こうやって親を見ていると父親の人生がす~~っと見えてきた。
ふるらんの父親の兄弟はとても多くて、次々と兄弟が多かったから母親(ふるらんのおばあちゃん)にあまりかまってもらえなくて、さびしかったみたいで。
男の子は特に
「俺より弟か?」と思うし、まぁもちろん姉妹もそうだんけどね。
(でもねぇ~お母さんになってわかることだけど、とにかく小さい子の方が気になるのよ。だって泣いたらいかなきゃならないし・・上の子は数年前に自分がそうだったって自覚ないもんねぇ・・)
大人になっても男性は母親の愛に執着するからそれが振り向いてほいいが故に実質のない風船みたいなプライドに変換したり、お酒に変換したり、女に変換したり、バク○変換したり・・食べ物や何かに執着を代用する。
うわごとで繰り返してふるらんの名前を呼ぶのを個室で聞いていると・・正直
「もっと強く生きるべきだと思うけど・・お父さん」と少し○りにも感じるものが芽生える。
むっちゃお酒でお金を使い、玄関に女の人が立ってたからなぁ・・・・
「足を踏み外したら地○に落ちるのは早い」・・って思うのは深く実感する。
でも・・這い上がる人はいるんだけど・・・う~残念
ふるらんと弟と心の優しいおじさんとおばさんの数人以外、誰も面会にこない毎日・・・
「これが・・この人の人生の答え」
場面が変わって・・・今はもう誰も住んでいない実家が出てきて、その古い家の中にふるらんが布団をひいて寝ていて、目が覚めたら昔働いていた職場の上司が出てきた。
「持って来たよ~」と言って見せてくれたのが、エビと鯛。
「なんかめでたいですね~」というと
「ははは~人生楽しくないとダメよ」と言って笑っている。
実は彼女、とても仕事ができるし、最高に頭の回る人だったけど、人望がなかなかついて行かず、結局派閥につぶされ、精神的にやられてしまう人生をたどることになった人である。
ふるらんに大人の凄さを教えてくれて
「大人になりなさい。人は自分のことしか考えないし、都合で人を使いまわすし。大人の女になって、大人の男を見つけてあなたの頑張りを正しく受け止める人を探しなさい」
ふるらんが過労で倒れ、意識が戻った時に一言目に行った言葉である。
鯛か~~エビかぁ~~~
そうね~幸せにならなきゃ・・と思った。
壁をふとみると・・○がついている。
なんでこんなところに・・と思ったら
「家の○縁でしょ?こんなこと気にしていたら生きていけないわよ」と言われた。
さすが・・強いな・・と思った。
反面
「助けてくれる男はこの世から減ったんだ・・」と思った。
外に出ると、上司が乗ってきたトラックがあって、
「これ便利よ」と笑っている。
大きなトラックかぁ・・・・(←分析している)
外はまるでナイアガラの滝をドロドロにしたようなところで、場所は滝の上。
平らで・・そして20メートルぐらいの先は谷底である。
足元はどろどろで・・・
実はふるらんの家の周りは川が多く、よく氾濫していました。
でも・・何回氾濫しても・・引っ越さなかったのよ
「ここが我が家の土地だから」って。
子供の時は「そうなんだ」と思ったけど、みんなあの世に行って、3○才の時、土地の権利書を見た時・・
「・・・・え?借地??」とわかった。
なんの執着なんだ??????
親類のおじさんおばさんたちが土地の権利と家の権利を語り合っている。
こんな土地・・何が生まれるの???
