中国にえらい人が尋ねたらこんな椅子の並び方で・・って感じのレセプション。
それがもっと古い時代で・・・
むっちゃ古い時代。
間違いなく背もたれが頭の上まであって、間違いなく王座である。
石だと思うけど・・硬い感じで、でも座布団が絹。
グレーっぽいなぁ・・そう見えるだけかな?
一人の王様は、とても着るものが華やかで、それでいて戦闘に強く、体が大きくて肩幅が大きい。
体の厚みもあって・・・負けん気が強い。頭も回る。
もう一人は隣国の王で、隣国と言ってもかなり遠い王様。
背が少し自国の王より小さいぐらいだけど、身幅が広い。
背中が肉厚で、派手な色より、黒っぽいものがすきなのか、それとも節約なのか、それとも着るものにまったく興味がないのか。
特徴がある。
顔の~~が~~~なのだ。
そして目が鋭い。
といっても光が濃く、深い。
おつきの人たちが頭を下げるのは当たり前だが、王の目線が違う。
「しゃちほこばるな」というのが持論らしい。
気楽さと、暖かさ、そして戦闘に入ると人のにおいをかぎわけるような人に見える。
頭はあまり回さない。
周りがみんなやるみたい。
決定権は王がもつけど、王の回答はこうだ。
「お前は俺が選んだ人間だ。だからお前の考えは俺の考えだ」
もう一人の王は違う。
全て自分が決める。
「考えて来い。そして話あって、まとめる」。
家族も違う。
隣国の王の奥さんの影が薄い。
もしかして奥さんがいないかもしれない。
・・というより、女より男が好きで、仲間が好きみたい。
もう一人の王は家族も女官も多い。
華やかで美人ぞろい。
「国とはこんなに違うんだ」と思った
男の手はぜんぜん違う。
今までの本人をあらわす。
女の顔は請求書で、男の顔が履歴書という言葉があるように男の手は何を今まで握ってきたか良く出ている
だからふるらんは人の手が大好きで、握ると幸せになれると思っている
ふるらんのそばを隣国の王が通っていった。
黒のシルクに銀か金の立ての刺繍が入っている。
目が一瞬あって、そしてその一瞬が数秒にも感じられる。
おつきの人たちがその目線を追って次々にふるらんを見る・・
悪い言い方をしたら・・値踏みされてる?
王様の考えていることをみんなで考える国なのねぇ・・・・
「この王様・・今までの人と違う。敵に回したら大変かも・・」と思った。
でも・・敵にはならない。
この人は敵を作らないだろうから・・・
隣国の王様のおつきの女性たちと仕事を進めながら、
「楽しく仕事を遂行してくださいね」という意味をこめて、笑いながら話をしたり、とにかく帰り道も疲れると思うからおつきの人たちが疲れないように進めていった。
つまり、笑い声が耐えないようにしたのだ。
正直、不真面目に見えるかもしれない。
でも、隣国の王様にはこれでいいと思ったから
最終日の夜の食事をしながら、隣国の王様が前に出てきて、漢詩を歌いながら剣の型を舞う。
腰が低く、足をにじるように動かす。
重い型である。
思った。
「この王様は国を大きくする人ではなくて、大地に根を下ろし、国を豊かにするのが目的」と。
自分の子供を継がせるとか、そんなことは思っていない。
ふるらんはあまり位の高い人ではなかったのであまり前にはいなかった。
でも剣の重さを感じるぐらいの深い舞だった。
笑い声が響き渡る。
良い夜になりそうで心が少しホッとする。
王様もとてもご機嫌がよい。
奥様は奥の部屋へもどられ、男同士で音楽を聴いている。
隣国の王はふるらんのところへ来て
「あなたは気を使う人だ。みなに気を使ってくれてありがとう」と言ってくれた。
その王が帰国。
馬に乗る背中のシルクに光が当たって光っていた。
王様がこういった。
「大きな男はいるものだ。俺ももっと大きくなってこの国を豊かにして、みなに楽をさせたい」と。
風が吹く。
一瞬で砂埃がまって隣国の王の列が見えなくなった。
そして城へ戻ろうとする視線の先に大きな門が目に入る。
「豊かさとは何なのか・・建物か?それとも・・・・」と自問自答していたら目がさめた
口の中に砂?
