浅草

記憶を辿ってみても、浅草を訪れるのは、同じ東京に住んでいながら十数年ぶりになるかも知れません。というより、良く覚えていません。かつて、現在のROXビルが別名で呼ばれていた頃、バンドメンバーよりも少ないお客さんを招いて演奏した覚えが(笑)。あれから既に13年近くの年月が過ぎておりまして、CABEZÓN自身の記憶も曖昧になって行く一方です。

まずは腹をくくって完全オフ日として、まぁ歩くのも苦手な義父のペースに合わせ、ユルユルの行程といたしましょう。一応、予定としては、花屋敷で子ども達の遊び欲求を満たしてから、ユキーラさんお勧めのモツ煮込みを食べて終了というパターンを想定。さて、もくろみ通りに進むでしょうか(笑)。

浅草駅で降りて、通りに出ると真っ先に目に入ったのは神谷バー、先日の電気ブランの本場です。地下通路から出た途端にいきなり目に飛び込んできたものですから軽く目眩が(笑)。まぁ、遊園地に行く前だから、一応酒は控えておきましょう。何せ、花屋敷ではあの有名なローラーコースターをじっくり味わう予定でしたから(笑)。

雷門から仲見世通りは、平日にもかかわらず大層な賑わい。春休みですからね、人混みを避けるように裏通りを急ぎました。何故急ぐかと言うと、昼食時が近づいておりましたから、小さい２名がピーチクパーチク騒ぎ出すのはまぁまぁ何とかなるのですが、大きい１名が吠え始めると手に負えませんから(笑)。

さて、急ぐぞゴルァ！！
と歩き始めた途端・・・

「腹減ったから何か食べないね(九州弁)・・・」

orz...

食欲に忠実な人ですからね・・・、慌てて予定を変更、公会堂の辺りを

「ユキーラさんから聞いたのはこの辺り・・・」

と歩き回ること暫く、

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完全に土地勘を失っとる orz...

をいをい、お前本当に東京生まれの東京育ちか？

等と言っていても何も始まりません。空腹を訴える義父の眉間のシワが険しくなって行く一方(笑)。やばい！とばかりにユキーラさんに電話(まったく迷惑なやっちゃなぁ)、道の人に聞いたりしながら何とかそれらしいところを発見しますた。

って、飲み屋じゃん・・・

体の半分以上が酒で出来上がっている人が同伴していますから(笑)、しらふで感性を研ぎ澄ませて味わおうと考えていたローラーコースターを心の中で見失いますた(笑)。

う～ん、美味！！！

開き直って生ビールに日本酒、「もういいよ、とにかく付き合いなさい」と自分に言い聞かせながら(笑)。

昼間の酒は効きますねぇ。良い気分になって、味わい深い遊園地へ・・・。

遊具を目指す、親子連れの表情の輝きといったらありません。
誰もが納得する味わいの深さ

別な意味でのスリルときわどさが混在するスペクタクル

有無を言わせないスケールに誰もが感動しています

仕様書
最高時速４２ｋｍって(笑)

春休みですからね、待つこと40分ほど・・・、せっかくだから昭和２８年製のスリルと味わいを皆さんにも体験していただきましょう(笑)。

さて、お次は泣く子も黙るお化け屋敷。

入口にはこんな恐ろしいものが

ブシュッと何かが吹き出しました

外に出ました

何だか腹がよじれそうです

お腹いっぱいになってきたので、あとは子ども達を遊ばせるだけ遊ばせて、自分達は演芸の深さに心ゆくまで楽しみました。これには義父も大喜び。

良い腹筋の運動になりました

Editor CABEZÓN