『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
嬉しい出来事!広島編
広島に原爆が落とされた8月6日の翌日、広島で打ち合わせがあり(飲み会もあり)久しぶりに広島出張をした。
東京経済大学に就職してから特にタクシーに乗る機会が増えた。
いつも旅行カバンと仕事道具の詰まったカバンを持ち歩いているので、重さに耐えられず、タクシーのお世話になることが多い。
タクシーの運転手の接客態度の悪さは、全国共通であるが、まず、目的地を告げてもノーリアクションであることが多い。
タクシーに関しては、色々ないやな経験をしておられる方が多いと思う。
さて、
8日、宿泊したホテルから広島駅まで、タクシーに乗った。例によって、旅行カバンと仕事道具の詰まったカバンを携えて。
その運転手は、気さくに話しかけてくれた。こちらも広島に来た理由を語りながらいると、駅についた。
それほど遠くなく、<基本料金+ちょっと>の料金だったと思うが、下車する前にお金を渡そうとした。
そうすると、
何と・・・
何と・・・
要らない!とおっしゃる。
まさに、キョトンZZZ!
はあ?
とリアクションする。
えっ?どうしてですか?
とさらに続ける。
こうして広島にお越しになるだけでありがたいけん。
と。
こちらも、初めての出来事に驚きつつも
<ラーゴム>な所持金しかいつも持っていないので
<すいません、ありがとうございました!>と告げて駅に向かった。
詰めが甘いことに、
お名前をうかがったり、前方のネームプレートで確認したりできなかった。
よし、
『探偵ナイトスクープ』で探してもらおう!!。
大学における広報のあり方について。
我が大学は、広報にもすこぶる力を入れている。
東京経済大学のHPのフロントページにも、下方左側に、「マスコミに紹介された東京経済大学」(表現は不正確、自信ないです)というマークがあり、それをクリックすると、2か月単位で、東京経済大学の教員、職員、卒業生、学生など東京経済大学に縁のある方が、マスコミに紹介された事実がコンパクトに紹介される。
私も今年に入ってから、日経新聞の記事での小生コメント、大竹まことのラジオ出演、共同通信配信の各新聞の記事での小生コメント、NHK大阪のテレビ出演について、紹介していただき、キョトンCの存在感を多少なりともPRできて嬉しく思っている。
10月初め、新評論から、『スウェーデンの高齢者ケア』の紹介記事が載ってるぞ!と、東京新聞の記事が同封されてきた。
確かに、9月28日に、山下悦子氏という女性史研究家の方が(面識がなく、すいません)、読書欄『テーマで読み解く現代-女性(下)』で、吉本隆明氏、金子勇氏の各著作に対するコメントをした後、私の本について、12行にわたり、コメントをしている。
とっても、ありがたい!
この読書欄での紹介で、5~25冊ぐらいは売れたはずだ。
で、この情報を
我が社の広報課の職員さんに伝えたのだが、
一向に、件のコーナーに乗る気配がない!
キョトンZ???
