ガソリン高騰がもたらすもの

2008/08/05 姫路駅にて


今日は終戦記念日、また、多くの皆さんは帰省先での一時をお過ごしのことでしょう。明日からはUターンラッシュが始まるそうですから、皆さんにおかれましても、その道中はくれぐれも事故などがないように気をつけてお戻り下さい。かくいうCABEZÓNは、東京に戻ってきてはや一週間が過ぎようというところ、家族のいない家の中は何といっても静かです(笑)。おかげさまで、家に関しては自分のことだけをやればいいので、普段出来ない事などにも手を伸ばしたりしています。ひとまずは、暫く放置してしまったHP、とりわけモバイルサイトに関しての更新などを行っておりますが、時間を空けてしまうと忘れている事が多くなって、思い出すために費やす時間が結構馬鹿になりません。


先般の旅の道すがら得たニュースで、今年はガソリン高騰により、高速道路の渋滞が軽減されているとか、、、その反面、新幹線の利用率はとても高く、駅ネットでの特急指定券予約もあっという間に埋まっているようです。新幹線の利用率が上がるのは、鐵推奨派CABEZÓNとしては望ましい事なのですが、ここに来て鐵道独特の問題が発生しているのだそうです。


それは無賃乗車ではありません。今のシステムでは、新幹線を無賃で乗り切るのは事実上不可能でしょう。しかしながら不届きな輩がいるもので、子ども料金で乗車する大人が増えているのだそうです。鉄道の子ども料金は大人の半額近い設定となっていて、航空会社の設定に比べて遙かに経済的な旅行が出来るように設定されています。当然全ての大人がこれを行ったら、鉄道会社の収益は半減してしまいます。これをチェックする方法が無ければ、鐵道会社の子ども運賃も航空料金並みに引き上げられてしまう懸念もあります。


鐵道は温暖化対策としても有効な交通機関で、単位輸送量比較でのCO2排出量は乗用車の約10分の1であるという報告があります。確かに、鐵のレールの上を鐵の車輪が転がっているわけですから、そのエネルギー効率の高さにはうなずける部分があります。これからの時代に見直されるべき鐵道があり続けるためにも、それを支えるべく正しい運賃での利用をお願いしたいところです。最終的に、この不正による利益や不利益を被るのも自分達やその子孫である事を忘れてはならないと思うのです。


Editor CABEZÓN


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