実。 そしてそのことで実は落ち込むこともあるのですけれど、とりあえず上にも書いたようにそんなに大事ではないのです。
 年齢は素直に認め、努力で補える部分は補い、今やれることは今のうちにやっておこう、と言う気持ちで動いていたら、今年は随分いろいろなことに挑戦してきたことに気づきました。 ほとんどが遊びの部分ですが。w

 今年のブログや自分の写真フォルダを振り返って見ると、自分でもビックリします。ww そして今なお当たり前のように「それ以上を」と思う気持ちがある自分にもビックリします。
 ある日、そう思いながら動いていて、結局やり遂げることができない自分を見る日も来るのでしょうが、その時はその時です。


 けれど、今年は色々なことに対して、割と慎重に、しっかりと考えて進めて来られたのではないか、と言う気もしています。 それは遊びも仕事も。
 その上で広げることができたフィールドを、今年は更に掘り下げていきたい、ひとつひとつを大切に見てゆきたい、と言う気持ちがあります。

 来年さらに広げることができればそれは幸いですが、「慎重に」という言葉は常に気持ちの中に置いておきたいと思います。 今、ともすれば行き急いでしまうような気持ちが心の中に潜んでいる気がするから。

 家庭、仕事、遊びの中で、再度自分がどういう姿勢で向かって行くのか、考える時が来ているのかな、と思います。 遅いかな?(苦笑

 でもね、あまり深刻にならず、川の流れのように緩やかに、葦の穂のようにしなやかに、生きていきたいなぁ、などと思います。


 今年はまた新たにたくさんのお友達と知り合うことができました。 人と知り合うことが少し億劫だった時期がありましたが、今また心の中に新たな風が吹き込んで来たように清々しい気持ちです。

 色々な方に色々なことを教えていただき、ありがたいことだと思っています。 古いお友達も、新しいお友達も、また新しい年、よろしくお願いいたします。

 今年も一年間、不定期不規則なこのブログにお付き合いいただきありがとうございました。m(__)m


「パスポートのいらない英国」に行ってきた

2013年12月30日 22時55分09秒 | job

 2013年12月28日~29日。 年の瀬も押し迫ったこの時期に生徒を連れて語学研修に行ってきました。 語学研修と言っても海外へ行ってきたわけではありません。 場所は福島県岩瀬郡、羽鳥湖の近くにある「ブリティッシュヒルズ」と呼ばれる施設です。

 タイトルにも書いたとおり、ここの売りは「パスポートのいらない英国」体験。 施設内の建物がすべて中世英国の様式を忠実に再現されており、また調度品も本格的な英国の品物を使っていたりします。 そんな環境の中、滞在期間中イギリスの雰囲気を味わえるだけでなく、施設スタッフも英語を母国語とする外国人が数多く勤務しており、日本人スタッフにいたるまで滞在者に英語で話しかける徹底した教育を受けている、英語学習を目的として行く者にとってはすばらしいクオリティを持った施設です。

 こちらでは普通のホテルとして滞在することもできますが、多くの滞在者はここで英語研修をするためにやってきます。 つまり滞在中各種英語のクラスを受けることができるのです。
 東京都の高校でもこのブリティッシュヒルズに校外学習に来る学校を数多く聞きます。 うちの娘も来ました。w

    

 一番上の写真はマナーハウスと呼ばれ、全施設の中でメインの建物です。 マナーハウスとは英国貴族たちが自分の荘園内に建てたお屋敷のことです。 ここにはホテルのフロント、メインダイニングであるレフェクトリ、ジム、プール、そして二階には貴族たちの暮らした部屋を再現した部屋があります。 そのいくつかでは英語の授業も行われます。

 そしてこのすぐ上の写真は生徒たちの宿泊するドミトリー。 マナーハウスからは歩いて5分ほどかかります。 全8棟あるゲストハウスにはヘンリー二世、ニュートンなどの英国で活躍した人々の名前が付けられており、建物や家具調度品はその人物の時代を再現するように出来上がっています。

 時代背景はあまり良くわかりませんが、とりあえずここに来るとハリーポッターの世界、と言えばわかりやすいでしょうか。 まるでホグワーツなのです。w

    