2回同じ内容のメールを送り、1回だけ、お知らせありがとうございましたという返信メールだけ。
薄っぺらい頭で考えた結果、研究書の書評や紹介は、たとえマスコミに紹介されても、<非該当扱い>ではないか、と思うに至った。
その基準自身、おかしな基準だと思うが、そうとしか考えられない。
でも大学の教員の場合、研究で紹介されるか教育実践で取り上げられるかしかない。
大竹氏のラジオ出演より、今回の読書欄での『スウェーデンの高齢者ケア』の紹介の方が、余程価値があるし、<大学としての広報>の意味・意義があると思うのだが。
私のブログに関心を思っておられ、日々お読みいただいている皆様、どう思われます?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<お詫び>
10月16日10:08現在
東京経済大学のHPの「マスコミに紹介された東京経済大学」を3日ぶりに見たところ、上記の紹介文に関する小生の情報が掲載されていました。
この記事を書いた10月14日には、なかったのですが・・・。
私の勝手な<イジケ>でした。広報課職員の皆様がこの記事をご覧になっていたとしたら、お詫びします。ご容赦ください。
2009年度の教育活動。
2009年度の教育活動について決断しました。
2009年度は、演習(ゼミ)1コマと卒論研究だけ担当します。
卒論研究は、時間割に組み込まれないし、担当コマ数にはカウントされません。我が学部の卒論は選択なので、私のところで卒論を書きたいという学生が一人もいなければ、開店休業となります。
演習(ゼミ)は、多いことは良いことだという単純な判断で、2コマに分けて担当したこともありましたし、今年も全員合格させ24名体制でやっています。
これまで、5年間全員合格させてきましたが(嘘つきました。私の福祉論の受講態度がすこぶる悪いケースがあり、さすがにそのケースは落としました)、ちょっと失敗だったと思っています。
演習(ゼミ)に入ることが就職に少しでも有利になるからという動機で入ってきている場合が毎年一定数います。
ご承知のように(ご存じでない場合も多いですが)、私のゼミは年間を通じて様々な活動をしています。
様々な活動を通じて、友達を増やしてほしいと思っているのですが、友達を増やそうという意欲がないケースもちらほら。
またこれが最も頭にくるのですが、私に対する関心がなかったり非協力的であったりするケース。今年特にひどいのですが、ここ一番という時に、遅刻するケース。合宿中朝こちらが全体に向けて挨拶しているのに、反応しないケース。すでに7か月が経過したが、私が話かければ話はするが、この7か月、私に対して自発的に話しかけないケース。
何度注意しても私語をするケース(これは少数)。
話のきっかけがつかめないことは言い訳にならない。このブログを少し読めば、きっかけだらけだ。つまり私という<ラーゴムに愛想の良い>人間に対して関心のないケース。
11月5日12:00-13:30に、演習(ゼミ)希望者を教室で一人ずつ面接します。ニューフェースだけでなく、継続希望者も面接に来なければなりません。本来の定員は15名なので、今回は合格者を15名以内にするつもり。短時間の面接で相手の人間性をどこまで見抜けるか分からないが、こちらも真剣勝負。
私に対する抵抗勢力になりそうな人間をできるだけ排除することで、本来のサバティカルの趣旨に合った研究体制を整えたいと思う。
色々ぼやいたが、抵抗勢力は少数。ゼミ生の多くは、新しく友達を作っているし、私に協力的だし、私に絡んでくれるし。男女共学のゼミの楽しさを私自身も満喫できている。
目の調子と研究の調子。
3種類の目薬を使うようになってもうすぐ48時間。
ウサギの目になるという変化だけでなく、目がヒリヒリするようになった。薬の効果だと思いたいが。
今まで、目がゴロゴロするとかショボショボする、ヒリヒリするなど違和感を感じたことはない。
ドライアイでもないし。
疲れ目など一度も感じたことはなかった。
現在は、とにかくヒリヒリ感が強い。
困ったものだ。
//////
こんな状況の中でも、やるべきことは、粛々とやってますよ。
昨日は、ずっとカバンの中にあった<査読>を一つ、仕上げた。
新幹線の中で、本文は読んでいたので、車中、<割れないばし>を割りばしにしながら、必要な箇所にメモを書き入れていた。昨晩は3時間で一気にコメントを書きあげた。
私の場合、集中しすぎると、後頭部が熱くなる。久しぶりにその後頭部が熱くなった。これ以上ハッスルすると、研究室内の書類に火が付いてしまうので、打ち止めとした。
外に出ると、夜の風が、私の頭を冷やしてくれた。清々しい風だ。
今月末締めきりのスウェーデン原稿も少しずつ進める。全体ではないが、部分的に初企画物も入れ込みながらの作業。この部分は面白くなりそうだと自分の中で盛り上がりながら仕上げていく。
小生の場合、論文を書くというよりも、粘土のかたまりの小作品をきめ細かく削り込んでいく作業といった感じである。
まず粗く削って、それから、ここ一という部分に拘り、後頭部が熱するまで頑張るのでR.。
締め切りに間に合うのか合わないのか、そのスリルも堪能しながら。今のところ45%ぐらいの完成度か。
ショッキング・GREEEEN!!
