四国八十八箇所バスお遍路へ。

朝5時に起きて身の回りの準備。眠い・・・
そして７：３０阪急インターナショナルホテルから出発。

なんとバス３台。
え～～そんなに行くの？？？
・・・ということは現地でものすごい人・・・・
どうなるんだろ・・と思いました。

私のバスの先達さん（案内と説明をしてくれる専門の人です）はお坊さんでした。
あ、これはついている～
詳しいもんね～
普通は一般人の人で、四国のお遍路を１００回以上回っている方で試験を通ってその資格を取るのが普通です。

このお坊さん、なんと2年まえまでは電通の社員さん。
早期退職でそのあと東寺（京都の教護国寺、真言宗です）さんで得度（お坊さんの儀式）をされた方でいま高野山大学を通信で勉強されているそうです。
（あ～よかった東寺の薬師如来さまに挨拶をしておいて）

詳しい・・・めっちゃ助かる。
数珠の使い方持ち方、そして挨拶の仕方・・・
話を聞いていてめちゃ嬉しかったでした。

ちなみに昨日も同じコースのバスの先達さんをされたそうです。
「今日は昨日と違って天気もいいし、暖かいですね。みなさんの行いがわかります」とお褒めの言葉でした。

本日は１２番札所から１６番札所へのご挨拶です。
で、大阪からバスが3台出ていますし、他の地方から２台でていまして、計５台。
その情報が入ってますので、本当は１２番からご挨拶なのですが、（逆周りになるので）私達のバスは１６番から行くことになりました。
（はい、この文章を読んであ！と驚いた人、数人いますね？ふるらんも驚きました。また来たか、このメッセージ）。

全部書くとめちゃめちゃ長い文面になるので、だいぶ省略しますね。



・・で、とっても楽しかったでした。
でも、ちょっとマナーが悪い。
仕方ないのでしょうね、ちゃんと教える人が居ないから。
やりたいようにやっている人がいるのを見ると、ちょっと残念。

バスからみて結構歩き遍路をされている方も多かったでした。
本来は歩くのです。
時間をかけて。
それが最高の教えと導きですから。

バスの中のメンバーは皆さんご年配です。
私より若い人は中学生と、あと２０代の女の子が居ました。
他はお年を重ねておられる方です。

お遍路を考えておられる方へ。
歩けるうちに行ってください。
結構歩きます。もちろん階段も多いですし、道も悪いです。
皆さん足腰が痛いといわれます。
そして一日バスに揺られます。
トイレはついていません。

ふるらんなどはほとんど水を取らないで、乗っています、が、トイレは毎回お寺でお借りしています。

そして、ふるらんでさえ、腰が痛いです。

すべてご挨拶が終わって帰り道で淡路のインターチェンジで３０分休憩です。
そのときには皆さんくたくた。
買い物をしているときは元気になりますけど。



帰りのバスの中で先達さんがいろんなお話をしてくれました。
真言宗の大切なお話や、各宗派のこと、宗教のお話なども楽しかったですが、来年の東寺のことも教えてくれました。
よかった、東寺へ行っていて、とまた感激していました。

帰宅して、御朱印などを干して、ちゃんとして・・・
今日はこれで寝ます。
やっぱり私でもしんどいです。
でもとても楽しいです。

四国のことをお遍路さんは「お四国」を言います。
この国はお大師さん（弘法大師空海さん）のご縁の土地です。
無事に今日一日終わらせていただき本当に感謝の一日でした。

では「おやすみなさい」。