らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

真珠のちから

2006-11-20 16:10:44 | チャネリング・教室
綺麗な宝石を見るたびに心から「わ~~~」と言ってしまうのが女心。

百貨店のアクセサリー売り場を見ては目の保養、そして幸せそうなカップルを見ては、いいなぁ~私のああなりたい。と思うひと時です。
ちょっと胸の辺りがポカポカして・・・

少し前のお話になりますが・・・
ある女性から、年配の男性のお客様を紹介していただきました。

そのお客様は数年前に奥様を亡くし、とてもさびしい思いをしていました。
「後を追うことも考えました、でもそれはきっとしてはいけないことだと思ってあきらめました」とさびしい顔をされていました。

男性は残されるととても寂しいのです。
お母さんを見失った子供のように。
「私はどうしたらいいのでしょうか?」
という問いに私は答えました。
奥様はあなたの健康を願っていること。また男性として生き生きして欲しいことなどを伝えました。・・と
「あの・・奥さん、真珠のものを大切にしていませんでしたか?」と聞くと
「はい、指輪があります。私から送ったものです」

それを身につけるように勧めました。もちろん指輪では男性ではできないので、
「タイピンとかブローチのように身につけるものがいいです。いつも一緒にいられますよ」と言いました。

すると、ご主人様は「早速そうします」といいました。
「・・それと・・」と言葉を続けました。
「どうしても寂しくていらいらするのです。自分の気持ちが真珠を身につけただけで治まるのでしょうか・・」と聞きました。
「そうですね・・・」と言って亡くなった奥さんとお話してみました。
奥さんも困った顔をされています。(でしょうね・・・
それで私の守護霊さんに聞いてみました。
ニッコリ笑って「楊貴妃」の姿を見せてくれました。
それでふるらん、ピンと来ました。
「あの・・真珠を加工するとき、少し削ってもらってその粉をもらってください。
ほんの耳掻き四分の一でいいので。それを○○してください。落ち着きますから」と話しました。
「○○ですか?」
「はい。昔楊貴妃が使っていたと聞いています。それに化粧品の中には真珠成分のものがありますし・・でも奥さんのもの以外にはそんなことはしないでくださいね」
(注意・・・みなさんは真似しないでくださいね。この件ではこの答えでしたが、ご相談内容によってはできない場合もあります)
「これで家内がいつもそばにいてくれるんですね」
「そうそう」
「実はお骨を少し○○したかったのですが、親戚に止められて・・」
「あ・・・そうでしょうね、でも気持ちわかりますよ」
「ありがとうございます」・・と涙を流していました。

とても愛していたのです。ただ奥様一筋に。
子供のいなく、二人で一緒に生きてきたのです。
愛と笑顔で彼の人生を支えてきた奥様が居なくなったときの気持ちを考えると、お骨を○○したいという気持ちも深くて理解できます。

それから数ヶ月後、ホテルのロビーでその男性と久しぶりにお会いしました。
帽子をかぶり、カッコのよいジャケットをはおり、さわやかな笑顔で立っていました。
後ろで奥様がニッコリしているのがわかります。
「毎日出かけて散歩をしたり、旅行にいったり、図書館へ行ったり・・人生が忙しくなりました。それにいろんな友達もできて。
寂しくなくなりました。いつも胸にこいつがいっしょですし、万が一無くしても家内が一緒にいますから・・」とってネックレスを出してくれました。

ロケットにして、表には真珠を半分にしたものが付き、中には夫婦の写真が入っています
「最後に写した二人の写真です」と照れる顔が青年のようでとても素敵でした。

愛は年を重ねるほど、美しく、深く、そして精神性が高まります。
いつまでも、たとえ命が消えてもそれで愛が終わるわけではありません。

「来世でまた会おうね」

そんな約束をしている人を探すために今があると思っています。