目の前が真っ白になる
という表現を越えて、
目の前が
ショッキング・GREEEEN!!に。。。
昨日の夜18:30をもって、私の人生ガラリと変わった。
というのも、昨日の夜から3種類の目薬に日々お世話になることになったのでR。
まず、トルソプト。目薬をさす習慣がこれまでの人生でなかったので、まず目にうまく入るように点すのに、100苦労。左右1滴ずつだけなのだが、強烈な痛み。涙が逆に出てくる始末。
次に、キサラタン。これは手ごわい。これも、左右1滴ずつだけなのだが、目からはみ出て皮膚に付着すると、黒く変色するか発毛すると。
色白ではないので、まああまり気にすることはないのだが、目の下に隈ができるのもまずかろう。一応少しは外見をこれでも気にするので。
発毛するなら、別のところ(後頭部!)につけたいところだが、茶化している場合でない。
3番目がチモプトールXE。これは、トルソプトを点眼した後、使うのだが、粘り気のある薬。目からはみ出ると、目ヤニのように付着するので気をつけなければならない。
3種類とも、激しい薬のためか、目が赤くなる。ウサギのように。昨日薬剤師から、薬の影響で充血しますと言われたが、本当に真赤になる。
昨日、18:30、初診の眼科医から「緑内障です!おそらく3年ぐらい前から進行していたと思います。」と言われ、左目も、右目も視野が欠損している部分を示す図を見せられた。
さすがの私も、緑内障です!と言われた瞬間、テンション↓↓↓↓
視野欠損部位は、左と右で異なるため、つまり補われていたので、自覚症状は全くなかった。
他の病気でもそうなのだが、目の場合、症状を自覚した頃には手遅れということを身をもって知った。
眼圧が高いと指摘され続けて10年。もっと早く視野狭窄の精密検査を受けておくべきでった。
でも、目薬だけで眼圧を下げることができるらしいので、毎日、毎週、毎月、毎年頑張ろうと思う。。。
こんなん、出ましたけど・・・
とてもデザインがいいと思います!
本の中身だけでなく、デザインにも関心があります。
もう少し成長して大人になったら、デザインについても色々とリクエストをしてみたいと思っています。
縦横それぞれ2分割し、左上と右下を濃いブルーにすると、
スウェーデンカラーになります!
それはそれとして、
増田雅暢先生編集のこの本は、230ページで税込2730円です。出版社は、法律文化社です。新評論と同様、編集がとっても丁寧です。
この本では、世界10か国の高齢者ケアをコンパクトに紹介しています。
私のいい加減な記憶によれば、日本、韓国、中国、台湾、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン・・・。
あれ?10番目が思い出せません。メモリーを増設しなければ。
私は、第5章 スウェーデンの介護保障 を書きました。
一読の、そして一購入の価値が
<あると思います!>(天津木村風に)
全国の図書館にも入れていただければ幸いです!
Gratulera!! 南部氏、益川氏、小林氏!
最もホットな話題と言えば、これでしょう。
Gratulera!! ノーベル物理学賞!
南部氏、益川氏、小林氏!
高校時代、化学の次に物理が苦手だったので、受賞対象となった研究内容については、チンプンとカンプンだが、
クオーク6要素仮説を理論化したことが、2002年に実証されたことにより、仮説の正当性が明らかにされたということ!
ですか?
6要素は、アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトム、トップと名づけられています!
か?
それから、物質のもととなる要素は、全て対象性を有すると考えられていたが、対象性の破れが存在することを発見した
ということでしょうか?