・・あるわけないよね?
それがもっと古い時代で・・・
むっちゃ古い時代。
間違いなく背もたれが頭の上まであって、間違いなく王座である。
石だと思うけど・・硬い感じで、でも座布団が絹。
グレーっぽいなぁ・・そう見えるだけかな?
一人の王様は、とても着るものが華やかで、それでいて戦闘に強く、体が大きくて肩幅が大きい。
体の厚みもあって・・・負けん気が強い。頭も回る。
もう一人は隣国の王で、隣国と言ってもかなり遠い王様。
背が少し自国の王より小さいぐらいだけど、身幅が広い。
背中が肉厚で、派手な色より、黒っぽいものがすきなのか、それとも節約なのか、それとも着るものにまったく興味がないのか。
特徴がある。
顔の~~が~~~なのだ。
そして目が鋭い。
といっても光が濃く、深い。
おつきの人たちが頭を下げるのは当たり前だが、王の目線が違う。
「しゃちほこばるな」というのが持論らしい。
気楽さと、暖かさ、そして戦闘に入ると人のにおいをかぎわけるような人に見える。
頭はあまり回さない。
周りがみんなやるみたい。
決定権は王がもつけど、王の回答はこうだ。
「お前は俺が選んだ人間だ。だからお前の考えは俺の考えだ」
もう一人の王は違う。
全て自分が決める。
「考えて来い。そして話あって、まとめる」。
家族も違う。
隣国の王の奥さんの影が薄い。
もしかして奥さんがいないかもしれない。
・・というより、女より男が好きで、仲間が好きみたい。
もう一人の王は家族も女官も多い。
華やかで美人ぞろい。
「国とはこんなに違うんだ」と思った
男の手はぜんぜん違う。
今までの本人をあらわす。
女の顔は請求書で、男の顔が履歴書という言葉があるように男の手は何を今まで握ってきたか良く出ている
だからふるらんは人の手が大好きで、握ると幸せになれると思っている
ふるらんのそばを隣国の王が通っていった。
黒のシルクに銀か金の立ての刺繍が入っている。
目が一瞬あって、そしてその一瞬が数秒にも感じられる。
おつきの人たちがその目線を追って次々にふるらんを見る・・
悪い言い方をしたら・・値踏みされてる?
王様の考えていることをみんなで考える国なのねぇ・・・・
「この王様・・今までの人と違う。敵に回したら大変かも・・」と思った。
でも・・敵にはならない。
この人は敵を作らないだろうから・・・
隣国の王様のおつきの女性たちと仕事を進めながら、
「楽しく仕事を遂行してくださいね」という意味をこめて、笑いながら話をしたり、とにかく帰り道も疲れると思うからおつきの人たちが疲れないように進めていった。
つまり、笑い声が耐えないようにしたのだ。
正直、不真面目に見えるかもしれない。
でも、隣国の王様にはこれでいいと思ったから
最終日の夜の食事をしながら、隣国の王様が前に出てきて、漢詩を歌いながら剣の型を舞う。
腰が低く、足をにじるように動かす。
重い型である。
思った。
「この王様は国を大きくする人ではなくて、大地に根を下ろし、国を豊かにするのが目的」と。
自分の子供を継がせるとか、そんなことは思っていない。
ふるらんはあまり位の高い人ではなかったのであまり前にはいなかった。
でも剣の重さを感じるぐらいの深い舞だった。
笑い声が響き渡る。
良い夜になりそうで心が少しホッとする。
王様もとてもご機嫌がよい。
奥様は奥の部屋へもどられ、男同士で音楽を聴いている。
隣国の王はふるらんのところへ来て
「あなたは気を使う人だ。みなに気を使ってくれてありがとう」と言ってくれた。
その王が帰国。
馬に乗る背中のシルクに光が当たって光っていた。
王様がこういった。
「大きな男はいるものだ。俺ももっと大きくなってこの国を豊かにして、みなに楽をさせたい」と。
風が吹く。
一瞬で砂埃がまって隣国の王の列が見えなくなった。
そして城へ戻ろうとする視線の先に大きな門が目に入る。
「豊かさとは何なのか・・建物か?それとも・・・・」と自問自答していたら目がさめた
口の中に砂?
・・あるわけないよね?