泥だらけの水が流れる上に立つ家の中で、親戚が話し合う。
で・・この家の権利、正式には長男さんのものだと思うけど・・・と思ってもふるらんは黙っていました。
どうせ・・聞いてくれる人はいないから(←は宅地建物主任者資格あり)
ちゃんと・・幸せの光を見つけないと・・と思って窓の外をみたら光がさしてきて・・
「わぁ~~綺麗」と思っていたら目が覚めました
自分の実像より、何かを使って大きく見せると○安が増える。
不安はいらいらを大きくさせ、○安を増長させる。
増長した○安は・・もっと自分を大きく見せる。
いつ実像がばれるかわからないという○怖もおまけについてくる。
そして増幅した○安によって自分を○される・・・
○神科の先生が教えてくれました。
「生きるって大変だけど、でもな、考え方や行動を変えて、いちからやり直して、生まれ変わるって誰でもできることだよ。頑張ればみんな応援してくれるし、見直してくれるし。そうしたら失ったものも手に入れることができるし。
自分が何に振り回されているかわかってるか?ふるらんの場合は子供の時のことだろう?いいな、お前は大人になれば必ず成功する人だから、何がなんでも前に進めよ」。
昔のふるらんはね、実家の夢を見るたびに汗がでて、○かったけど・・・今日朝起きて思った。
「克服しようなって思わなくっていいんだ。何があっても鯛とエビを差し入れてくれる人がいるってことを忘れちゃだめだし、自分が決めたらきっと光がさす方向へ歩くようにできてるんだ」と。
この年齢で恥ずかしいけど・・・「もう大人」になったと思った
チャネリング教室を進めていると、生徒さんの過去世が現れてくることがあります。
それは生徒さん自身が気がつく時と、私が気がつくと気があるのでとても楽しみです。
大阪市内のある場所で生徒さんと待ち合わせをしていました。
外はもう冬の風ですから、もちろん室内で待っていたのですが、私の頭の中にフッと
「外で歩きながらチャネリングを教えるように・・」と指示が入ってきました。
(私はひとりひとりの生徒さんに会わせて教室をしていますので、みなさん同じ授業にはならないのです)
生徒さんがやってきて彼女に
「寒いけど・・外で歩きながらチャネリングのお勉強をしましょうか?」と話しました。
そして二人でホットコーヒーを買って歩きながら話すことにしました。
肌に触れる風は冷たいです。
でものどを通るコーヒーの温かさと手に伝わるカップの暖かさに喜びを感じていました。
生徒さんが
「暖かいって・・不思議ですね」と言いました、
私も
「暖かいって幸せね」と話しました。
少し歩くと彼女は
「ちょっとあの木の下にいっていいですか?」というので
「いいわよ」といい、一緒に行きました。
彼女はその木の下に行き、じ~~っと上を見つめていました。すると
「はるか昔・・こんなことをしたと思います」と言って
「私は・・私は・・・雪が降るのを待っていたんです・・・」と言い始めました。
その姿を私が見ていて・・
「あなたは・・雪が見たくて・・でも身体が持たなくて・・亡くなった人よね?」というと
「ええ、そうです。一度でいいから雪を口の中にいれて感触を味わいたかったんです・・でもベッドからでてくるのがやっとで・・木の下に立っているのがほんの数分で・・・あ・・・立てるって幸せだったんだ・・・」と話していました。
彼女は思い出したのです。自分自身の前世を。
「私に話してくれる?前のあなたのこと・・」というと
「はい・・・実は・・」と言いました。
アメリカで商売をしているお家に生まれました。
父は貿易の仕事、母は彼女が20代の時に病気で亡くなりました。
父親はほとんど家にはいないので彼女はお手伝いさんと一緒にくらしているようでした。
庭をみながらお茶をするのが彼女の日課。
本を読むことと、占いが大好きな女の子だったようです。
占星術が得意だったみたいで。
「スピリチュアルの世界にもっと集中したいわ~」と思っているようでした。
毎日カードを開いては今日の運勢をみている・・
そんな毎日でした。
ある日、胸の病になり・・
入院をしていました。
父親は仕事でめったに帰ってきません。
毎日、庭の木を見ながら・・自分の命を占っていたようです。
前のように元気になって歩きたい・・
その願いもむなしく・・23才で亡くなりました。
「したかったことはなに?」と私が聞くと、彼女は木の上を見つめながら
「やっぱり占いですね。そしてカードが無くても占えるようになりたい、と思っていました。
「先生・・」というので
「はい?」と答えると
「こうやって立っていられるって・・幸せなんですね」と言いました。
私は
「そうよ。二本の足でバランスをとりながらこうやって立ってるって奇跡だもん。本当にありがたいことだものね」と彼女と同じ方をみながら言いました。
そして
「人の人生を占うって・・どう思う?」と質問すると
「大切なことです。そして・・ありがたいことです。そうわかりました」と言いました。
命はとても大切なこと、健康はありがたいこと、そして話せて、会話ができるということは幸せなこと・・
彼女は前世でそれを深く学んでいるのでした。
「思い出した?」と聞くと
「はい、なんかいろいろ思っていたことがつながりました。私は・・カードなしで人の幸せを伝える仕事をしていけたらいいな~と思うことだったんですね」と言いました。
風は・・冷たく、それでいてありがたい。
え?冷たいのに・・ありがたい?って思うのは変?
変だとは思わないのが私です。
だって・・・冷たいってわかるのは幸せなことだから・・・・。