こうした天才がどのように育ってきたかということにも関心があります。
で、卒業した高校は、益川氏が名古屋市立向陽高校、小林氏が愛知県立明和高校であることが、インターネットにより、ただいま判明しました。
お二人のどちらかは、私の母校の大先輩かな?と期待して調べたのですが、そうではありませんでした。悔しいです!
天才的な物理学者を育てる環境が名古屋にはあること言えそうです。
益川氏、小林氏の両氏は、若い頃、きしめん、味噌カツ、海老フライ、
ひつまぶし、手羽先を好んで食しておられたのでしょうか。
たぶん、高校生の頃、<寿がきやラーメン>は絶対に食べていらっしゃったと思います。
根拠はないのですが、断言できる自信はあります。根拠なき自信!
とにかく、経済的なドロップが続く中、3氏のノーベル賞受賞は、とっても、すこぶる、明るい話題です!!
写真付きの文書。
先週末、写真付きの文書が郵送されてきた。
脅迫写真ではなかった。
ん?
待てよ。
ちょっと、脅迫っぽい写真であった。
できるだけ早く動くようにというメッセージの織り込まれた写真だから、心穏やかではない。
家族を巻き込む写真ではなく、明らかに私だけをターゲットにした写真である。
ご丁寧にも、2枚同封されていた。
写真の読み込みが難しく、キョトンZなのであるが、とにかく近日中にはアクションを起こそう。
アクションを起こそうにも、週末しか自宅にいないので、決行場所は、国分寺。
前期は、非常勤講師を全くしていなかったが、後期は3つもあるので、月曜から金曜までこちらにいなければならない。だから国分寺。土地勘がないし、遠いところはいやなので、やっぱり国分寺。
決行場所は、国分寺市内に10か所近くある中から、選ぶことにする。
2枚の写真は、ごていねいにも、左と右。
いままで写真をちょうだいすることはなかったので、緊急性が高いと判断し、今週末にはアクションを起こそうと思う。
実は6年ぐらい前から警告を受けていたので、気にはなっていたが、なんとなくアクションを起こせなかった。
眼底写真。
人間ドックからの文書に、精密検査!の文字が目に飛び込んだ。
網膜神経線維層が、左右ともいかれているらしい。
韓国からのオファーにキョトンZ!
9月8-12日にかけて韓国に行ってきたばかり。
ゼミ生22名引率して。
その韓国から、具体的には、<女性政策開発院>という行政組織から横浜の知人を介して、研究発表の依頼を受けた。
韓国語あるいは英語の発表に限定されていたら、速攻で辞退するところであるが、
日本語でもOKとの話。
テーマは、「日本の介護保険実施状況における問題点と政府の政策的対応」。
私にとって、内角高めだが、ストラクゾーン。
思わず、<いいとも!>のバットを振ってしまった。
三振になるのか、フライになるのか、ポテンヒットか、はたまたシャープなシングルヒットになるか分からないが(私の場合、セイフティ・バントや振り逃げもありうる)、
とにかく、チャレンジの気持で引き受けた。
発表する学会は、韓日老人福祉政策比較国際学術会議。
5秒ほど頭をよぎったのは、飛行機問題。
3年前、韓国の社会福祉政策学会から「高齢者の人材活用」について研究発表とシンポジストのオファーを受けた時には、博多経由で高速艇により韓国入りした。
そのため全部で5日間を要した。
今回は、9月の韓国ゼミ旅行で、初めて飛行機(アシアナ航空)に乗ったが、2時間超のフライトはとても快適で怖くなかった。
今回船ではなく、飛行機で行こうと決心。
ということで、11月下旬の3日間あるいは4日間、研究室を留守にします。
平日にその国際会議が開催されるため、院、学部、非常勤と休講をしなくてはいけません。ご容赦のほど。その分、しっかり日本語で国際貢献をしてきます。
今回の各招聘者の発表内容をそのまままとめて本にするそうなので、
いつも以上に細心の注意を払いオリジナリティのあるものに仕上げて発表に臨みたいと思う。
イケアのナゴヤ!確実か?