 マナーハウスに戻りますが、豪華な暖炉、ソファ、シャンデリア、大理石の床、ステンドグラス、絵画、花瓶などなど。 本当に貴族になった気分です。w
 この2階の荘園領主、領主夫人の部屋ほかを英語の説明つきで回ってくれるツアーに参加しました。 クリスマスデコレーションはまだ飾り付けてあります。 おそらく1月6日に片づけるのでしょう。

    

 写真左がレフェクトリです。 これを見て「あっ!」と思った人はいますか? ハリーポッターの映画の中でハリーたちが食事をしていた部屋とそっくりですね。 もともとあの部屋はイギリス、オックスフォードのクライストチャーチカレッジにあるグレートホールを模しています。 レフェクトリはどちらを再現したのかはわかりませんが、現地の講師は「ハリーの食堂」と呼んでいました。w

 右写真は生徒たちが宿泊するドミトリーの中にあるラウンジです。 ドミトリーの部屋にはバス、トイレや水道はなく共同のバスルームに行きますが、ここがまたとても素晴らしい。。。 そしてこのラウンジは宿泊者たちが自由に出入りしてよく、ここにもステキな椅子とテーブル、そしてインスタントですが、コーヒー、紅茶が用意されており自由に頂くことができます。
 生徒たちは授業の無い夜にはここに集まりお茶を飲みながら UNOなどのゲームをして楽しむことができます。

    

 夜のイルミネーションです。 この日は吹雪いておりとても寒かったのですが、多くの生徒たちがこのイルミネーションを見ながらマナーハウスのジムに行ってバトミントンをしたり、パブに行って飲み物を楽しんだりしました。 パブですが、生徒たちが(小学生でも)いて良い時間があり、またノンアルコールの魅力的なカクテルもあるのです。

 ジムでは用具を借りるのに英語を使わなくてはならないし、パブでは英語で飲み物を買います。 仕事後の講師やスタッフがビールなどを飲んでリラックスしていますが、ここでも生徒たちに気軽に話しかけてくれます。
 廊下ですれ違っても、どこにいてもイヤな顔をせずに話してくれるここの講師、スタッフたちは本当にすごいです。

    

 朝起きると窓の外にはこの景色。 東京の生徒たちには夢のような世界です。 マナーハウス正面には W シェークスピアーが雪の中に座っていました。 一番上の写真中央も彼なのですけどね。w

    

 生徒たちの様子です。 着いてすぐにチェックインをしています。 もちろん英語で。w まだ緊張していますね。
 右写真はドミトリーから授業に行く様子です。 各自の部屋に使って良いマントが置いてあります。 これはもちろん冬だけのサービスで、これを着たいがために冬に行く生徒がたくさんいるのだそうです。 そりゃそうですよ。 これを着たら誰でもハリー、ハーマイオニーになれるでしょ。w

    

 左写真はクッキングのクラス。 スコーンを作っています。 右はモノポリーのボード。 モノポリーは中学生がやりましたが、ゲームを理解するのも進行するのもちょっと大変でした。 しかし一時間後くらいには楽しんでやっていました。 けれど、楽しくなってきた頃にはタイムアップなのですよ。
 それは滞在そのものも同じ。 ようやく外国人の講師たちに話しかけられるようになってきた頃には終了、帰宅。 でもこれで「もっとやりたかった。」「また来たい!」と思うくらいがいいころ合いなのかもしれません。

 今回は同業者の先生たちと合同の企画で大人数で行けたため、バスも貸し切り、ブリティッシュヒルズでの授業も3種類も取れて本当に充実したいいツアーでした。
 数年前に夏に行ったこともあります。 もちろんその時にもいいツアーだと思いましたが、その時には少人数だったため交通機関は新幹線、授業は2種類しかとれませんでした。 そして予算は今回より高く。。。

 今回は冬景色、クリスマスデコレーション、イルミネーション、そしてハリーのマントという季節感も生徒たちには思い出深い物となったでしょう。

 とりあえず、年末ギリギリまでお仕事しましたが、私もとても楽しかったーっ!! 生徒たちからは「また行きたい!」「外国にも行きたい!」と言われ「うむぅぅぅ~。」と思っている私です。ww