スウェーデン留学中は、バスに乗ってよくイケアに行ったものだ。
あれからもう10年。早いものである。
そのイケア。今日本には、4店がオープンしている。
船橋、横浜、大阪、神戸。
イケアは国内12店舗まで出店する計画を持っている。
ベスト12に、我が名古屋もランクインしてほしいとここ数年願っていた。
何でも念じてみるものだ。
何と、
何と何と、
愛知県弥富市(金魚でも有名だでよー)に・・・
イケア!
ではなく
「イケア物流センター」がオープンした。
商品を名古屋港に海上輸送し、国内4店舗に配送するのである。
その物流センターの敷地は、27万平方キロメートル。
センター自身の面積は、5.5万。
ということは、
20万 平方キロメートル以上余っているのだ。
この敷地内に、イケア8号店ができても不思議ではない!
名古屋の市章は、漢字の八。
末広がりで縁起の良い、八号店になってほしい。
ペーテルソン社長!
是非、是非、名古屋に来てチョーセ!!
アリエネー!パート1
今週も月曜日正午過ぎ、名古屋駅の人となり、のぞみの人となった。
のぞみの人になる前に、駅弁を買うために並ぶ人となり、『海鮮わっぱめし』とお茶を買う人となった。
『海鮮わっぱめし』は大好物。850円!でら安い!!
そして、でら超美味!
私のような海鮮わっぱめしラー?(ライバル)が多いらしく、運が悪いと売り切れることもある。
駅弁販売はホームに10か所以上あるが、海鮮わっぱめしは中央売り場ともう一か所しかない。
人気弁当なので、全ての販売所で売ればいいと思うのだが、数に限りがある(なまものの部分もあるので)せいか、たった2か所だけ。
海鮮わっぱを製造販売しているのは、名古屋の老舗<松浦商店>。
かって一世を風靡した名物駅弁『トッピングオムス』を開発したのも
<松浦商店>。トッピングの方はコストがかかりすぎるのか数年でやめてしまった。
車中の人となり、お腹がグーしたので、『海鮮わっぱめし』を取り出し、割りばしを割ろうとした時、
大事件が発生!!
割りばしのはずが、生まれて初めて、<割れないばし>に遭遇した。
切れ込みは一応あるのだが、つま先からてっぺんまでどことっても完全につながっているのである。
焦る。焦る。
汗る。汗る。汗る。
焦る姿を隣の座席の女子に悟られてはまずいと思い、とっさに、割れないばしを持って、洗面台のところへ。
幅6ミリの木材を半分に割る力が果たして小生にあるのだろうか?
人間の力は大したものだ。
少し指の色が紫に変色したが、全力で力んだところ、うまく真っ二つに割れた!
今考えると<割れないばし>をデジカメに撮っておいて<松浦>の社長に見せてあげれば良かった。
850円とぎりぎりの値段で勝負しているので、他の弁当に比較し箸のクオリティは極めて低い(失礼!でもほんとだよ)。
これまで、ふにゃふにゃばしには何度も遭遇した。少し無理をすれば、
途中から折れてしまいそうな箸なのだ。
松浦の社長さん!
客に箸問題で不安を抱かせないように、しっかりした箸、つまり普通の箸を付けてくだされ。そのために880円になっても888円になっても客は離れないよ。
このたびの予期せぬ<事故箸>に遭遇したことをきっかけに、私は、カバンの中に
<マイ・ハシ>を入れるように、自己防衛することにした。
でも、どう考えても
アリエネー話!
リフトのこと。
別に、丸々とした小生を吊り上げるリフトのことではない。
別に、私の弛んだ頬を持ち上げる整形のことでもない。
スウェーデンの<介護の付いた特別住宅>にあるリフトのことである。
この5年間良くお付き合いさせていただいている竹崎先生との二人飲み会での出来事。
竹崎先生は単著を9冊ぐらい(業績目録をいただいていないので正確な数が分からないがこの数字に近いことは確か)出版されておられる、スウェーデンの生活保障学の超大家である。
その先生が、スウェーデンではリフトを最近見ないので、使われなくなったねとおっしゃった。
?????
私はスウェーデンに毎年1回は苦手な飛行機を我慢しながら、フィールドワークに出ている。バブリーな年は、年2回も行っていた。バブルが2年ではじけ、今は右肩下がり。今年も行けるかどうか、判断に迷うほど。個人的にも不景気だ。
毎回の研究出張では、必ず<介護の付いた特別住宅>を訪問している。できるだけ異なるコミューン(市)の異なる介護の付いた特別住宅を訪問し、説明を受けるようにしている。
介護の付いた特別住宅には、平均して1ユニット(10名から12名程度)に1台のリフトは置いてある。
リフトはかさばるので、廊下の隅に置いてあることが多い。必要な時に
移動させて入居者の移乗(ベッド→車椅子、車椅子→ベッド)の際に用いている。
スウェーデンの方は、体格がいいし、体重もすごい。介護スタッフの腰痛防止のために、このリフトは必ず用いられる。入居している高齢者の方を、吊り上げるための移動式の機械である。
このリフトを用いる際、転倒事故やずり落ちなどトラブルが発生するので、新人研修では最も力を入れている。
リフトはスウェーデンだけではなく、デンマークでも使われているし、今年2月韓国に研究調査に行った際には、老人専門療養センターに設置されていた。
リフトの使用に関しては、その是否をめぐって見解が分かれるかもしれないが、事実認識として使われていることは確かだ。
社会的影響力の大きな先生のことであるから、是非、事実確認をしていただきたいと思う。飲み会の席でも、ここに書いたことと同じことを申し上げたのだが・・・。
私はエビデンスを求めてスウェーデン在住の親しい介護スタッフの方にメールした。
はい、リフトは1ユニットに1台ありますよ。でも足りないのでもう一台買ってほしいと要求しているぐらいです、と。
私も気をつけなければならないが、事実を事実として正確に理解することの難しさを痛感する。
注:竹崎先生はブログというものをご覧にならない。今回の記事を含めて、先生との話の中で重要だと思ったことを記事にさせていただくことについて了解をいただいています。このリフト問題についても記事にすることを承諾いただいています。さすが大家(おおやではないですよ)はスケールが違います。
ダイエット番組、大丈夫?
バナナが買えない。したがって、バナナ・ダイエットができない。
5日目はできない。ということで4日目で挫折。。。
バナナは果物の中でも面倒ではないので、結構気に入っていたが、毎朝ともなると、ちょっとねえ。
と内心思っていたので、半分良かったかなあ。
まあ、ブームが去ってから、ゆっくり始めることにしよう。ここは、勇気を持って撤退。
しかしである。
これだけ、大ブームになったのは、あのテレビ番組の影響である。再放送してくれたら、しっかり見るのになあ。
何でも、太めの女性歌手M・Kさんがこのバナナ・ダイエットで8キロ?(具体的な数字はよく分からないが)、痩せたという、実例を紹介していた。
この大ブームのエビデンス(証拠)は大丈夫だろうか?
以前、関テレが番組中で、データを捏造していたことが社会問題になったが、今回のダイエット・番組は大丈夫だろうか?
少し冷静になってみればすぐ分かることだが、朝食だけ<バナナと常温の水>を食し、昼と夜は何を食べてもよい。
こんなにハードルが低いダイエットは他にはない。つまり私を含めて、苦労しないダイエットということで2500万人(私の根拠のない推測)のメタボ軍団が飛びついたわけだ。
こんなにハードルが低いということは、効果も小さいのじゃなかろか。
バナナマン諸君!具体的には、日村君と設楽君!
この大ブームはすぐに消滅するだろうから、はやく<バナナ・コント>して絡んでおいた方がエ・エ・デ~。
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